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山の散歩とひとりごと

・・山 と 花。
・・・と独りごと。

水虫 爪水虫

2007年06月02日 | 水虫
爪水虫になってしまう原因の多くは、足の水虫に薬もつけずにいて広がり
爪にうつってしまった結果です。爪水虫は塗り薬では 治りにくいので
いったん爪水虫になると塗り薬では完治が非常に困難」になり
爪以外も治ることもないのです 爪に白癬菌の住みつきか 菌をばら撒く
からです、爪水虫を治さない限り、足の水虫も治る事はないということに
なります。

一般的に、足の水虫は外用薬を用いて治療することが多いですが、
爪は硬いため外用薬では爪の内部まで薬が浸透せず、完治には非常に
長い時間がかかってしまいます
 それで通常は、爪水虫の治療には抗真菌剤の飲み薬が使用されます。
抗真菌剤を飲むと、胃腸から吸収されて皮膚や爪に運ばれて、
やっと効果がでます。



 
爪水虫の治療に用いる飲み薬には、
グリセオフルビン、イトラコナゾール、テルビナフィンの3種類がありますが、すべて 医療用です

水虫以外の病気 10

2007年05月29日 | 水虫
 水虫の症状に似ている皮膚の病気は

接触性皮膚炎・・・皮膚が赤くなり水ぶくれなどができる
汗疱性湿疹・・・・小さな水ぶくれができ、皮がむけてかゆくなる
カンジダ症・・・・他のカビによる感染で、指の間が白くふやける
他に・・・・・・・細菌による感染症
            などがあります

ご自分で判断するに 紛らわしかったりします
当然 水虫に、水虫の薬を塗れば基本的には治ります
また 塗り方が悪くても改善はしますが、水虫に湿疹の薬
は相性が悪く、悪化させてしまう事もあります

 一度水虫の薬を塗れば、その直後に皮膚科の病院に訪れても
検査で白癬菌が検出できない事もありえます
この場合の判定はどうなるのでしょうか・・。

市販の薬で治療する場合は この場合以外でも同じですが
安易に考えず 治療の方針を迷わないように と思います

爪水虫は基本的に 内服薬によって治療します
ただ これが副作用もあって 続けられない方も
みえます、塗り薬による完治の確認した2例目ですが、
成分は塩酸ブテナフィンです
 簡単に説明しますと 爪にサンドペ-パ-をかけ液をぬり、その上
からクリ-ムを塗り重ねます これを1日3回します
期間は3年かかったとの事です、その間爪が厚くなった時も
サンドペ-パ-が必要です、徐々に治ってきますが 気の遠く
なるような長さですね、私だったら無理かもしれません
 ぜひ その前に治してください。

水虫 09

2007年05月28日 | 水虫
今日は 水虫薬の塗り方の一部を 書きます
一部というのは 自分の中でまとめてなくて
いい加減な内容になるか?とも・・明日休みですが
かなり眠い、おまけにお酒が少し 少しと云うのは
本当ですが、ちょっとぼ~っとしている・・・。

ポイントはいくつか有りますが、その中で
まず、かの有名なラミシ-ルも市販品は1日1回ですね
しかし 処方箋では見る限り1日2回となっています

メ-カ-は1日1回で治ると云ってますが、それは
正確に、しっかり塗り方を守り、おまけに汗や水に流れない
と云う好条件が守られた場合ですよね、実際に 夏に汗が出でば
薬の一部は確実に流れていってしまうでしょうね
 正しく塗られているか どうか?・・大部分の方は
やれていないでしょう、汗が出た時に塗りなおしている方も
ほとんどいない」と思うのは私だけでしょうか

1日3回塗るというのが、ただしい選択と思います

 次に お風呂上りに塗る」と云うのは かなり知られていますが
さらに お風呂で足を洗った後、お風呂を上ってすぐに塗っては
いないでしょうか?・・、そうです 乾いてから塗るのです
それも 患部より少し広めにお願いします

最後に皮膚の厚くなった所を 薄くするのは当然ですが
塗る前に 目の細かいサンドペ-パ-をかけます
無論 軽石はいけません、軽石自体に 白癬菌が繁殖してしまいます
だから 使い捨てにする為に サンドペ-パ-なのです

そして 薬を塗ります、1日2~3回です。いや 3回です!

