寄付は投資

少し前のことだけど、ユニセフシンポジウムというのに行ってきた。

日本ユニセフ協会・ユニセフシンポジウム

ソマリアの現場で実際に支援をしている國井修さんの話、アグネス・チャンの「ソマリア視察報告」など。

アグネスチャンも（日本ユニセフ協会も含めて）いろいろ悪くいわれることもあるけれど、生で見るとすごいカリスマがあるなーと思った。言葉に説得力があるし、もしアグネスチャンが営業をしていたら説得されて買ってしまいそう。

ところで、パネルディスカッションの中で、企業が慈善活動をする意味は何か？という質問が出たけれど、寄付っていうのは「恵まれない人」に「施し」をするということではなくて、広い意味での投資なのだと思う。
世界中、そして自分の周りに不幸な人が溢れていたとしたら、その中で自分が金持ちであっても、幸せになることは難しい（少なくとも自分は）。
もし寄付をすることで、0.001 % でも幸せに生きる人が増えるのであれば、それは回り回って自分のところにも返ってくるはず。
だから、寄付は投資。ただし配当を受け取るのは全世界の人。