ずっと行きたいと思っていた滝です。
北九州では一番大きな滝、訪れる人も多くニュースなどでも季節ごとに良く取り上げられる。
北九州市民に親しまれている滝でもあります。
しかし滝のブログでも観音像やお不動明王、水子供養の像などが祭られていて宗教色の強い滝との紹介もある。
又駐車場の車の中で殺人事件でも良く報道されていた
。
そんなこんなで行くことをためらっていた。
道も途中かなり狭いらしく、行きたいけど行きにくい滝という印象でした。
今回決心したのは、毎日新聞の「ぶらりマップ」で平尾台の紹介があったので。
平尾台も２０年くらい訪れていないし、同じ小倉なのできれば一緒に行きたい。
菅生の滝が暗くて陰気な所なら、平尾台で気分転換できるかな・・・！？？
ようするに菅生の滝だけでは行きたくなかった、と言うのが正直なところです。
秋晴れのからっとした天候、気分良く出発！！
高速を降り鱒淵ダムの方向に進む、鱒淵ダムの手前を右に進む。
さすがに菅生の滝はきちんと看板で案内がありすんなりと道を見つけることが出来る。
民家を過ぎたあたりからかなり道が細くなる。
細い道を２キロくらい進む、反対側から車が来ると離合できない。
広い駐車場があることはわかっていたが、駐車場までの直前はかなり道が狭く不安になる。
広い駐車場にはトイレもあり、車が数台駐車してる。
駐車場でも川の水音が聞こえる、河原には彼岸花がきれい。
森に入ると急に涼しくなる。
日光が入らないとこんなにも違う、秋を感じる。
数人の観光客に出会う、水音を聞きながら滝には５分ほどで到着。
滝の直前にいろんな像がお祭りされているがそれほど気にならなかった。
思ったほどの規模ではなかった。
大きな杉の大木、滝の手前の橋は老朽化したのか架け替えの工事をしていて橋からの眺めを観ることが出来ず残念。
最近雨が少ないので水量は少ない方かもしれない。
滝は思った以上の大きさ落差は３０ｍ滝つぼから下の流れも美しい。最近、前原の滝を見たばかりなので迫力には欠けるが、女性的でそこそこ見ごたえのある美しい滝です。
「百聞は一見にしかず」とはよく言ったものです。
見ると聞くとではこうも違うのかと思い知らされました。
北九州の貴重な滝、大事にしたいですね。
