Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

写真を世界に発信する前に、投稿の基本を学ぶ事が必要!

2018年11月26日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
写真を世界に発信する前に、投稿の基本を学ぶ事が必要!

8Kどころか4Kにも通用しない画像データを投稿してどうするの???

さて本文書く前に、
いつもの呪文を書いておきます・・・笑。

これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いのです。
100人写真家がいれば100通りの発想がある。
それが自然で当然です。
(#^.^#)

今回も思ったことをズバズバ書きますので、上の呪文は書いておかないとね!
久しぶりに呪文を書きました・・・爆笑。

実は先月、あるArtistの個展を見に行って、お話させていただいたら、
『…伝わらない方に、話したり、議論したり、そんな事するのは無駄ですよ!…もし相手がfacebookの繋がりなら、私は速攻でブロックします! どうせそんな相手は自分の人生に無益なわけですから…相手にするだけ時間の無駄です!! お互いのためにも関わらないのが一番良い事でしょう…。』

素晴らしいですね!
そう言い切れることが素敵です!!

僕もその方から学んで、
最近どんどんブロックしています。

特に、自分で友達申請しておきながら、こちらが書いたメッセージも読まない無礼な相手とか…さらには裏表のある小賢しい者達等、今後の僕の人生に必要ない人達なので、僕の周囲から消えていただくのが良いと思います。

Artistは自分の頭で考え行動する一匹オオカミです。だれかの指示で動いたり、群れをなしたり、存在感の薄い者が、世界に進出するのは無理だと思います。
欧米人と比較するまでもなく、勘違いしている人たちが多い気がします。

さて、前置きはこのくらいにして、
つい先日、あるコンテストの審査をしました。
審査員3人が僕の宿に集まり、大きな4Kモニターで一枚々観ながら審査しました…。

そして…3人が同じ事を感じました。
『せっかく良い撮影をしているのに、現像で全てを失っている!』
さらには『投稿するための基本的な知識が欠如している』

ここは僕の「科学的写真術講座」ではないので、詳しい事は書きません。簡単に2点だけ書いておきます。


上の写真は横1920px、縦1080pxです。

もし上の作品を同じサイズでコンテストに出すなら、
元画像4,200万画素のRAWデータをJpeg変換して、
だいたい何MB位になるか分かりますか?

想像できますか?

RAWデータから現像して最高画質のJpegに変換すれば、モノクロ・カラー含めて、だいたい2~4MB位になります。

もちろんコンテストによって、それぞれ詳しい投稿条件が書かれていますので、それを読み、最高画質で投稿するのがあたりまえです。
…しかし、現実には、それが出来ていない方たちが多いのです。

たとえば、上の写真は、このブログに貼付するために、さらに圧縮をかけています。
大きさは500KB以下にしています。
しかし、この大きさでコンテストに投稿することなどありえません。
ナンセンスです!!

…しかし、
現実には、もっと圧縮された200KB以下の作品も多数ありました。

その感覚が僕には理解できません!
審査員は最高級のモニターで審査するんですよ!!

少なくとも世界のレベルでは、
24インチ以上の4KモニターもしくはWQHDの27インチモニターでの審査はどこでも普通です。

よってもし投稿条件が、
大きさ10MB以下となっていて、他に特別な条件が書かれていないなら、4Kモニターで審査されても良いようなサイズで投稿するのが当然です。

上の写真のような、
横1920px、縦1080px、そして大きさが500KB以下での投稿などありえません。
そんな小さな解像度の低い画質を審査員にわざわざ見せる???
なんのためでしょうか???

スマホやコンデジで撮られている方は別ですが、実は多くの方は、素晴らしいカメラで撮られています。

せっかくそんな素晴らしい写真を撮られても、それを活かす投稿が出来ない!! まったくもって馬鹿げた話です。

さてもう1点、
次の写真を見てください。


これ何を写したか分かりますか?
ある写真の一部分を100%に拡大した写真です。

多分大多数の方にはわからないでしょうきっと!
何を写したのか?
せっかく美しい風景を撮られたのに…台無しになっています。

実は朝日が当たった霧氷の木々が写っていました。
とても素晴らしい写真です。

そうです、撮影は素晴らしいのです。
…しかし、現像で台無しになりました。

原因は、ノイズリダクションです。

特別な場合を除いて、
僕は一切使用しない機能です。

…しかし、
多くの方は普通に使っているようです。

4Kはもちろんですが、
今後8K時代になれば、
ノイズリダクションを使用した写真の多くは採用されなくなるでしょう!!

上の写真を見て、あなたはどう思われますか?

今回僕たちの審査では、
このような写真は全て落選しました!

また同様に、
モノクロも未熟な現像作品が多数あり、せっかくの素晴らしい撮影が、台無しになっている作品も多く、少々残念でした。

以前から、このブログを読んでる皆さんに、僕は書いてきたはずです。

『写真は撮影50%、現像50%である』と…

今後世界では、
大きな4K、そしていずれ8Kモニターで写真が展示され、プリントが欲しい方には、気に入った写真をそこから選びプリントされるようになる。
つまり狭い場所に飾れて、置く場所を選ばず、1台で何枚でも写真が観れるモニターでの展示が普通になるでしょう。

そのような未来を考えるなら、
フォトコンテストに投稿する際にも、同様に展示を考えて投稿するべきです。

インスタのように、
何も考えずに、ただただ投稿している方には…何も言いません。

…しかし、
少なくとも、僕のブログを読んでるような皆さんには書きます。

『もっと未来に対して洞察力を持ち、頭を使って考えてください!』
そして、たかがフォトコンテストとあなどらずに、しっかり考えて現像し、投稿する画質にまで気を配っていただきたいです。

失礼を承知で、今回は厳しい事を書かせていただきました。
お気に触りましたらお許しください。

追伸 :

今回審査した作品のうち、
落選した作品の多数が、
撮影した被写体や構図が素晴らしいのに落ちました!!

その理由は、
撮影時の手ブレ、ピントの甘さといった初歩的なもの。
そして現像の酷さ!
それが落選した大きな理由です。

審査員3人とも同じ感想を持ちました!!

僕が添付した一番上の作品は、撮影したそのままのJpeg写真です。下手な現像するくらいなら、撮って出しの画像から、ゴミ取り、クロップ(トリミング)して投稿する方がよほど良い結果をもたらす事でしょう。
よくお考え下さい‼︎



・・・・・・・・

ここからは、Kentの宣伝広告なので、興味のない方は読まれなくても結構ですよ!…笑。



ケント講座の人気講義の一つ「動画講義」をちょっとだけご覧に入れます。

以前ある方に、数枚の素人写真を見せられまして…「これらの写真の中から3枚選んで、現像と解説をして下さい…。」そのようにお願いされました。訴求ポイントと絵心の話にも繋がりますので、ぜひともご覧ください。
『絵心で駄作を作品にする!』(約12分間)


2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。
ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。

また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。
優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。
参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。

★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)


さらに講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。

そして…
僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。

2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。

また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。

★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!


全国で写真講評&講義


時には自ら撮影モデルに成ることも…笑

そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。
さあ「科学的写真術」を学びたい方は次へどうぞ!すでに多数の皆さんが受講されています。

『ケント白石の科学的写真術講座』
(#^.^#)
ケント白石

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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the latest Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.



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