雲水謡で泊まったところは、外から見たらすごかった。
<狭い路地の中にあり、古い外装>
しかし、中はわりときれいだった。
部屋はシングル、ツインとあり、各部屋にトイレ・シャワーがついている。
<内装したばかりとかで、ベッドもテレビも新しかった>
食事も作ってくれるので注文した。
<全体的に山の素材を使った料理が多かった>
<今住んでるとこでもあるような料理も注文してしまった>
<しかし、腹が減ってたので結構食った>
翌日朝は、近所の小さな店で朝ごはん。
店はオープンテラスだ。
って書けばかっこいいけど、実際は道の脇で食べるもの。
麺が丸まったみたいなやつの焼きうどん風で、わりとうまかった。
<名前はわかりません>
雲水謠から初土楼の「懐遠楼」を見に行く途中、百香果の畑がやたらとあった。
<日本語ではパッションフルーツ>
そこで、生ジュースも飲める。
<さっそく買いました>
味は、甘酸っぱくて、ざくろジュースのような別の果物のような味。
って、いろんな味が混ざった感じがするから、「百香果」って名前だそうな。
暑い時に飲んだので、おいしかった~。
帰り道に屋台の果物屋さんを見る。
パイナップルも、私が知ってるパイナップルと違う形だった。
<1個丸ごと食べられる>
余談だが、上の写真のおばちゃんが持ってる柿。
同行者が値段を聞いたら、それはおばちゃんのおやつだった。
特にそこの名物ではない。
だが、同行者はどうしても食べたくなり、おばちゃんから「しょうがないわねえ」て言われながら残りの2個を安く売ってもらっていた……。
続いて、雲水謠の後に行った田螺坑土楼群 (四菜一湯)では、こんなものが干してあった。
<土楼の前のみんなが歩くところに広げてある>
このおばちゃんについていくと、土楼の入口でこれの干す前のを仕分けしていた。
で、「これは何か?」と聞いてみると、お茶だという。
美容と老化防止にとてもいいという。
もうひとりのばあちゃんは、90歳だとか。
ほんまだったら、お茶のおかげで元気だってこと。
美容にいいかはともかく、老化防止の効果はありそうだ。
<洛神花茶と言って、ハイビスカスティーの種類らしい>
で、買った。
味はちょっと酸っぱい感じがするけど、とくにおいしくもまずくもない果物のお茶って感じ。
<3、4片でこんな色>
田螺坑土楼群 (四菜一湯)は、中にもホテルがあるが、私はそこから車で数分の山の上にあるところに宿泊。
近くに民家もホテルも全然なく、まさに山の中の一軒家。
車じゃないと、行くことができない(オーナーが迎えに来てくれる)。
<くねくねした山道を上っていったところにある>
コナン的殺人事件の舞台になりそうな雰囲気があるところだ。
しかも、その日の客はたぶん我々だけ。
風の音が怖かった。
そして、昼は半袖で歩いてたのに、ホテル内は大変寒かった。
<土楼風の建物・外から>
<中から>
<夕方ホテルの屋上から撮った景色。周りに何もない>
<部屋はシングルでもこんなに広い>
<バスルーム>
家族経営のホテルなので、奥さんが料理を担当。
こんな感じの料理だった。
<肉はトロトロ風に見せといて、その実、大変硬かった>
朝ごはんはこんな感じ。
<典型的な中国の家庭の朝ごはん風>
この他、移動中のおやつにと買ったのがバナナ。
<南方だけに、バナナの木が多い>
だが、買ったのが食べごろじゃなかったのか、思った味と全然違った。
なんかあまり甘くない、というか、味がない。
芋を食べてるみたいだった。
<たぶん、まだ熟れてなかったんだと思う>
そして、私が大好きな柚子(「ゆずに夢中」参照)も購入。
バナナ同様、畑が多かった。
地元名産だけに、私の住んでるとこだと高めの中が赤のやつも、手頃な値段で買えておいしかった。
<私の住んでるところでは福建省産がよく売られている>
それから、こっちの習慣なのか、ホテル(民宿)ではおしゃべりしながらお茶を入れてくれる。
外出から帰ってくると、お茶を入れてくれる。
帰るときもお茶を飲んで行きなと入れてくれる。
道を聞いただけなのに、入れてくれる。
<小さいのに何杯も入れて飲む>
売ってるようなので、宣伝かと思ったが、特に何も言われず、おいしくいただいた。
入れ物がちっちゃいから、なくなるとすぐに注いでくれる。
烏龍茶はいろいろな味があって美味しかった。
そんなこんなで福建省の旅はこれで終わり……ではなく、第1部が終了。
第2部に続くのであった。