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土楼周辺のホテルと食べ物~福建省の旅5~

2018-04-07 02:01:02 | 中国旅行

雲水謡で泊まったところは、外から見たらすごかった。


<狭い路地の中にあり、古い外装>

しかし、中はわりときれいだった。

部屋はシングル、ツインとあり、各部屋にトイレ・シャワーがついている。


<内装したばかりとかで、ベッドもテレビも新しかった>

食事も作ってくれるので注文した。


<全体的に山の素材を使った料理が多かった>


<今住んでるとこでもあるような料理も注文してしまった>


<しかし、腹が減ってたので結構食った>


翌日朝は、近所の小さな店で朝ごはん。

店はオープンテラスだ。

って書けばかっこいいけど、実際は道の脇で食べるもの。

麺が丸まったみたいなやつの焼きうどん風で、わりとうまかった。


<名前はわかりません>


雲水謠から初土楼の「懐遠楼」を見に行く途中、百香果の畑がやたらとあった。


<日本語ではパッションフルーツ>

そこで、生ジュースも飲める。


<さっそく買いました>

味は、甘酸っぱくて、ざくろジュースのような別の果物のような味。

って、いろんな味が混ざった感じがするから、「百香果」って名前だそうな。

暑い時に飲んだので、おいしかった~。

 

帰り道に屋台の果物屋さんを見る。

パイナップルも、私が知ってるパイナップルと違う形だった。


<1個丸ごと食べられる>

余談だが、上の写真のおばちゃんが持ってる柿。

同行者が値段を聞いたら、それはおばちゃんのおやつだった。

特にそこの名物ではない。

だが、同行者はどうしても食べたくなり、おばちゃんから「しょうがないわねえ」て言われながら残りの2個を安く売ってもらっていた……。

 

続いて、雲水謠の後に行った田螺坑土楼群 (四菜一湯)では、こんなものが干してあった。


<土楼の前のみんなが
歩くところに広げてある>

このおばちゃんについていくと、土楼の入口でこれの干す前のを仕分けしていた。

で、「これは何か?」と聞いてみると、お茶だという。

美容と老化防止にとてもいいという。

もうひとりのばあちゃんは、90歳だとか。

ほんまだったら、お茶のおかげで元気だってこと。

美容にいいかはともかく、老化防止の効果はありそうだ。


<洛神花茶と言って、ハイビスカスティーの種類らしい>

で、買った。

味はちょっと酸っぱい感じがするけど、とくにおいしくもまずくもない果物のお茶って感じ。


<3、4片でこんな色>

 

田螺坑土楼群 (四菜一湯)は、中にもホテルがあるが、私はそこから車で数分の山の上にあるところに宿泊。

近くに民家もホテルも全然なく、まさに山の中の一軒家。

車じゃないと、行くことができない(オーナーが迎えに来てくれる)。


<くねくねした山道を上っていったところにある>

コナン的殺人事件の舞台になりそうな雰囲気があるところだ。

しかも、その日の客はたぶん我々だけ。

風の音が怖かった。

そして、昼は半袖で歩いてたのに、ホテル内は大変寒かった。


<土楼風の建物・外から>


<中から>


<夕方ホテルの屋上から撮った景色。周りに何もない>


<部屋はシングルでもこんなに広い>


<バスルーム>

家族経営のホテルなので、奥さんが料理を担当。

こんな感じの料理だった。


<肉はトロトロ風に見せといて、その実、大変硬かった>

朝ごはんはこんな感じ。


<典型的な中国の家庭の朝ごはん風>

 

この他、移動中のおやつにと買ったのがバナナ。


<南方だけに、バナナの木が多い>

だが、買ったのが食べごろじゃなかったのか、思った味と全然違った。

なんかあまり甘くない、というか、味がない。

芋を食べてるみたいだった。


<たぶん、まだ熟れてなかったんだと思う>

 

そして、私が大好きな柚子(「ゆずに夢中」参照)も購入。

バナナ同様、畑が多かった。

地元名産だけに、私の住んでるとこだと高めの中が赤のやつも、手頃な値段で買えておいしかった。


<私の住んでるところでは福建省産がよく売られている>

それから、こっちの習慣なのか、ホテル(民宿)ではおしゃべりしながらお茶を入れてくれる。

外出から帰ってくると、お茶を入れてくれる。

帰るときもお茶を飲んで行きなと入れてくれる。

道を聞いただけなのに、入れてくれる。


<小さいのに何杯も入れて飲む>

売ってるようなので、宣伝かと思ったが、特に何も言われず、おいしくいただいた。

入れ物がちっちゃいから、なくなるとすぐに注いでくれる。

烏龍茶はいろいろな味があって美味しかった。

 

そんなこんなで福建省の旅はこれで終わり……ではなく、第1部が終了。

第2部に続くのであった。

 
~福建省の旅シリーズ~