ホロヴィッツを目指して

インベンション進めてます(一向に進みません)

バンコクとホーチミンに行ってきました

2010-03-31 20:29:02 | 日常
22~26の5日間、友人と三人でタイとベトナムに行ってまいりました。
バンコクではアユタヤ遺跡(ローマのパラティーノの丘に似ていた)などの世界遺産、ホーチミンではベトナム戦争のクチ・トンネルに行ったり、市場などで地元民とおしゃべり。(皆日本語が達者)











あとはマッサージを計3回してもらった。安いのに2時間とか。
平均気温が35度くらいで湿気もすごかったため汗だくだったけれど、とても楽しかった!
アジアも素晴らしく面白いところだ。

ちなみに明日から就職です。がんばりますよ。

10.03.20 アルド・チッコリーニ

2010-03-20 20:15:18 | コンサート
豊田市コンサートホールにて一人で。
このコンサートホールは高校生の時にプレトニョフ(まだピアニスト時代)を聴いて以来。

ープログラムー
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960
~休憩~
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

アンコール
エルガー:愛のあいさつ
ファリャ:火祭りの踊り

チッコリーニは昔から生で聴きたかったピアニスト。
音源はサン=サーンスのピアノ協奏曲全集しか持っていないのだけど、その演奏はこのコンチェルトの良さを存分に出している。つまり弾きっぷりが半端じゃない。
若い頃は超絶技巧で鳴らしていたチッコリーニも、今は84歳だそうで、高齢なのに来日するのは本当に凄い体力だと思う。

ちなみにピアノはYAMAHAでした。ファツィオーリではなかった。
肝心の演奏。どれもこれも素晴らしかった。
シューベルト最後のソナタは、通常はペダルを使う箇所をノンペダルで弾いていたりして、ハッとさせられた。全く違和感がなくて、むしろ新鮮で良かった。
ピアニッシモが良い。
一転、ムソルグスキーでは超絶技巧を見せてくれた。「バーバヤーガ」なんかは、今まで出さなかった強音を使ってバリバリ弾いていて、それはもうエグかった。巨匠といわれるピアニストの本気を見てしまった気がする。
キエフの大門が終わると会場はブラボーの嵐でした。

アンコールは特に良かった。
エルガー、開始1秒で(ほんとに!)ウルウルしてしまった。自分でも意味が分からなかったけれど、とにかく美しいだけではなかった。
最後のファリャは、ルービンシュタインがよく弾いていたピースなので知っていたのだけど、これも「バーバヤーガ」同様バリバリ弾いていて、チッコリーニの凄さを再認識。
滅多に聴けないようなコンサートだった。
願わくば、これからも健康のまま、現役を続けてほしい。

京都・広島旅行 卒業

2010-03-20 19:57:46 | 日常
3月16日~18日まで京都と広島に行っていました。
京都では金閣寺や銀閣寺を周って、夜に待ち合わせしていた友人Hと合流し、その日はHの下宿先に泊めてもらった。

17日朝から新幹線で広島に行って、厳島神社や原爆ドーム等を見物。
厳島神社では焼き牡蠣やカキフライを食べまくった。超絶美味。





夕飯は広島風お好み焼き。
駅前のホテルに泊まって、18日は広島城と広島センター街をブラブラしつつ、食べ歩きをした。
夜の新幹線で帰宅。

19日は大学の卒業式。
昼は祝賀会で飲み、夜は内輪の飲み会で飲む1日。
楽しい大学生活でした。学校にはまだ卒業していない友人もちらほらいるけど、とりあえずの区切りとして、とても感慨深かった。

ところで、22日からタイとベトナムに行ってきます。中学からの友人と3人で行くので楽しみ。

10.03.08 澤カルテット

2010-03-12 19:31:10 | コンサート
宗次ホールに一人で。

ープログラムー
モーツァルト:弦楽四重奏曲第3番ト長調 K.156
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番へ長調 Op.96「アメリカ」
~休憩~
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番へ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」

アンコール
モーツァルト:弦楽四重奏曲ニ短調より「メヌエット」

素晴らしすぎた。
こんなに良いカルテットが日本にもいたんだという衝撃。
最近はエベーヌ・カルテットや、先日行ったメタ・フォーのようなカルテットが流行なんだろうけれど、澤カルテットの演奏は全く違ったベクトルに向いていた。
特に良かったのは最初のモーツァルトの第2楽章と、アメリカの最終楽章、それからアンコール。
アンコールは僕の大好きな曲だったのですごく嬉しかった。

最近はあまり活動していないようなので、行けてよかった。
もし次回もあるなら、是非行きたい。

10.03.06 メタ・フォー弦楽四重奏団

2010-03-08 00:07:50 | コンサート
-プログラム-
シマノフスキ:弦楽四重奏曲 第2番 作品56
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21 室内楽版(生誕200周年記念) P:清水皇樹
~休憩~
シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調 作品56「親愛なる声」

-アンコール-
フィンランドのフォーク・ソング(題名は分からず)

宗次ホールに一人で聴きにいった。
シマノフスキの2番は第1楽章だけYouTubeで聴いた事があったけど、あまり理解できず。多分聴き込めばかなり好きな作品になる気がする。
ショパンのコンチェルト2番。室内楽版を聴いたのはもちろん初めて。
清水皇樹さんのピアノは、弱音が特に良かったのだけど、プロ一本でやっている人ではないためか、技術的な問題が多々あるように感じた。
あまり安心して聴く事ができなかったのは残念。

後半のシベリウスは初めて聴いた。
第3楽章に感動。かなり良い。「内なる声」ってのは言い得て妙ですね。
アンコールはノリノリで弾いていました。
民族的な曲だった。

帰りの電車で読んでいた本(村上春樹、河合隼雄に会いにいく)に「暴力性」についての記述があり、その記述に先の民族的な曲を思わせる部分があったため、なんだか人間って嫌だなって気分になって帰途に着いた。