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時計仕掛けのキャンディ

お人形・おもちゃ・ホビー関連の個人的感想や自作のカスタムヘッドの話から世間話レベル今日の出来事まで…まとまりなく展開中。

ヘアセット①~水溶性木工用ボンドの水溶き編

2010-03-01 23:29:46 | 製作バックステージ
水溶きボンドを使ったヘアセット方法です。
これにはリスクがあり、髪が黒い系だとボンドが白く浮き、不潔に見える場合もあります。
濃度にもよりますが、乾燥後に白く固まることもあるので、若干の慣れが必要かもしれません。
それからキープ期間も永久ではありません。
扱い方により期間は変化しますが1年以内かそれ以下と思います。
たまに霧吹きかけて手直し乾燥するなどメンテが必要です。
※こちらの情報はToyDolls個人のメモであり、現在も試行錯誤中ですので正しい方法ではありません。

それではメモ公開です。

①まず準備するもの。
・いらない容器。
私は捨てパレットを使っています。
・水。
霧吹きやスポイトなどがあると水の調整ができます。
・綿棒や筆など撹拌用の使い捨てできるもの。
指という手段も…あるけどベタベタするぞッ。
・ピンセットやくし、爪楊枝などへアセットできるもの。
・水溶性木工ボンド。
画像はダイソーのですが、できればコニシ(株)さんのが使いやすいかもです。
・モデル植毛済みヘッド
ヘアカットやヘアセットはある程度完了した状態のものです。


②ボンド固定したい部分を確認します。
今回は前髪部分のみ固めます。
フェイスに極力付着しないようスリープ(ビニールの輪)を自作し、顔を隠し前髪部分のみ出します。


③ボンドを少量出します。
1/6ヘッド1個の前髪ぐらいならお刺身しょうゆにわさびな感覚で出してみて下さい。
使いまわし出来ないのでいっぱい作ってももったいないよ。


④ボンドに少量ずつ水を加えます。
絵の具をうすめるのと同じ用量です。


⑤ボンドが溶け難いのでダマ団子になるのですが、根気よく優しく滑らかになるまで撹拌します。
綿棒なら2,3本交換します。
少し手につけて擦ると多少ベタベタと粘着性があるくらいの濃度です。
色は白絵の具、「コレちょっとうすめすぎじゃないか?」という水っけ加減。
あまりボンドが濃いと白浮きし、ガチガチに固まります。
この加減はある程度、テスト実験してから本番に挑みましょう。


⑥綿棒にたっぷり染み込ませます。


⑦いよいよヘッドへの塗布段階です。
②の工程で準備した状態で、霧吹きなどでかるく濡らしヘアセットしやすくします。


⑧ピンセットや爪楊枝、まつげ用のミニコームなどで固めたい髪型に作ります。
今回は前髪部分だけアニメ風にしてみるつもりです。


⑨ヘアメイクができたら、少量づつ、何度かに分けて水溶きボンドを前髪に染み込ませます。


⑩滴り落ちるほどはしなくて大丈夫です。
固定が足りなさそうな時は、ちょい濃い目に水溶きボンドを作りましょう。
このまま自然乾燥させ完成です。

モデルとして使わせていただいてますのはオーダー頂いたSさまにお迎え頂いた子です。
モデルありがとうございました!



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