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落葉の積もる場所

- The way I was -
 

 いじめ  

2014年10月10日 | WEBLOG





















高専が集まって、体育大会の中四国ブロック予選が開催されました。



1977年、 広島商船高専。






























私は音楽部に入ってましたので、まったくの部外者でした。



だけど面白そうな競技をブラブラ見て、それなりに楽しんでいました。






































体育館では卓球の地区予選が始まっていました。



呉高専・徳山高専などが優勝候補で、わが母校は(残念ながら)優勝圏外です。



































ちょっと冷やかしに見てみようと呉高専の試合をのぞいた私。



その時、ふと 目に入ったショートカットの女子学生。



    (商船高専は古の男子校でしたし、


          まだ工業高専にも女子学生が少なかった時代でした)





































私が 記憶 を取り戻すのに そんなに時間はかかりませんでした。







































          「M











































三原の小学校の同級生Mが、呉高専に入学して卓球部のマネージャーになっていたのです。









































        久しぶりじゃのぉ 














私が声を掛けようとした時、Mはどこかに姿をくらませました。



            それも ものすごい早足で。





















































そうです。



彼女は小学校2~3年の頃、いじめに遭っていたのです。














































私もいじめの初期に加わっていました。



それなのに、すっかり忘れていました。








      -  まるで何事もなかったかのように  -












































ほんのちょっとした「くせ」を見つけられ、それがいじめを助長する。






































いじめた側は忘れていても、いじめられた側は一生忘れることはできない。









































今のいじめとは違って、陰湿さはないものでしたが、



   たとえ子どものいたずらであり、暴力を使わない方法であっても



                         Mはしっかり覚えていました。




































たとえ私が早めに気がついて いじめをやめたとしても、



           Mには忘れられない出来事だったと反省しています。










































































高専大会が終わってから、彼女の両親が小1のときに離婚したのを思い出しました。



母親と二人暮らしを始めて、名前もJ子からT子に変えていました。















































                 いろいろ複雑な時期だったのに。































































































































































        Mさん、  本当にごめんなさい。    



































                   きっと幸せになっているよね。