羽田にNY・ロス便など就航 米3社に割り当て 秋以降
2010年5月8日14時7分
【ワシントン=尾形聡彦】米運輸省は7日、羽田空港と米国を結ぶ直行便4便について、デルタ航空に2便、アメリカン航空に1便、ハワイアン航空に1便を割り当てると発表した。ロサンゼルス、ニューヨーク、デトロイト、ホノルルと羽田を結ぶ直行便が、今年秋以降に就航する。
羽田空港の4本目の滑走路が10月に完成し、枠が増えることに伴う措置。羽田と米国を結ぶ定期便は、1978年の成田空港開港以来、32年ぶり。日米両政府が昨年12月、航空会社が路線や便数を自由に決められるオープンスカイ(航空自由化)協定で合意。米航空会社に4便を割り当てることが決まっていた。
アメリカン航空は、「ニューヨーク・JFK空港―羽田空港」の便を10月1日から就航する予定。ハワイアン航空は、「ホノルル―羽田」で10月末に就航する見通し。デルタは「デトロイト―羽田」と「ロサンゼルス―羽田」。
今回の枠には、ユナイテッド航空とコンチネンタル航空も申請したが、漏れた。航空会社は10日以内に異議を申し立てることができるという。
◇
羽田発着の国際線は現在、中国と韓国の計4都市のみだが、10月以降大幅に増える。日米路線は、日本の航空会社にも4便が割り当てられ、日本航空はサンフランシスコ、ホノルルへの就航を申請している。アジア、カナダ、欧州の各都市との路線も、日本と海外の航空会社に各16便程度ずつ割り当てられる見通しだ。
2010年5月8日14時7分
【ワシントン=尾形聡彦】米運輸省は7日、羽田空港と米国を結ぶ直行便4便について、デルタ航空に2便、アメリカン航空に1便、ハワイアン航空に1便を割り当てると発表した。ロサンゼルス、ニューヨーク、デトロイト、ホノルルと羽田を結ぶ直行便が、今年秋以降に就航する。
羽田空港の4本目の滑走路が10月に完成し、枠が増えることに伴う措置。羽田と米国を結ぶ定期便は、1978年の成田空港開港以来、32年ぶり。日米両政府が昨年12月、航空会社が路線や便数を自由に決められるオープンスカイ(航空自由化)協定で合意。米航空会社に4便を割り当てることが決まっていた。
アメリカン航空は、「ニューヨーク・JFK空港―羽田空港」の便を10月1日から就航する予定。ハワイアン航空は、「ホノルル―羽田」で10月末に就航する見通し。デルタは「デトロイト―羽田」と「ロサンゼルス―羽田」。
今回の枠には、ユナイテッド航空とコンチネンタル航空も申請したが、漏れた。航空会社は10日以内に異議を申し立てることができるという。
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羽田発着の国際線は現在、中国と韓国の計4都市のみだが、10月以降大幅に増える。日米路線は、日本の航空会社にも4便が割り当てられ、日本航空はサンフランシスコ、ホノルルへの就航を申請している。アジア、カナダ、欧州の各都市との路線も、日本と海外の航空会社に各16便程度ずつ割り当てられる見通しだ。