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聴刻堂日乗

映画「見えない目撃者」

映画「見えない目撃者」を観た。

2019年公開の日本映画。
2011年の韓国映画「ブラインド」
のリメイクと後から知った。
監督は森淳一。
出演は吉岡里帆、高杉真宙ほか。

警察学校を卒業し警察官になった
女なつめ。運転していた車で交通
事故。同乗してた弟は死亡、自分
も失明。依願退職して3年。不審
車から助けを求める少女の声を聞
く。だが、警察は視覚障害を持つ
なつめの証言を採用せず。なつめ
は現場に居合わせた青年はるまと
協力して少女の救出に奔走する。

サスペンススリラーとしてはよく
出来た映画だろう。2時間を超す
尺でも間延びした感じはない。目
が見えないことが緊迫感を倍加さ
せる。

好き嫌いで言えば、好きじゃない。
話は悲惨だし、映像はグロい。そ
れがエンタメのためだけってのは
どうなの、と思ってしまう。

それでも鑑賞後の印象が悪くない
のは、吉岡里帆が演じるなつめの
一生懸命さと、高杉真宙の演じる
はるまのにじみ出る明さに救われ
るからだろう。

グロい映像の尺の代りに、なつめ
やはるまの人物をもう少し描いて
見せてくれても良かったのになぁ。

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