Suspirations

日々感じていること

追悼記事に勝手に文句をつけている人の神経が理解できない

2016年01月17日 18時55分39秒 | 日記
このブクマを見て、追悼記事に勝手に文句をつけている人の神経が理解できない。何の権利があって文句を言っているのか。これに文句を言えるのは本人と家族だけであって、赤の他人が追悼記事についてクレームをつけるのは全くの見当違い。

これは、例えば「葬式を出すこと」や「墓を作ること」に他人がいちゃもんをつけているのに近い。

と、こんなことを書いてみようと思ったのは、最近アウシュビッツに行ってきたから。
そこは「誰が死んだか」について、誰も関心を持たなくなった世界がどれほど怖いものか、実感させられる空間だから。
人が、人格を持った個人としてではなく、単なる動物として扱われる世界。

追悼記事には、人間の死を「単なる生物の生命の終焉」ではなく、「人格を持った個人が亡くなったこと」を改めて意識させるためのものでもあると思う。

どうして、日本人はそれを忘れてしまったのだろう。


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