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ストレッチ ②

2011年02月07日 | 治療院から

おはようございます



ちょっと間が空いてしまいましたが、ストレッチについての続きです。




前回、やり方・行うシーンが若干難しいバリスティックストレッチについて書きました。




今回は、スタティックストレッチについて書きたいと思います。



そもそもスタティックストレッチとはなにか




このストレッチは静的ストレッチとも言われます。




つまり、時間をかけて(10~30~60秒)行うストレッチです。




バリスティックストレッチのところでも書きましたが、筋肉というのは、急激に伸ばされると、防御的に切れたらまずい、ということで縮もうとします(伸張反射)


ですから、ストレッチを行って、せっかく筋肉を伸ばそうとしているのに、少しやり方を間違えると、かえって筋肉を縮めてしまうのです。




スタティックストレッチはこの伸張反射を引き起こさないようにゆっくり行います。

ややこしいですが、筋肉は急激に伸ばされると縮みますが、ゆっくりゆっくり徐々に伸ばしてあげると、緩んできます。

これは筋肉の中にある、ゴルジ腱器官という受容器が興奮して、神経系を介して、筋肉を緩めているのです。




筋肉が緩められれば、関節の可動域も拡がってきます。つまり、動きが良くなります。

筋肉の血流も良くなりますので、コリや冷えなどにも効果がみられます。

運動後には是非実施してもらいたいクーリングダウンの種目の一つでもあります。




僕も毎日必ず行っています。やっぱり毎日コツコツ行うと、違います。



今ではネットなどでも詳しいやり方が紹介されていますので、是非行ってみてください。



ネットでもよく分からない、という方、Willではストレッチコースもご用意しております。


???な方は是非御来院ください






相模原市マッサージ等施術助成券

2011年01月31日 | 治療院から

僕もこの業界に入るまでは、全く知らなかったのですが、相模原市の高齢者福祉事業として、70歳以上の方の鍼灸治療・マッサージ治療の助成が行われています。


タイトルにもありますが、それが、相模原市マッサージ等施術助成券の交付です。


一枚2000円の助成券になります。治療費が2000円以上であれば、その差額をお支払いいただくことになります。


この助成券、4月に申請すれば年間12枚、5月に申請すれば11枚と、申請月から1ヶ月あたり1枚の交付になります。


せっかくの事業ですから、知らなかったりしたらもったいないですよね。


この助成券、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持っている治療院でも取り扱ってないところもありますので、御注意ください。


ちなみに、Willは取り扱っております



詳しくは、相模原市のホームページをご覧ください。

http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/fukushi/korei_shien/000106.html




ストレッチについて

2011年01月26日 | 治療院から


今日はちょっとストレッチについて、書いてみたいと思います。




もうすでに、ストレッチはさまざまなテレビや書籍などで取り上げられていますので、完全に市民権を得ていると思います。




ですから、ストレッチを行うことによって、体にどのように良いのかはすでにご存知かと思いますが復習です。






そもそも昔からストレッチという言葉こそ使われてはいませんでしたが、柔軟体操という形で行われていました。それが、ボブアンダーソンというアメリカ人がストレッチという形で、日本にも広め、普及しました。



ストレッチにはやり方の違いから、いくつかの種類があります。




僕も少年野球をやっていた頃、柔軟体操をしていた記憶がありますが、その柔軟体操は、1,2という掛け声とともに、勢いをつけて筋肉を伸ばしていました。


これは反動をつけて行う、バリスティックストレッチといいます。これも立派なストレッチなのですが、やり方を間違えると逆に筋肉が短縮し、関節の動きも狭くなってしまいます。この原因はちょいとめんどくさい生理学的な話になるのですが、筋肉は急激に伸ばされると筋肉が切れたらまずい、ということで縮もうとします。


つまり、急激にのばされることによって、筋肉は収縮してしまいます。これを伸張反射といいます。




本来ストレッチというのは、筋肉を伸ばして、関節の動きを広げ、筋肉内の血管を拡張して血流を良くすることが目的です。しかし、この伸張反射をバンバン引き起こしてしまいますと、筋肉は伸びません、関節可動域も広がりません。




じゃ、バリスティックストレッチはダメなのか?





そんなことはありません。やり方と行うタイミングさえ間違えなければ




このバリスティックストレッチが用いられるシーンは、スポーツなど体を動かす前です。




なぜ、運動前なのか。




運動というのは、実は伸張反射がものすごく関わっているのです。




ジャンプする、走る、投げる、いろんな動きの中で伸張反射が頑張っています。




ですから、運動前にバリスティックストレッチを行うことによって、伸張反射がスムーズに起こるような状態にしてあげることが出来るのです。




くどいようですが、やり方・程度は難しいです・・・。




ストレッチには、まだまだ他の種類があります。





それはまた次回




刺絡療法

2011年01月24日 | 治療院から

1つ、ご紹介。


鍼治療の1つに、刺絡療法というものがあります。

これは皮膚からちょっとだけ点状に出血させる治療法です。

聞くだけで痛く感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、正直なところ、ちょっとは痛いです。

しかし、このちょっとを我慢すると、効果絶大



自律神経のアンバランスや、スポーツ外傷、解熱、筋のコリ、花粉症、冷え症など、さまざまな疾患・病態に効果があります。


治療場所としては、主に、指の爪の生え際です。


この治療法を取り入れているクリニックもあるくらい、しっかりとした治療法なんです。


僕も定期的に行ってます、ちょっと痛いの我慢して







刺さない鍼

2011年01月22日 | 治療院から

はりって、やっぱり痛いというイメージが強いかと思いますが、実は刺さない鍼もあるのです。


これは主に小児鍼といいまして、体に刺すのではなく、皮膚に対してこする・さする・なでる、といった刺激を与えます。


小児鍼というくらいですから、子供に対して行われることが多いです。

ですが、年齢制限があるわけではありませんので、鍼治療は苦手という方に対しても、もちろん行えます。



夜泣き・夜尿症・喘息・便秘・下痢・風邪など小児の慢性疾患や、いらいら・落ち着きがない・怒りっぽいなど、いわゆる疳の虫症状などに効果があります。

決して痛い刺激ではなく、むしろ気持ちの良い刺激ですので、治療中に笑い出すことも普通です。


乳幼児・小児に対しての治療時間は、およそ年齢+2~3分です。これ以上は逆にストレスとなってしまい逆効果の可能性もあります。症状によってはこの限りではありませんが。


もし、お悩みのお母さん・お父さんがいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください