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竹林亭白房

一之輔「初天神」@カブメン★落語

□本日落語一席
◆春風亭一之輔「初天神」(衛星劇場『春風亭一之輔のカブメン。』第三回)。
令和3(2021)年6月13日配信。
一之輔の「初天神」は何度か聞いているが、今回のはちょっと特異な「初天神」。強いて言えば、三遊亭白鳥がやりそうな改作である。

初天神へ親子が向って、子どもが駄々をこねて飴玉や団子を買ってもらうというところまでは通常の型である。ところが、ここから、この親子が初天神の縁日でめちゃめちゃな行動をするところから、奉行に訴えられて大岡越前守の裁きを受けることになる。
さらに、奉行が正しい裁きを行うには、実態を見なければならぬという子どもの訴えによって、子の金坊と大岡越前守がつれだって、初天神の縁日へ出かけていく。

大岡越前守は市中へ現れたときは、暴れん坊将軍のように白馬に乗ってやってきたのだが、実のところ、その白馬の中身は金坊の親父八五郎だった。そして、落げへ。

どうでしょう、まさに白鳥の落語ではないか。一之輔もこんなことをするのだと、ちょっとした驚きであった。
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