九州南部は昨日梅雨入りしました。
先日からの雨はやはり梅雨の走りだったのか。
昨日今日と、しとしとと、時にはザァ~っと雨降りです。
そしてちょっとうすら寒い。いきなり梅雨寒か?
その梅雨入りした南九州では、五月のお節句のお団子の一つとしてあくまき(灰汁巻き)を作ります。
鹿児島発祥のお団子です。
宮崎の皆さんはよくご存じでしょうが、ご存じない方々のためにどんなものだか説明しますと…
洗ったもち米を木灰で作ったあく汁に漬けた後竹の皮に包み、あく汁ごと煮る
と、まあ、簡単に言うとこういったものです。
(鹿児島市HPで紹介されている作り方はこちら)
出来上がるまでにかなり時間(日にち)がかかります。手間もかかります。
昔は五月のお節句の頃には大量に作る というご家庭が結構あったようです。
今は、時期をえらばすお店やお土産屋さんで売っています。
その市販品を「この団子が柔らかくて美味しいから買ってきた~」と頂きました。

竹の皮をむくと…

あくまきはもち米がほとんど餅状になっています。色は灰汁で飴色になっています。
飴色よりべっこう色になったものの方がより美味しいようです。
餅状ですが冷えていても普通の餅と違って柔らかいんです。
でも、柔らかいからといって包丁で切るととんでもないことになります。
包丁にくっつきまくります。だからこれを糸で切ります。

そうするとこんな具合に綺麗に切れます。

これを手で触ると手にねっちりくっつきます。剥がすとその残骸が手に残ります。
これが水で洗ってもなかなか取れませんのですよ
食べやすいように小さくするのも糸でしますが、これも結構手間。まあ、こんな風です。

母と姉は好きですが、私はあくまきが苦手。
全く食べられないというわけでもありませんが、食べなくて済むならそうしたい。
材料がもち米なので、我が家ではお餅と同じ扱い…つまりご飯代わりです。
あくまき自体に味は無い(灰汁の風味というか匂いはあります)ので、何かつけて食べます。
母と姉はお醤油をつけて食べるのが好きですね。
他にお砂糖、きな粉、黒砂糖など、食べ方はやはりお餅と同じようなものです。
今回これを4本も貰ったので、しばらくは「あくまきな日」が続きそうです。
あ、冷蔵庫に長く入れておくと堅くなります。かといって常温では立派にカビがきます。
といっても外側の竹の皮にカビがくるのであって、中は大丈夫のことが多いんですけどね。
こういう、作るのもまた扱いもやっかいなものを、
九州南部の人々は昔から手間を惜しまず作って食べているんですねぇ。偉いなぁ。
我が家でも冷蔵庫の無い時代はカビと競争で食べなきゃなりませんでしたよ…。
(母はあくまきを作ったことはありません。全て頂きもの
)
先日からの雨はやはり梅雨の走りだったのか。
昨日今日と、しとしとと、時にはザァ~っと雨降りです。
そしてちょっとうすら寒い。いきなり梅雨寒か?
その梅雨入りした南九州では、五月のお節句のお団子の一つとしてあくまき(灰汁巻き)を作ります。
鹿児島発祥のお団子です。
宮崎の皆さんはよくご存じでしょうが、ご存じない方々のためにどんなものだか説明しますと…
洗ったもち米を木灰で作ったあく汁に漬けた後竹の皮に包み、あく汁ごと煮る
と、まあ、簡単に言うとこういったものです。
(鹿児島市HPで紹介されている作り方はこちら)
出来上がるまでにかなり時間(日にち)がかかります。手間もかかります。
昔は五月のお節句の頃には大量に作る というご家庭が結構あったようです。
今は、時期をえらばすお店やお土産屋さんで売っています。
その市販品を「この団子が柔らかくて美味しいから買ってきた~」と頂きました。

竹の皮をむくと…

あくまきはもち米がほとんど餅状になっています。色は灰汁で飴色になっています。
飴色よりべっこう色になったものの方がより美味しいようです。
餅状ですが冷えていても普通の餅と違って柔らかいんです。
でも、柔らかいからといって包丁で切るととんでもないことになります。
包丁にくっつきまくります。だからこれを糸で切ります。

そうするとこんな具合に綺麗に切れます。

これを手で触ると手にねっちりくっつきます。剥がすとその残骸が手に残ります。
これが水で洗ってもなかなか取れませんのですよ

食べやすいように小さくするのも糸でしますが、これも結構手間。まあ、こんな風です。

母と姉は好きですが、私はあくまきが苦手。
全く食べられないというわけでもありませんが、食べなくて済むならそうしたい。
材料がもち米なので、我が家ではお餅と同じ扱い…つまりご飯代わりです。
あくまき自体に味は無い(灰汁の風味というか匂いはあります)ので、何かつけて食べます。
母と姉はお醤油をつけて食べるのが好きですね。
他にお砂糖、きな粉、黒砂糖など、食べ方はやはりお餅と同じようなものです。
今回これを4本も貰ったので、しばらくは「あくまきな日」が続きそうです。
あ、冷蔵庫に長く入れておくと堅くなります。かといって常温では立派にカビがきます。
といっても外側の竹の皮にカビがくるのであって、中は大丈夫のことが多いんですけどね。
こういう、作るのもまた扱いもやっかいなものを、
九州南部の人々は昔から手間を惜しまず作って食べているんですねぇ。偉いなぁ。
我が家でも冷蔵庫の無い時代はカビと競争で食べなきゃなりませんでしたよ…。
(母はあくまきを作ったことはありません。全て頂きもの

でもクレアさんは苦手なんですね~。
九州南部に行ったら食べてみなきゃ^^
やはり灰汁のアクが曲者ですわ
好きな人は大好きみたいですけどねぇ。
ぜひ食べにお出で下さい。
東京だったら新宿の「こんね」あたりで売ってるかもしれませんが。
それより鹿児島のアンテナショップなら確実ありますね。
でも手にべったりついて大変なのですね。
アクという事は、ちょっと渋い感じなのでしょうか。
きな粉と一緒に食べてみたいです。
食べた後のお皿やお箸は念入りに洗わないとなかなかとれません。
私は、きな粉をた~っぷり、あくまきちょっぴりで食べることにしています。
(40年も昔?ヒェーーー
ご近所でもあくまきを作ってて、
母も作ってましたが。
灰汁の加減で、苦ーーーーーくなる人のもあって。
「苦いね」と言いながらも食べてましたわ
手にくっつくのは、触れる前に手を湿すといいですよ。
ってか、それは失敗作なのか…?
そうだよね、手でつかむ前に手をぬらしておけばいいのよねぇ。
都城の叔父から送ってきたあくまきが苦くて…勿体ないから…食べましたが。
でも食べる前に知人におすそ分けしてて「しまった!」と思ったり…
あくの加減は難しいんですな
我が家ではないんじゃないかなぁ。
商売用でも苦いのがあるんだ…。
食べてみないとわからないことですものね。
結構難しいのね、あくまき作り。