★「黄葉&紅葉」
北海道美瑛町
奥に見える山は旭岳。
北海道で一番高い山です。
美瑛町は丘や青い池だけでなく、
十勝岳連峰が最も美しく見える町でもあります。
★KSPC=Kent Shiraishi Photo Clubの皆様へ
この写真は昨日早朝に撮影しました。
場所は美瑛町白金温泉「望岳台」付近です。
多数同じ質問を頂いております
「PLフィルターは使っていますか?」
答えはノーです。何もフィルターは使っていません!
実は僕はZeta EX-PLフィルターを何枚か持っています。
また今までに市販の全てのPLフィルターをテストしました。
一番まともに使えるのはZeta EX です。
価格も高いですが画質への悪影響も少ないです。
メーカーの技術者いわく、
最新のコーティング技術でガラス面での反射率は0.6%以下だそうです。
しかしこれは言い換えればそれだけまだ画質に悪影響を与えているという事。
結論:
普通の撮影ではレンズの前に何も付けない。
これが僕のスタイルです。
100%の自然光を出来るだけ正確にレンズに取り込む。
何も足さない、何も引かない。
そういう事は後で「現像」でする。
今現在の現像技術レベルなら、
ご覧のようにPLの効果など簡単に再現出来ます。
それどころかもっと色々出来ます。
逆にPLをつけて撮影すると、
光を加工するので元データの色が変わり、
後で正しい色を再現するのが難しくなります。
僕がPLを使う時は、
何もフィルターをつけない写真と2枚、
必ず撮影しておきます。
フィルム時代は撮影後に加工できなかったため、
撮影前、すなわちレンズに光が入る前に加工したのです。
デジタル時代の現代は最新技術を使えば、
撮影後に現像で相当なレベルの事が出来ます。
そうであるなら、100%レンズの性能を活かすべく、
レンズ前に陳腐なガラスなどつけない方が良いに決まっています。
もちろん必要な時はあります。
ですから僕は2枚、必ず撮るのです。
いずれにしましても大切な事は、
最高の被写体に出会ったなら、
10年後にもっと素晴らしい作品に創作出来るよう、
最高画質のクオリティで少なくとも一枚は撮る!
ハイアマチュア以上を目指すなら、
そういう未来を見つめた次元の発想が大切だと思います。
もうアナログ(銀塩フィルム)時代の発想から、
そろそろ転換されてはいかがでしょうか・・・。
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer
「Kent Shiraishi Photography」
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