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千波の木陰

独り言を定期的に更新しています。
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合成洗剤

2005-12-30 18:07:39 | Weblog
化学のレポートを書くために石油について調べていたところ、
合成洗剤にいきつきました。
合成洗剤について読めば読むほど、恐ろしくなってきましたよ。
確かに皮膚によくないというのはわかっていたのですが、
実際は自分の想像以上だったので、正直驚いています。

界面活性剤という言葉を確か中学生の家庭科の時間に教わりました。
界面活性剤が洗剤等に入っており、汚れを落とすということで、
界面活性剤ってすごいなと、二層式洗濯機に洗剤を入れるたびに
思っていました。

中学生当時から洗濯するのが好きで、毎日のように洗濯機を
まわしていました。
当時は全自動ではなかったので、つきっきりでないと
全然進まなかったんです。
それにワイシャツの襟汚れとかを落とすには、洗濯板で
石鹸を使っていたんです。いつの時代だよって感じですけどね。
それが普通でした。

高校になって全自動になってからはだいぶ楽になったのですが、
相変わらず襟汚れとかは石鹸で落としています。
(洗濯板はさすがに使っていませんが。)
高校卒業ぐらいまでは手荒れとかも全くなかったので、
自分は皮膚が強いと思っていました。

高校を卒業してからは主に飲食業界で働き、
必然的に色々な強力洗浄剤に触れる機会が多くなりました。
感動するほど綺麗に落としてくれる洗剤があるんです。
フォーク、ナイフ等のシルバー用洗浄剤とか。
でもその分、それだけ強いってことなんですよね。
それなのに自分は皮膚が強いから平気と思い込み、
他の人はゴム手袋をしているのにも関わらず、
素手で使っていたんです。
今考えるとありえない話ですよ。
そうこうしている内に自分の肌に異変が起き、
皮膚科にお世話になることに。
私の皮膚は意外にも弱かったんです。
ただ、アレルギーだろうとされているのですが、
ちゃんとした原因はわからず、いまだに定期的に
通っています。

合成洗剤は石鹸に比べて洗浄力が強いのですが、
その分環境や人体に及ぼす影響力も大きく、
近年ではだいぶ改善されてはいるのですが、
まだまだだと思われます。
しかも驚いたことに、口から摂取してしまった
場合よりも、皮膚から浸透した場合の方が
体に残留する率が圧倒的に高いんです。
それによって腎臓や肝臓にダメージを与えたりもするみたいです。

食品や化粧品にも乳化剤として合成界面活性剤が
使用されているということに驚きましたよ。

まだ調べて浅いので、現在どのような状況になっているのか
詳しくはわかりませんが、合成洗剤に関する全ての問題が
解決されていないことは明らかだと思います。

便利だなって思っているものも、その分何かしらの
デメリットがあるんですね。(この言葉は適切ではないかも)

病気を治す薬にも副作用があったりしますしね。
難しいもんです。
ただ、医学にしろ何にしろ、色々な方面で研究が重ねられ、
徐々に解明されたり開発されたりして、今よりいい方向に
進んでいくんですよね。

私にできることを少しでも取り組んでいきたいと思います。
たとえちょっとしたことであろうと。
塵も積もれば山となる。ですよ。