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高精度マスタークロック D-clockその2

2006年11月15日 | よもやま・・・
何度か、配線をチェックしては 電源を入れて、CDをかけてみる。
だめ。回るんだけど止まってしまう。
操作ボタンを受け付けてくれない。こまったなあ。こんなとき藤本社長の言葉が頭をよぎる。『調子が悪くて、様子を見るためあれこれ長時間電源を入れている。だから壊れる。』だめだめ。さっさと電源をきって広島のサウンドデンに持っていって診てもらおう。

閉店と同時に店を飛び出し、ダッシュで広島へ。症状を話し、松岡店長にX5000を手渡す。「先生!この子は助かるんですか?」チープなドラマのワンシーンだ。
ほどなく、今度は藤本社長がX5000を抱えて、ニコニコしながら戻ってこられた。「こんな、お金にならない仕事を持ってこないでください(笑)」なんおことはない。操作スイッチパネルの配線が45度、間違った角度でさし込まれていただけである。まあ、良く壊れなかったなと我ながら感心してしまいました。

ありがとうございましたと、深々に頭を下げ、とんぼ返りで東広島の店へ。CDプレーヤーX5000をもとの場所にセットしてCDを載せてる。そして、CDを止めるためのスタビライザーを載せ・・・。あれえ~?ない。無い?スタビライザーが無い。サウンドデン特製円錐型スタビライザーは、ステンレス削りだし製。その形と質量を利用して、CDのセンター出しも出来て、固定も出来きてしまうという逸品です。故にこれが無いと、CDが全く聴けない。しーんと静まり帰った店内はなんとも寂しい。どうも、SOUND DENに忘れてきてしまったみたい。自分のドジさ加減にあきれてしまいます。

さて、どおーするかなーぁ。運悪く、明日、明後日はサウンドデンの定休日。すぐに送ってもらっても、丸一日は音楽なしのお仕事である。まじ、どうしよう。
しゃーない。とりあえず、今日は寝よう・・・

翌朝、さてどうしたものか?子供の CDプレーヤー「マランツCD52」でも借りてくるか・・・いやいや、ここは初心に戻ろう。そこで取り出したる、、SONYのD-50。ディスクマン初機号(今風ならばCDウォークマンか)学生の時、バイトして、初めて買った記念すべき思い出のCDプレーヤーである。
Img_0075_1
1984年製、CD誕生からわずか2年目。当時のSONYらしい直線的なデザインの懐かしい製品。しばらく、22年歳のこいつに働いてもらおう。そそくさと配線をすませ、鳴らしてみる。音出し。ちょっと古いJAZZのコンピ物をかける。おー、動いた。がんばるねえ。懐かしさもあってか、結構いけます。でも、ちょっと高域がキツいのでスピーカーのアッテネータを絞る。お、聴き疲れしなそうな音ですね。これで、しばらくしのげそうですよ。

「すいませんでした~!」突然、ポケットからスタビライザーを取り出しながら藤本社長があらわれた!あらびっくり!なんとわざわざ、東広島までスタビライザー1個もってきていただけたのだ。D-Clockに積替えたのに、ASCやDENTECの掲示版に書き込みが無いなーと思ってたところ、お店で僕でスタビライザーを発見。「これが無いけえー、聴けんのじゃ!」と大急ぎでもって来ていただけたのだ。うーん感謝感激!

電話して「お忘れになったんで、郵送しますね。」で終わりなのに。(そりゃ、東京とかは無理だろうけどさ)信じれます?こんな、オーディオショップ、ちょっと無いよね。ホント。変なお店です。(あ、すいません。素敵なお店ですってば!)

そんなこんなでようやく、D-Clockの音が聴けます。やった!

コメント
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