世界の中心で愛をさけぶ

監督： 行定勲　
出演： 大沢たかお ， 柴咲コウ ， 長澤まさみ ， 森山未來 ， 山崎努
製作国：日本　２００４

泣けると話題の映画だったので見てみました。
泣かせよう泣かせようというベタなストーリーにみごとにハマり
数カ所で涙してしまいました・・
このベタなストーリにハマれないとつまらない映画だろうなぁ。
主人公の高校時代の回想シーンがほとんどなんですが、高校生役を演じた
長澤まさみと森山未來がものすごく良かった。
この二人でなければこんなに泣けなかったかも。
時代背景も私が高校時代を過ごした時期と重なるので妙にはまる映画でした。
ラストに流れる曲の平井堅の「瞳をとじて」は聞き入ってしまいます。
素晴らしい。

コンクリート

監督:中村拓
出演:高岡蒼佑 小森未来 三船美佳
製作国:日本　２００４

この作品は「綾瀬コンクリート殺人事件」を映画化したもの。
上映に反対が多く、1週間だけ単館で上映していた時に見に行きました。
（今はDVD化しているそうです）
100人程度しか収容できない小さな映画館で警備員が警護している中での
上映でしたので重々しい雰囲気でした。
上映反対者からの妨害等があるかもしれないという配慮のようです。
遺族の事を思うと映画化は心が痛みますが、この事件に関わった少年が
刑を終えて出所してからまた拉致をして暴行をする再犯があったばかり。
こんな事件を起こしておいて反省していないのです。許せない・・


16～18才の少年が通りかかった女子高生を拉致監禁して、41日間に渡って
あらゆるリンチを加え殺害しドラム缶にコンクリートを詰めて遺体を捨てた事件。
主犯の少年が高校時代にいじめにあい高校を中退するのだが、現場工事の仕事につき
結婚を約束する彼女もできる。しかし、暴力団事務所に出入りするようになり
暴力団の資金集めの為に恐喝や窃盗を始める。
そしてエスカレートしていきレイプも繰り返しコンクリート事件へと繋がる。
女子高生を監禁していた場所は親も一緒に住んでいる少年の家だった。
親は子供の暴力が怖くて監禁に気づいても何も言えないのだ・・
少年も一人だったらここまで凄惨な事件にならなかっただろう。
リンチやレイプシーンはその壮絶さを想像させるが、実際はもっと酷かったと聞く。
なぜ何も罪のない女子高生がここまでされなければならないのか憎しみで一杯になった。
あまりにも悲惨すぎる。
見終わった後はとても嫌な気分になりながら家路につきました。
犯人も同じ目にあわせてもらいたい。そうでなければ心からの謝罪と反省は
望めないような気がした。



女子高生のご冥福をお祈りします・・

ガーフィールド

監督： ピーター・ヒューイット　
原作： ジム・デイヴィス　
製作： ジョン・デイヴィス　
声優： ビル・マーレイ ，アラン・カミング　
出演： ブレッキン・メイヤー ， ジェニファー・ラブ・ヒューイット
製作国：アメリカ 2004
ジャンル： コメディ/ファンタジー

猫好きな私にはたまらなくおもしろい映画でした。
おデブで生意気な猫ですが憎めない奴（笑）
ガーフィールドのダンスは最高！
映像も実写に溶け込んでいて素晴らしかったです。