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8月6日

2009年08月07日 | よもやま・・・
僕は愛知県で生まれ、縁あって広島で暮らすようになり20年ほどになります。

8月6日。

学校で教わり、テレビで見聞きし、知識として原爆の事は知っていました。

広島では、それがとても身近なことなのです。

父親の世代には、親兄弟、親類、友人、に必ずといっていいほど、被害に遭われた方がいる。

あまりにも、身近な存在である事に戸惑い、よそからきた人間が軽々しく原爆の恐ろしさを
述べるべきではないとさえ考えてしまします。そんなとき、思い出すのが、さだまさしさん
のアルバム「風のおもかげ」の最後に収録されている「祈り」と言う歌です。長崎出身のさ
ださんは広島の原爆の日に長崎で大きな野外コンサート開くなど、平和へのメッセージを発
信し続けています。

その歌の中に「私は祈る以外に 知恵も力も 持たないけれど」という一遍があります。

ああ。まったくその通りで、でも、そのささやかな気持ちが大切なのだと気づかせてくれる、
優しくも、強い歌なのです。






祈り

悲しい蒼さの 広い大空を
小さな鳥が一羽 海を目指してる
鳥を撃たないで 約束の町へ
ひたむきに羽ばたく夢を消さないで

誰もが時の流れに 傷つき疲れ あきらめそして
いつしか生まれた時の 溢れる程の愛を見失う


この町がかつて 燃え尽きた季節に
私達は誓った 繰りかえすまじと
生命を心を 奪い去ってゆく
ちからも言い訳も総て許せない

私は祈る以外に 知恵も力も 持たないけれど
短い花の生命を ささやかなこの愛で染めたい

コメント
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