Claraの矯正治療日記

唇顎口蓋裂に起因する顎変形症の外科矯正日記。矯正を始めて三年経過。顎矯正手術後の矯正はあっという間に終わり保定に突入!

CT撮影

2013-08-30 11:37:25 | 形成外科

「CT撮影」というタイトルをつけたので「口腔外科でついに撮影したのか!」と思われるかもしれませんが、手術予定の口腔外科ではいまだに撮影していません。顎骨切りをする場合、矯正が進んでから撮影するのが一般的なのかどうか知りませんが、私の場合子供の時に受けた手術の結果(特に顎裂骨移植について適切だったかどうか)はCTを見ないとわからないとのことで、撮影がいつになるのか気になっていました。さっさと撮影してくれれば良いのに、と思っていましたが、こちらからお願いするのもどうかと思い、言い出せないでいました。

しかしこのCT撮影、思ってもいないことから実現しました。
以前からうなじにできていたしこりが気になっていましたが、痛いわけでもなく大きくもならないことからそのままにしていました。しかし血栓の病気かもしれないという疑問もあり、だとすると最近シミの治療のために皮膚科で処方された薬(トランサミン)を飲み続けると良くないかもしれません。
こういう疑問はどの科でお聞きしたら良いかわかりませんでしたが、血管系の科がある病院に聞けばよいだろうと思い、電話してみました。まず総合的に診てくれる科がないかお聞きしましたが、それはないとのこと。去年瞼にできた脂肪腫を取っていただいた形成外科のある病院なのですが、その治療の際にもお聞きしたことがあると言ったらあっさり形成外科で受診することになりました。

うなじのしこりはおそらく脂肪腫ということで(実際そうでした。)、特に心配はなさそうでしたが念のため検査しましょうかということになりCTかMRIを撮ることに。CTのほうが大事(おおごと)のような印象ですが、MRIは予約して別な日に撮影しなければならず、そのまますぐ撮影できるCTにしていただきました。
CT撮影後気になることを技師さんにお聞きしました。
「このCTは骨や歯なんかも写るのですか?」

「写ります。」

頭部全体(?)が写るというような話を聞き、(しめしめ・・・)と思いながらその日は帰宅しました。

そして今日、脂肪腫の結果よりもそちらのほうを気にしながら受診しました。
脂肪腫のほうはもし取るなら一泊程度の入院が必要になりそうで、今のところそこまでする必要はないかと判断し、気になることを質問しました。
形成外科の先生、とても気さくな方なのでお願いしやすくてラッキーです。
ちゃんと画像を動かしながら説明してくださいました。
骨の部分は一応写っていますがやはり脂肪腫を見るために撮影されたものなので、精度は悪いです。
それでも顎裂部の骨の状態がある程度わかりました。

専門家が見ると何というかわかりませんが、一応歯茎の部分の骨(歯槽堤?)は連続していました。
この骨について形成外科の先生はあとからできた骨なのかどうかはわかりません、とのこと。
この骨、幅が充分あるのかどうかわかりません。
さらに硬口蓋部分ですがそこはやはり溝ができていました。(左側唇顎口蓋裂なのでそちらがわに)

顎裂の両脇の歯は矯正前はそれぞれ顎裂に向かって傾いていて辛うじて隙間が少なく見える生え方をしていました。そしてその顎裂部分の歯茎は縫い合わせたような外観でとりあえずくっついています。
外観はそうでも中の骨(歯槽骨?)は連続していないのかもと思っていましたが、もし連続しているのなら歯は動くのでしょうかね?そうなれば内側の歯も表に出しやすくなるかもしれませんが、どうなることでしょう。

あと形成外科の先生に聞きそびれてしまいましたが、この状態は「土台がある」と言えるのでしょうか?
去年外科矯正後の鼻の修正についてお聞きしたところ、「土台があればできます。」とおっしゃっていましたが。

 


外科矯正後の鼻の形が気になります。

2012-09-14 13:05:35 | 形成外科
6月に受けた小手術(矯正とは全く無関係)の経過観察のため形成外科に行ってきました。
手術後7月に一度行っていますが、二度目の通院です。
予約は入れるけれど来なくても良いというものでしたが、ついでにお話しておきたいこともあり通院しました。
この日の予約は手帳に書いてあって、何度も見たつもりだったのに時間が間違っていました。
診察券を機械に入れてからそれがわかり、焦ってしまいました。
つまり本当は13時予約だったのに手帳では3時に見えたのですね。1の部分がVに見えて、急いで書いたから勢いでVと書いてしまったのかと思い込んでいました。
急いでいても紛らわしい書き方にならないように注意する必要がありますね。
確か清算の時に予約表が出ていたのですがメモしていたのでもう一度確認することもありませんでした。

このA病院、実は10日ほど前にも別件(婦人科)で行っているのですが、ある先生の手術を希望していたのに結局ダメということになり、それだけなら良いのですが、かなり厳しくそれについての話をされたところです。その先生の手術を希望するため病院の地域医療連携というシステムを使ってB病院から予約を入れ(かなり面倒)、家族同伴が原則であるため夫に休みを取ってもらって行ったのです。準備万端で臨んだのですが、結果は思うようにいかなかったのですね。
婦人科のこの先生の診察に遅れて行ったらとんでもないことになりそうですね。(患者も多いし。)