水虫 08

2007年05月26日 | 水虫
成分による 効果の特徴

各論については、一部を除いて、省略させていただくかも 
知れません
一部正確な情報もありますが、公開するに充分とは
思えないので 未公開のペ-ジのみになるかもしれません
まだ 断念していませんが お許し下さいね

最近の水虫の成分は
  塩酸アモルフィン 塩酸ネチコナゾール 塩酸ブテナフィンなどです
   薬効の特徴は * 白癬菌のいる角質層への浸透性が高い
          * 白癬菌への殺菌効果と発育を阻止する力が従来より強い
          * 薬の角質層への残留時間が長い
          *  当然ですが、従来の耐性菌にも効果がある
   ブテナフィン、テルビナフィン、ベンジルアミン系、アリルアミン系とい
  った 最近の水虫薬は、白癬菌への高い抗菌効果が持続するのが特徴です。

従来の水虫薬の成分は 
  イミダゾール系が主体で
          * 多くのカビに効果があり、副作用が少ない。 
          * 耐性菌ができにくい
  などの特徴があります、また 皮膚への付着力、貯留性を高めて
  1日1回の使用に改良されています。
   もう1つの特徴は
  ほかのものと比べ、白癬菌以外のカビにも広く有効な点が
  大きな特徴です。

そんなところが、成分的にみた薬選びのポイントです、やはり
足指の間のジクジク水虫の時は、充分相談のうえ 薬を選んで
下さい。
 最も大切な事は根気ですから、どんな薬も塗り残し、塗り忘れ
があれば 間違いなく治りませんので・・・。

最近発売の水虫薬07

2007年05月15日 | 水虫
最近までの水虫の外用薬はイミダゾール系の薬が使用されていました。
これらの薬は、白癬菌に対する効果がやや弱いので、1ヶ月ほど塗り続けても
水虫を完治させることは難しいのです、さらに水虫の症状が消えても
数ヶ月間は根気良く治療を続ける必要があります。

しかし、
塩酸ブテナフィン(ブテナロック、スコルバダッシュ、ラマストンMX)、
ラコナゾ-ル(ウインダム、ゼスパ-ト)、
塩酸ネチコナゾール(アトラント)、
塩酸アモロルフィン(ダマリンエ-ス)、
テルビナフィン(ラミシール)
などの抗真菌作用の強い薬が市販され、水虫を短期間で治せることが
できるようになりました。

また、一度皮膚に入ると、しばらく留まって出て行かないという性質
があるので、1日1回の使用で十分な効果を得ることができます。
これらの外用抗真菌剤が次々と発表されるとともに、
外用剤だけでは効果が弱いと云われていた角質増殖型に対しても効果があります

爪水虫にもある程度、効果があると 聞いていますが
まだ 確認していないので 別途書いてUPします
できれば 使用方法もかきますが・・・どこまで確認できますか?

水虫薬の種類(剤形)06

2007年05月15日 | 水虫

水虫薬には、主にクリーム剤、液剤、スプレー剤、軟膏剤などがあります
いずれも皮膚の角質層に限って生息する菌の活動を封じてしまうことができて
高い効果が期待できます。

クリームの水虫薬

有効成分をクリ-ム剤に混ぜ合わせたもので、適量を患部に塗ります
最も標準的な剤型です。
次のような症状の水虫に適しています(その他の症状にも使えます)。

・足の指の間のジクジクした水虫
・水疱でジクジクした水虫
・足裏の厚くなった水虫

液状の水虫薬

有効成分を液体に溶かした剤型で、容器の先がノズルのように細くなって
います、
次のような症状の水虫が適しています(その他の症状にも使えます)。

・足の指の間がカサカサした水虫
・水疱がつぶれていない水虫

しかし、アルコール成分が含まれているので、ただれた患部にはしみて痛みます。刺激の強いときには剤形を変えてみましょう。

スプレ-タイプの水虫薬

有効成分を液体に混ぜ合わせてあります、スプレ-なので 手を汚さずに
広い患部に簡単に塗布できます。
次のような症状の水虫に適しています(その他の症状にも使えます)。

