


【常識チェンジニスト】クラーク山田です。
その人とは、かつてオウム事件のとき信者の逆洗脳で有名になった、脳機能学者の苫米地英人さんです。
この方の著者略歴を見ると圧倒されるほど多く、「なんだか凄そうだけど、何となく怪しい」感じを受けます。
youtubeで「博士も知らないニッポンのウラ」という配信サイトの番組がUPされていてゲストで何度か出演されていました。
ひと通り観たのですがその中でのトークがなかなかぶっとんでいて面白く、もしお時間があれば観ていただきたく思います。
著書もこれまで100冊以上出ていますが、昔一度読んだ「夢が勝手にかなう脳」(2009年 講談社)
が家にありふと目に止まったのでまた読んでみました。
この方の文中によく出てくる言葉として、
「抽象度を上げる」~物事や事象の本質をより少ない情報でとらえること。より高い抽象度はそれよりも低い抽象度の存在全てを包摂する。(ネコ→哺乳類→動物)
「コンフォートゾーン」~意識の中にある居心地のいい場所。このエリアにいるとき、人は最大限の
能力を発揮する。
「エフィカシー」~何事かを実現する能力に対する自己評価のこと。自分はできる、やり遂げられると確信する感覚。
「アフォメーション」~将来自分が思い描いている姿を心の中で事実として認識し自分に対して宣言すること。
「ゲシュタルト」~不完全なものや一部分からなるものに接したとき、矛盾や不一致を減少させ全体・全容をとらえる脳の機能のこと。
「スコトーマ」~人間は無意識が設定した重要なもの以外は認知できない。眼科用語から転じて認知に盲点が生じることを指す。
などがあります。
今私たちは4次元空間(縦・横・高さ+時間)に生きているという認識ですが、物理学の世界では5次元説や11次元説(超ひも理論)などがあるそうです。
いずれにしても人間の目には見えない次元の話になるのですが、苫米地論(機能脳科学)では
「人の思考・情動はその物理空間とは違うA次元(アブストラクト次元=抽象次元)にまで連続的に広がっている」
という立場をとります。
そして人類の凄いところは、「肉体を4次元空間に置きながらも、脳と心は宇宙より大きなA次元空間まで広がっている。」というのです。
ですので、まずゴールの抽象度を上げてA次元にリアリティを持たせ、それを感じることができるようになれば視界を遮る物が何も無い中で自分の役割が「見えて」くる
→ 日々まったく無駄の無い行動をとるようになる
→ 夢がかなう
という訳ですが、実際書いている私も明確にはわかりません。(笑)
ただなんとなく凄そうな理論です。
もう既に使って結果を出している人もいるかも知れません。
ちなみにyoutubeには苫米地英人×小玉歩対談もあり、またあの土屋ひろしさんも苫米地ファン?
らしいです。