今は自転車が好き

いつの間にか自転車とは関係のない写真ブログになってしまいましたが、
タイトルは変えずに、

本埜村のハクチョウ

2008-01-20 14:03:50 | 自転車

【コース】自宅~高須橋~小貝川左岸~利根川左岸~栄橋~利根川右岸~将監川北岸~本埜村白鳥飛来地~酒直水門~吉高揚排水機場~酒直水門~若草大橋~利根川左岸~小貝川左岸~高須橋~自宅
【時間】7:10~10:30
【走行距離・平均時速】65km・23.6km/h

今日は本埜村の田んぼで餌付けされて越冬しているハクチョウを見に出かけた。
田んぼに水を張って餌を与えて、数百羽のハクチョウを呼び寄せて越冬させることが良いことなのか、よく考えてみる必要がある。

鯨を守るために捕鯨船の妨害をする『保護』団体に対する反感・違和感とは少し違うのだが、白鳥『保護』に対しても違和感を感じるのはなぜだろう。

近くには広い印旛沼や手賀沼、利根川があるが、そこで越冬するハクチョウの話は聞かない。 狭い田んぼでオナガガモと与えられた餌の奪い合いをしているハクチョウを守ることが自然保護ではないはずである。
ハクチョウの飛来数が増えたことを無邪気に喜ぶのではなく、野生生物への餌付けは生態系のバランスを乱す行為だということを認識して、その影響をしっかりと調査・把握しないとまずいような気がする。

そうは言ってもハクチョウに罪はないので、無事に冬を越してシベリアに帰れることを願っている。
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菅生沼はコハクチョウだけだったが、ここにはオオハクチョウもコハクチョウも来ているようだ。
右がコハクチョウ、左がオオハクチョウ。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
白いから愛される (なつみかん)
2008-01-20 22:51:35
いい悪いは別として、餌付けされた白鳥になぜか哀れさを感じてしまうのは私だけでしょうか。
野生動物は増えたり減ったりを繰り返して数のバランスを保っているのが本来の姿ですが、それを人間が壊してしまい、一体どういうのがよいバランスなのか解らなくなっているのが実態なのでしょうね。
いずれにしても、白鳥が白くなければこんなにもてはやされてはいない気がします。
所詮人間の勝手な好悪に起因する餌付けのように思います。
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「守る会」 (エージ)
2008-01-21 12:29:34
湖や沼での餌付けも問題だと思いますが、本埜村の場合、たんぼに水を張っただけの場所に千羽近い白鳥を呼び寄せて、「白鳥を守る会」を名乗るなんて、人間は身勝手ですね。

それがおかしいことだと感じても、彼らに依存している白鳥がいるので、急にやめるわけにもいかず、状況を変えるのは難しいでしょうね。

本埜村の「守る会」が良い方向に向かってくれればいいのですが。
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人間の勝手な感傷 (なつみかん)
2008-01-24 00:32:30
メダカの放流、ホタルの養殖、子ども達に金魚の放流までさせて「自然を大切にしよう」と教えています。
勝手に海岸からほりおこしたウミガメの卵を孵化させて浜辺で放しても、ウミガメの子は海にたどり着いた後ほとんど生きられないことが分かってきています。愛護・保護という名の殺戮? 人間のうぬぼれです。
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人間の浅知恵の例 (エージ)
2008-01-24 18:42:22
私が小学生の頃(35年近く前)の子供向けの雑誌に、科学技術の夢として、次のような話が載っていたのを思い出しました。
それは、原子力エネルギーを使って、北極海に暖流を引き込むというもので、高緯度地方の気候が温暖化して農業生産の増加が見込めるというものでした。(たぶんソビエトが考えていたことだと思います。)
今の常識で考えると地球環境を破壊するとんでもない行為ですが、当時は人類のためになる夢として語られていました。

現在のちょっとおかしな自然保護教育をこの例と一緒にすることはできませんが、子供たちに何かを教える立場の人は、古い、自分だけの考えにとらわれずに、多くの新しい情報に接して、それを正しく判断する能力を持っていてほしいと思います。
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