そういうわけで、R17ではCinema4DにHoudiniで作ったデジタルアセット(Houdini Digital Asset,HDA)を読み込めるようになる(R16も16.050から対応できる)わけですが、じっさいどうなん?と思ってR17体験版をインストールしてHoudiniのApperenticeLearningEdition(無料体験版)をインストールしたんですが、これでデジタルアセットを作ったとしてもCinema4Dでは読み込んでくれないのです。理由はこの体験版が作り出すHDAのファイルは通常版とははっきり区別されていて拡張子に.hdancというnc(ノン・コマーシャル:非商用版)のファイルなのです。Cinema4D側ではこの非商用版のhdancファイルは読み込みません。
困ったので、SideEffectSoftware社のホームページでHoudini Engine Indieというのが年額99ドルで使えるというのがあって、じゃあこれを買えば大丈夫なんだろうと思って気楽に購入したら、ダメだったんです。これはエンジン自体のライセンスだそうです。なんのこっちゃ。自分でデジタルアセットを作るには年額199ドルで使えるHoudini Indieを購入する必要がありました。つまり99ドルはドブに捨てたってこと。これなんのためにあるん?
よくわからんけど、Cinema4DでHDAを使いたいけど自分でHDAを作ることはないような場合はHoudini Engine Indieでいいのかも。多分、おそらく。その場合も.hdancのデジタルアセットは読めない。
Houdiniのファイルには普通のファイルと、Indie版で作ったlc(limited commercial、限定商用版)が拡張子につくファイルと、無料体験版で作ったnc(非商用版)があってややこしいです。
Houdini Engine IndieはHoudini Indieから更に(レンダリングが出来ないとか)機能を絞ったやつだろうと思い込んでいて痛い目をみました。とほほ。正式版とか将来のバージョンではまた変わるかもしれないけど。
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