夫が食事に行って
お店のご好意でお漬物をいただいてきました。
翌日、さっそく朝食に出すと
「あぁ••• これ結構しょっばいな•••」
ちょっと薄味気味な
私の味付けに慣れている夫には
ちょっと濃かったんですね。
私もつまんでみましたが同感でした。
昆布茶をかけてお茶漬けの具に
とも考えたのですが
それだと消費に時間がかかりそうなので
鍋というか湯豆腐というか
多めの水とだし昆布とお漬物で沸騰させて
豆腐を入れました。
なにかしら調味料で味を整えようと
味見してみたのですが
なにを足したらよいのやら•••
塩味だし 鶏がら入れてみようかな。
そしてまた味見。
あれ? 予想よりもいい感じ!!
ちょっぴり酸味もありますが
嫌な感じではないし、
これ以上はいじらない方がいいみたい。
でも 味見しているのはスープ。
具材としてお漬物はどうなんだろ。
さて、テーブルに、お鍋を運びお披露目。
「おぉ うまそうにでぎっだにゃぁ」
(注:にゃぁは方言です)
具材は•••
後で入れた豆腐、
お漬物の白菜、大根、人参、きゅうり。
だし昆布も食べます。
初めての試みの漬物鍋。
塩分の強いお漬物の塩抜きも兼ねて
お鍋っぽくしてみましたが
どのくらい塩分が抜けているかと
食感が心配でした。
今度は夫に味見してもらいました。
「これならしょっぱくない!!」
「食える食える うまい」
なかなかの高評価でほっとしました。
スープもおいしく飲めました。
白菜 大根 人参は素材としては
煮物やお鍋の具としても
普段から使うものなのだから
大丈夫だろうと思っていましたが
きゅうりが気掛かりでした。
でもそれも
パリッと感はないけどしょっぱくもなく
私の中ではもはやきゅうりではないものの
全く別のものとして食べられました。
夏、きゅうりがたくさん採れると
保存のため塩分を強く漬けて
食べる時に塩抜きをして調理する食べ方が
あるらしいのですが私はした事がなく
ダメもとで今回のお鍋に挑戦した訳です。
しょっぱく感じて食べられないとしても
そのまま捨てるのはもったいなくて
どうしても罪悪感があります。
ケチと言ってしまえばそうなのですが
節約生活の中で育ってきているので
私にはその感覚が根づいています。
SDGsという言葉が聞かれるようになってからは
これもSDGsって事にしています。
結果、
鍋の味のレパートリーが増えました。
とはいえ わざわざそのために
お漬物を買ってまではしないかも。
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