えんじゃけん

TOKYO TOWAER

さて、今日はTRICKがあったわけですが、外出してたため
録画をしていて全部は見れてないので、昨日見た
「TOKYO TOWER」の感想を。

これは昨年の映画です。
寺島しのぶさんも出ているってことで、彼女がどんな演技の
持ち主なのか、確認したいということと、岡田准一さんも出ているし、
黒木瞳さんも出ているしで、その当時の旬な人が沢山でているので、
興味がありました。
(松本潤さんも出ているんだけど、彼も今、旬な人ですよね。)

簡単に言えば不倫の話なんです。
それも、かなりの年下男と主婦との不倫。
黒木瞳さんと、岡田准一さん。
寺島しのぶさんと、松本潤さん。
(役名でなくてごめん。役名忘れた。(^^;))
この二組の不倫話で構成されています。
岡田さんと松本さんは同級生で友達どうしって設定。

これを見て、考えさせられたのは、不倫は悪いものというイメージが
強いものだけど、愛情のない結婚生活を続けることと比べて、
愛のある不倫とではどちらが幸せ(または罪)なのだろうかということ。
映画の途中では、不倫をしたことの代償というか、
罰というか、そうしたアクシデントがあるんですけど、
でも、それは不倫はいけないという常識がはびこっているから、
起きたアクシデントであり、もし、全体の意識の中に、不倫と
いったものが、悪いというイメージがなければ起きなかったアクシデント。

私は別に不倫は正しい!といいたいわけではないだけど、
結婚という制度に縛られて、自分を殺して人生の大半をその家庭で
過ごすというのは、酷だなと思うのです。
もちろん、幸せに思える家庭で、大好きな人と一緒であるというのなら、
いいと思うのですが、自分が必要とされてない家庭、愛を感じない家庭に、
ただ、生活のために縛られていて、そうであることが正しいことと思い、
我慢し、耐えることは人生もったいないような気がするのです。

黒木さん&岡田さんペアは20歳も年の離れている設定でした。
だから、黒木さんは彼の若さに嫉妬もし、将来、彼が若い女性に
気が向くのではないかという不安も抱えていて、一旦は関係を
終わりにしようとします。
でも、結局は最後、財産や家庭を捨てて、身軽になって、岡田さんの
もとへと行くんですよね。
自分の今の「好き」と思う気持ちを大切にして・・・。
多分ね、思うんだけど、激しく好きだと思える人って、
生きている中で数えるくらいしか会えないような気がします。
だから、その気持ちを大切にすることは大切だなと思うのです。
たとえ、それが、周りから見てやめたほうがいいよってような場合でも。

この映画の途中では、「あぁ、不倫はよくないってことの映画なのかなぁ。」
と思っていたんですけど、最後に、二組それぞれの結末を見て、
一概に悪いとは言えないよなと思えました。

好きでもないのに、好きな振りして楽だから一緒にい続けたり、
お金や見栄のために一緒にいるような関係こそ問題ではないのか?
そう思える作品でした。

それにしても、黒木さん、綺麗でかわいすぎ。(^^;)
とても岡田さんと20歳も差のある年上主婦には見えませんでした。
「息子が18歳の時にたぶらかしたってこと?犯罪よ!」
みたいな、台詞を黒木さんはこの劇中で相手の母親に吐かれるんですけど、
いえいえ、それよりもその美しさが罪です。(^^;)
本当に素敵な方ですよね。
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