うれしいものみつけてしまった。
1998年あたりの
「唱歌給ni聴」を背負っての台北初ソロライブなんですが。
很感動很感動。
今まで見たものがぶっとぶぐらいの很感動っ。
かあさん、俺やっと阿牛な水源にたどりついたよ~。
当時(1996~1998)の歌を何年後かに歌ってるのとは全然!違ってて圧倒されっぱなしのライブです。
曲にも鮮度があるんだなとしみじみ実感。スバラシー。
(マレーシアでやってたときのライブはもっとすごかったんだろうなあ。)
エネルギー全開、ちっこい体めいっぱい使って発声する姿はそれはそれはまばゆくて、
曲の説得力たるや半端ございません。
で、聴き入って「ほう~~」となってるとこへ曲終りに必ず地声で発する
「謝謝~~っ」。
普通ならそこで余韻を残すものですが、全開阿牛にゃあそんなもの関係ないのです。
だって僕はみんなの前で歌えるのが幸せだからっ。と体中で訴えてます。(笑)
で、その瞬間に根こそぎもってかれること請け合い。
草木一つ残りません、全部マレーシアに飛んできます。
そりゃあ、人気あるわ~~。
セットリスト
「唱歌给ni聴」
初ソロライブに友人たちからのメッセージ。
もちろん筆頭はリッチー。
マレーシア仲間で若かりし品冠&光良(無印良印)さんも。
迷の声も入ってます。「阿牛、くっあいよ~」「阿牛うぉーあいにー」「阿牛、かんどん」
うんうん。歌にも感動するけど歌ってる阿牛にも感動するからねっ。(目がしらふきふき)
「星星亮了」
浸みる、浸みますよ。
最初っから浸みてきます、床上浸水ですよ。
この曲をライブ音源で聴けるなんて感動。
飄呀、飄~
人の波を漂う阿牛、お月さまと共に歩き、星星をみつめる阿牛。
MVとともにこれを歌ってるときの阿牛の目がいいんです。
曲にすっかり吸い込まれてる中、
みんな今日は本当にきてくれてありがとう、とか楽しんでね、とか ←肝心なとこは一切ききとれてない。
うんうんとうなづいてると、突如、喜びの絶叫(!)&びょんびょんする阿牛。ヤメテー!
阿牛な嵐に吹き飛ばされる。びゅおおおお~~。
絶叫後テンション戻して、「ni們好嗎ー??」
よくないよっ!
「城市、藍天」
絶叫にびゅおお~~~となってたら息つくヒマなくミニアコギをやけに上の方に抱える阿牛がっ。
(くっああいよ~)
この曲のアレンジ、ベースのチョッパーかっこいいし、キーボードもかっこいい!
それにのっかる阿牛のストレートな歌声。
星星もだけど今じゃ絶対聴けない歌い方です。
この曲はこのぐらい開放してこそなのね、と、ライブ聴いてもっとすきな曲に。
出だし聴いてしまったら途中でとめることができません。ええ、時間がなくても。
そして歌途中の合いの手。
「はっっ!」
にやられてびゅおお~~~~~。←ひとたまりもない
「對面的女孩看過來」
最初のフレーズで阿牛が小斎きてるよ~♪と歌い、出てくるリッチー任さん。
キャーーというただならぬ声に任さんたら阿牛を指さし「し~」。
主役をそっと立てるできたおとこだ。(褒美をとらそう)
そんなできたおとこは阿牛をみつめ歌う。
♪其實阿牛~很可愛ああいっ~~~
に、阿牛さん無防備な笑顔で、
「
謝謝~~。哈哈」
って。
びゅお、、(もういいぞ)
この二人本当にラブラブだなあ。(笑)
いや確かにこんなにかわいい阿牛はほっとけないさ。
噂になっても仕方がないさ。
でもって阿牛のハモすき~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/cb/bf6048b999adf20c761407e4829103e2.jpg)
みて、この任さんの我が子を見るような表情~~。
「踩著三輪車賣菜的老阿伯」
これ映像はMVでつかわれてるけど音源は~?ってやつだったのでうれしい。
最後の方、ぐだぐだになるのもライブの醍醐味です。(笑)
「Mamak档」
出だしの「イイワイイワーアングレっアングレーーっっ!」 ←ってきこえる。
から掴まれて。
たのしそー、ライブつれてけー!
