産業技術短期大学 ものづくり大好き人間大集合!

産業技術短期大学ものづくりプロジェクトの活動記録です

ものづくりに興味のある方はぜひ見ていって下さい!

ベンツ一号車製作!!その34 産業技術短期大学 Benz Patent Motorwagen

2015-11-12 18:35:08 | ベンツ一号車

以前説明さしていただいた木箱の完成についてになります。

まず最初にこちらが完成したものになります!!

こちらはイグニッションプラグなどの電子機器類の配線を入れるための箱になります。

今回は箱ではなくベンツと木箱を繋ぐフレームについて説明します。

次の画像が塗装前のフレームになります!

こちらは元々まっすぐな鉄の板を機器を使って曲げたものになります

曲げる際に使用した機器と言うのがこちらになります。

名前がベンダーと言います。

こちらの機器の使い方はレバーを引いて油圧を上げることで固定物が下がるので

その凸の先に板を置いて、さらに固定物を下げることによって板を曲げていきました。

次に色を塗る前に穴を空けました 。

この穴はベンツ本体と木箱とを繋ぐために

必要なネジをつけるための大切な穴になります。

そしてこちらがフレームの完成の画像になります。

 


ベンツ一号車製作!!その33 産業技術短期大学 Benz Patent Motorwagen

2015-11-11 19:56:53 | ベンツ一号車

今回もベンツ一号車の軸受けの紹介をさせていただきます。

まず最初にマシニングで穴をあけるためにプログラムをつくります。(下図)

 

 

 

 

さあ、いよいよマシニングで作業して

 

 

フライスで表面をキレイにしていきます。その後に穴をあける作業です。(1個を20分×4)

作業が出来るまで緊張してました。

ついに完成です。さあ、ベンツに取り付けていきます。

 

実際に取り付けてみるとかっこいいですね。

ここまで出来るまで何回も砂型を失敗したり、鋳造で失敗したりしてその都度二人で意見をだして工夫していきました。

この軸受けが出来たときはすごく感激しました。


 ベンツ一号車製作!!その30 産業技術短期大学 Benz Patent Motorwagen

2015-11-05 18:12:00 | ベンツ一号車

こんにちは!

 

 今回は軸受の鋳造について紹介します。

 

これが軸受の木型です。

 

これを砂の中に埋めて型をとります。

 

 

このように木枠の中に木型を入れ、上から砂を入れていきます。

 

 

次に上型を作ります。

同じように砂を詰めていきます。

押し湯の効果を高めるため、湯口を高くしました。

次に木型を抜きます。

綺麗に抜けました!

 

 次はいよいよ鋳造です!

ここまでに2か月かかりました。

さあ、気合を入れていきましょう!