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CDって何?

2017-03-28 22:57:25 | 中国旅行
宏村を出たあと、同行者が30分ぐらい離れたCDは宏村とセットになっているらしいから行こうと言った。
なんだかよく分からないが、SNSのごとく「いいね!」と答えて行くことにした。

だが、CD村って何だろう?

CDの生産地? Country Discovery?等といろいろ考えたが、同行者は行き方を調べるのに急がしそうで聞けなかった(実はほとんどやらせてたりする……)。

バスが出ているというが、出口の周りには白タクの人がたむろしてて、一人の人がよさそうなあんちゃんの車に乗ることになった。
ほかに、翌日黄山登山をする男性2人組も相乗りとなった。

車の中は、例によってこんな飾りが。



中国の車の中には多い。
交通安全のお守りみたいなものだろう。

外を眺めていると、風景がまるで北海道のようだ。
すっごい田舎道で、道路だけは広い。
交差点は信号がないので、猛スピードで突っ切ってった。



同行者は同乗者や運転手と話が弾み、まだCD村のことは聞けずにいた。
途中、車が徐行し、運転手のあんちゃんが大声で「見て!」と叫んだ。
なんと、家の前(道路)で豚を絞めてる真っ最中だったのだ。
こちらの田舎の方では、祝い事などで豚を絞めることはよくあること。
しかし、同乗の中国人たちは都会育ちの者ばかりで初めて見るらしく、みんな悲鳴をあげていた。
もちろん私も。
写真は撮らなかった……。

そしてCD村に到着。

運転手や同乗者たちとの話し合いで、運転手は駐車場で待ってくれることになった。
大きい荷物は車に置いたまま見学し、てきとーな時間にみんなで集合して同じ車で行くことになった。

入ってみて分かった。
CDって、CDじゃないってことを。
「西逓村」って書くということを。



「安徽南部の古村落」として、宏村とともに世界遺産に登録されている村なのだ。

建物は似ているが、水路も大きく、水も汚かった。



上の方で魚を洗い、下の方で野菜を洗っていた。
うげっ!

村の様子はこんな感じ。



























宏村に比べて詫び寂び感がイマイチな感じ。
個人的には、宏村の方がいいと思った。

約2時間、村を回った後、再び同じ車と同じメンバーで出発した。
我々は黄山の高速鉄道駅(1時間半ぐらい)まで、同乗者は黄山の麓までだ。
宏村からのを合わせて一人50元(約800円)。

駅に向かうまでの普通の新しい民家も、古村落と同じような屋根にしていた。



ちなみに、中国語の発音が下手な私がこの村の名前を読むとき、すごくうまいと褒められた。
「CD」と言ってたんだけどな。

というわけで、駅に到着。
次は食べ物の紹介へ続きます。(おそっ)




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