雨の中の焼鳥屋

今日は夕方より激しい雨が降った。
風もあって、少し歩くだけで、傘をさしていてもびしょぬれになってしまう
くらいの大雨であった。
昨日から雨が降るとはきいていたんだけど、夕方にこんなにまとまって
くるとは・・・・今日は夕方から用事があるのに・・・キャンセルしようか・・・
と思うくらいの大雨。
でも、久しぶりに会う友達だし、約束したしで、大雨の中、びしょぬれに
なりながら会いに行くことにしました。

「ねえ？見える？」（ザーザーザー）←雨の音
「いや、なんも見えん。」（ザザーザーザー）
「うわ、なんかお墓が見えたよ！」（ザザザーザザーザー）
「いや、それ関係ないし。」（ザザザザーザーザザザーザー）
など、言いながら、どんどんひどくなる雨の中、
初めての焼き鳥屋さんに友達と三人で向かいました。
なぜ、初めての焼き鳥屋なのかというと友達の知人のお勧めで、
安くてうまいお店だということで、慣れない道を大雨の中、行ってきました。

お店はこじんまりとしたお店で老夫婦とその息子さんらしき人の
三人でやっていました。
普段は混んでいてテーブル席にはなかなか座れないとのことでしたが、
大雨のおかげか、先客は二人しかおらず、二つしかないテーブル席の
ひとつに座ることができました。
店員さんはすごく優しい口調でゆったりした感じで、
話しかけられると、こちらもなんだかほんわかした気分になれました。
まったく棘がないんですよね、話し方に。
むしろ、あったかい気持ちにさせられるんですよ。
私もあんなに優しい口調で話せたらなぁ・・・と思いました。

優しい口調つながりで、最近、自分が本当に思っていることを
素直に言えないことを強く感じることがあって・・・。
つい、意地悪に言ってしまったり、意地を張ってしまったりするんですよね。
なんで、こんなに精神的にブレーキがかかってしまうんだろうと思います。
素直に気持ちを伝えれば、もっと違った展開が待っているかもしれないのに、
自分でその可能性をどんどん潰していってしまっているんじゃないか？
と思うことがあります。

先日、夢である人に話しかけようと一生懸命口を開こうとするんだけど、
そうすると口がガクガク震えて、声がでなくて体もいうことを効かなくなると
いう夢を見てすごく辛い気持ちになってしまいました。
何を話そうとしていたのかはもう忘れてしまったけど。

そんなことをふと思い出しながら、友達と焼き鳥を食べてました。
友達はというと、とっても優しんですよね、話し方とか、
あとちょっとした気遣いとか、笑顔とか・・・。
自分はそれに対してうまく返せてないよなと思うとちょっと落ち込みますが、
恥ずかしがらずに自分も優しい言葉をかけられるようになりたいなぁと思います。

さて、焼き鳥ですが、安いし美味しかったです。
サワーも300円からだし、かといって薄いわけでもないし。
メニューのほとんどを制覇したように思います。（今日もよく食った！）
中でもうずらの卵がタレもよく染み込んでいてかなり美味しかったです。(^^)

帰りには雨はすっかりやみ、夜空には星が顔を出してました。