・足の間のカサカサした水虫
・水疱でつぶれていない水虫
・足裏など広範囲に広がる水虫

他には、有効成分をワセリンなどの基材に混ぜ合わせた軟膏とよばれる製剤や
ゲル剤などもあります。

水虫(いつまで塗り続けるか 05

2007年05月12日 | 水虫
水虫の種類、感染した場所や皮膚の厚さなどにより治療にかかる
期間の長さは違ってきますが。
 薬をつけ続けて 治ったように見えても、薬の影響で環境が悪いので
菌は活動を休止しているだけなのです。
ここで薬を塗る事をやめれば、来年また水虫の症状がでます、
間違いなく再発します、大切な事は 症状がなくなったあとも1ヵ月間以上
根気よく治療を続けなければいけません。
皮膚が新陳代謝で入れ替わるまで治療を続けなければいけません。
勝手に自己判断で中断しないように お願いします。

ただし かかとの皮膚は厚いです、その分 皮膚が新しく入れ替わるには
時間がかかります、3ヶ月とも云われます
 これを目安に他の部分でも 塗り続ける期間を考えて下さい

もともと 水虫の外用薬の効き目は 水虫を完全に殺すことではなく、
単に増殖を押さえるだけで、塗ったら 即全滅!いうわけにはいきません
 要するに水虫(白癬菌)を弱らせ、菌糸伸ばすのをやめさせる。
そうやって弱った水虫菌もろとも 古い皮膚は外へ押し出されます。
それが「最低1カ月」という治療の目安になります

おっと 長ければ夏場で 3ヶ月! 冬はもっと長くなる
今からがチャンスです

水虫薬

2007年05月07日 | 水虫
第3世代水虫薬の種類

成分名         商品名        メ-カ-名
塩酸ブテナフィン・・・・・・ブテナロック・・・・・・久光
塩酸ブテナフィン・・・・・・ボレ-メンタックス・・科研
塩酸ブテナフィン・・・・・・スコルバダッシュ ・・ 武田
塩酸ブテナフィン・・・・・・ラマストンMX・・・・・・佐藤
塩酸ネチコナゾ-ル・・・・アトラント・・・・・・・・・エスエス
塩酸テルビナフィン・・・・・ラミシ-ル・・・・・・・・ノバルティス
ラコナゾ-ル・・・・・・・・・ウィンダム・・・・・・・ゼファ-マ
ラコナゾ-ル・・・・・・・・・ゼスパ-ト・・・・・・・全薬
塩酸アモロルフィン・・・・ダマリンエ-ス・・・・大正
塩酸アモロルフィン・・・・ト-ク-ル・・・・・・・・キョ-リン             
商品名、成分名 を UPします
基本的に現在の水虫薬は「以前」と比べて 浸透性が高い
ので、充分な治療効果が期待できます
ただ 白癬菌の耐性と、新成分の効能(例えばカンジタに有効か?)
など、水虫薬の選定、変更に役立つ事を1つの目標に、調べてUP
しなければ、と思っています

再UPしましたが、追加の度に上の部分のしUPしてゆきます

         by ボタン

水虫 04

2007年05月06日 | 水虫
水虫薬は 昔に比べ、格段に浸透力が高くなっています。
どんなタイプの薬を選ぶかは、症状によって多少違いますが 
大きな差は有りません。
液状タイプのものは ジクジク水虫に付けるとしみる事くらいでしょうか、
それより配合成分が大切でしょうね、また本当に水虫?かどうか・・・。

爪水虫は基本的に内服薬を飲んだほうがよいと思います、
ただ ピリドン系シクロピロクスオラミンの水虫薬で爪水虫を
治した経験があります
この場合は爪の先半分で抗生剤を併用しました





水虫03

2007年05月06日 | 水虫
水虫菌(白癬菌)は ケラチナ-ゼという酵素でタンパク、ケラチンをとかして
栄養源としています。
そのため、皮膚の表面についた白癬菌は、角質のなかにもぐり込んでいきます。
あまり深くもぐり込むとケラチンがなくなるため、いつも角質のなかだけで
生きています。

栄養源になるケラチンとは 髪や爪など、皮膚の角層を形作る
タンパク質の総称で、髪や爪を硬ケラチン、皮膚の角質層を軟ケラチン
といいます。

昔から云われる水虫の治療

酢につけるなど、とても角質層の奥まで届きません