もしくは、マレーシア連れてけー!
「ni没有哭」
歌詞が、でない・・・。
「阿牛與阿花的故事」
阿牛の原点。
確か、「阿牛」って名前もこの歌芝居(?)からきた。と、どっかでいってた気が。
全身ホルスタイン柄なのに違和感なし。
むしろお持ち帰り。
にこにこしてるかと思えば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1d/c922ceffb7c17447fa9bb7fff8aa4010.jpg)
ふとみせるこの目。
きっとこの目で日常のいろんなものをみているんだろうなあ。
たとえそれが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f2/05233753e837c3448ce3de1c01e3d9ca.jpg)
ホルスタインであっても。(笑)
「花的語」
誰だかわからないけど、女の人がマラカスもって登場。
たどたどしく阿牛と一緒に歌う姿が微笑ましくて、
サビのハモ。
たぶん、マラカスちゃんが驚いて走音しないように
「今からハモるよ~」って空気をつくってからハモる阿牛。
にも関わらず危ういのが笑える。
「我和我的四個妹妹」(
歌詞は飯店さまへどうぞ~)
4人の妹を歌った曲。
こうみえて大哥な阿牛~。
どうして男女ごっちゃの四妹がウクレレもって立ってるのかは不明。
大妹は誰??と問う阿牛にはい~と手を挙げるはのっぽの男性。(笑)
こんなゆる~いステージなのに、わーん浸みる~~。
「唱給故郷聽」
このライブで初めて聴いた歌ですが、いい曲だなあ~。(涙)
シンプルな詞、曲なのにどうしてこんなに浸みるのか。阿牛すごいよー。
「大肚腩」
ずっと歌い継がれてる曲の一つだけど、やはりこのライブがだんとつ。
さてここで浸み浸みの曲続きで油断してたらさあ大変。
曲紹介のあと阿牛、〆の歓喜の絶叫。びゅおーーーーーー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/win_night.gif)
←吹き飛ばされすぎてお星様に
おわり。
全盛期の曲って「詞曲 阿牛」といたって淡白な表示。いいわこの淡白さ。
詞はどれもシンプルで伝わりやすく、
曲も大人から子供までが口ずさめ軽~く歌えるメロディ。
阿牛はさらっと大事なことを歌います。
「シンプル」に表現することがいちばんむずかしい。
シンプルに表現するということは無駄なものを全てそぎ落とし、
一目でそれが何かを表すことだから。
ゆえに、見る者は「シンプル=簡単」と誤解してしまいがちである。
みたいなことをデザイナーのブルーノ・ムナーリさんも某大型書店での立ち読み先(笑)
で仰ってました。
(ちなみにその下には「中国の賢人は・・・」と続き、え?中国??(笑)、
「・・・二言三言で語れないものはいくら言葉を紡いでも、無駄!」みたいなことも書いてあり。
・・・ぐさっっ! ←無駄の見本市。)
そして現在の阿牛は、
「僕は人生の一番素晴らしいところを一気に食べ過ぎたんだ、
だからちょっと消化不良を起こしてしまった。」
と、その後書けなくなった自分を振り返ってます。
私は消化不良が治ってどこかスッキリしっとりしてしまった阿牛が好きなわけですが、
こんな阿牛そりゃ一気にかきこむさ、な時代に納得。
あと「我愛R&B」に感動しまくった自分に納得。←詞曲の作り方が原点阿牛。故に、昔の曲はどれも間違いなく浸みる~。
一曲でもいいからまたまじりっけなしの阿牛ソングが増えればいいな~と思うのでした。
それにしてもこのライブ阿牛は、、、大きめのダンボール持参で参加したかったです。