まず総合受付でうっかり間違えた話をすると、「形成外科で直接言ってもらうほうが良いですね。」と言われ形成外科受付へ。
恐る恐る話をすると、「たぶん大丈夫です。」と言われしばらく待ちました。
結構待たされたためそのあとの予定が心配になりましたが、自分の過失なので文句は言えません。
呼ばれて診察室に入る時、女性看護師さんから「うっかりしちゃったの~?」みたいに聞かれました。
診察室に入るとイケメンぽい(私がイケメンと思うだけですが、茶髪で優男みたいな先生です。婦人科の例の先生とは正反対の雰囲気です。)先生が笑顔で迎えてくださいました。
前にも書いたけれど(形成外科カテゴリーからご覧ください。)公立病院の形成外科より美容外科のほうが似合う雰囲気の風貌です。
「申し訳ありません~。」とお詫びをしましたが、先生は笑顔でした。傍には研修医らしい若い男性が。

小手術の痕はまったく問題なく、「これでいったん終わりにしましょう。」と言われたので、「お聞きしたいことが・・・」と話をしました。
お聞きしたのは、顎の手術(上下骨切術)の後鼻の形が変わった場合先生に対応してもらえるか、ということと、その際保険が適用されるかということの2点です。
この先生はどちらかというと褥瘡とか火傷とかが専門っぽいので鼻の形成はどうかと思っていましたが、「土台(骨)がしっかりしていればできますが、骨から治療するのであれば大学病院のほうが良いです。」とのこと。やっぱり皮膚のほうが専門ということですね。
そこで「手術をする口腔外科はどこですか?」と聞かれ「B病院です。」答えると、「そこにはC大学病院の形成外科医が週1で行っているので、口腔外科の先生にその話をしてお願いしたほうが良いですね。」と言われました。確かにそのほうが良さそうですね。
A病院の形成外科で小手術をしたのは自立支援医療機関になっていたので様子を見るという目的がありました。ここの形成外科の先生は鼻の下の傷痕をきれいにするということはできる方なのかなと思います。小手術の痕もきれいですし、何より話しやすい雰囲気が良いなと思っていましたが、専門外のことでは仕方がありません。
B病院には形成外科がなく整形外科に週1で形成外科医が来ているのは知っていましたが、どういう先生なのかよくわからなかったということもあってそちらはまったく考えていませんでした。大学病院の先生だったのですね。
保険はおそらく適用になると思うけれど・・・という話でした。

去年の12月に障害者手帳を取得した時同時にもらった福祉医療費受給者証、9月いっぱいで更新しなければならないと意識していましたがやっとそのための通知が届きました。
これがあるため現在の私の医療費負担は0割なのです。普通は1割負担になるところでも0割です。口唇口蓋裂関連でない治療でも適用されます。
自費診療に関しては当然自費になりますが、口唇口蓋裂なので矯正治療に関連する治療は保険適用扱いになっています。(つまり矯正も0割です。)
口唇口蓋裂で私と同じような状況の方でも手帳を取得されていなかったり、福祉医療費受給者証がもらえない方もいらっしゃると思うのですが、うちの市では4級でもこの受給者証がもらえるためありがたいです。
今度婦人科関連で自費診療を考えていますが、本当に頭が痛いです。まあ他にかかってないので仕方がないですね。

形成外科に行ってみた

2012-06-09 16:39:12 | 形成外科
書きたいことがたくさんあるのですが、PCからの投稿ができないため分けて投稿します。

左まぶたの黄色腫が気になっていたこともあり、ついに形成外科に行ってみることにしました。この黄色腫は4年前にできたもので大きさは変化せず直径数ミリ程度を保っていました。どこで診てもらえばよいのかわからなかったし、保険適用になるのかもわからなかったので、時が経ってしまいました。
自立支援医療で治療していただける近隣の形成外科を検索していたら(もちろん口蓋裂修正治療です。)黄色腫の治療もしているらしいことを突き止め、先日予約するに至ったというわけです。
口唇口蓋裂修正は急いでないし、参考程度にお聞きしたいだけだったので、黄色腫のことがなければ形成外科に行くこともなかったと思います。

担当の先生は思っていたより若く、気さくな雰囲気でした。堅い雰囲気の公立病院の先生なのですが、どちらかといえば美容外科の先生の雰囲気でしょうか。美容師みたいにも見えるルックスでした。

黄色腫は今月中に日帰り手術があります。保険適用ということでほっとしています。
鼻の下の傷は特に気にしてないし治療も急がないと前置きしてお話を伺いましたが、矯正で上顎が前に出てくると、今まで目立たなかった傷痕が光の当たり加減で目立つようになるかもしれないと言われました。
いずれにしても外科矯正が進んで修正の必要性を感じたらお願いすると思います。