言いたい放題、したい放題

もっと自由に、でも遊ぶだけでいいのか。

幸せの基準

2011-05-31 22:26:37 | Weblog

ナンポドンにロッテデパートが出来て、釜山がまたまた楽しくなった。

新しいデパートを作るって韓国は景気がいいのだ。清涼里のロッテみたいに、ここも吹き抜けで私が秋に行った時は、サーカスをしていた。

デパートに勤めていた関係でイベントをするって、すごいお金がかかるので、ちょっと不景気になるとイベント経費がザクッと削られる。

私がいた時は、景気が良かったせいか、色んな文化催しやタレント達もきていた。石原プロの舘ひろしと有名な専務も一緒にきた。

総務の女の子達は舘ひろしに興味がなかったのか、年寄りの私に「舘ひろしさんにお茶をだしてあげてください」と花を持たせてくれた。

無口な人で専務が「君も板をそろそろしないとね」(板って舞台)というと、やる気がなさそうに黙っていた。帰る時、ダスターコートが風にひるが

えって、ウワァ、ヤッパリさまになってると、その時だけスターだと思った。タレント達と一緒に写真を撮ったりしたけど、ファンでもない限り思い出す事

もない。このデパートに人事課長なんかしていて、そのままいけば、結構な退職金も貰えたのにギャンブルで身を持ち崩し、今はホームレスになっ

ているA氏がいる。正確にはホームレスではない、NPO法人のやっている簡易宿泊所にホームレスを集めて、食事、こざっぱりとした服装とかさ

せているところに住んでいる。

屈託のなさそうな顔をして、のんびり散歩をしている。丁度東電の原発事故があって幹部が憔悴しきった顔を見せていた時だった。

家族からも見捨てられ、一時はどうなるかと思ったA氏が暢気そうに生きていて、今までお金、名誉、地位全てを持っていた人々が一挙に

奈落の底に落とされている。人間なんてなんとかなるし、何が幸せの基準なのかわからない。

今日は5時半集合で大分県の久住山の一つ深山霧島で有名なヒジ岳に様子見に行ってきました。

まだまだ10日先になるでしょう。でもお花はいっぱい。画像は咲き乱れていた「いわかがみ」です。

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釜山をグルメ

2011-05-30 15:32:58 | Weblog

27日の夕方から釜山に出かけてました。

月曜の朝8時に帰ってきました。IACEトラベルの下関~釜山一泊ホテル、オールフリーの一万円の格安料金です。

夕方に乗ると午前8時半には港を出て、帰りは6時まで港に行けばいいので、まる二日遊べます。

今度行ったチング達は、毎日行く温泉チング達です。可笑しかったのは温泉のご夫婦が初めての韓国ツァーに参加していた事です。

奥さんは買い物が免税額を超えたらどうしよう、どうしようと買う前から心配してました。どんだけ買い物をしようとしているのか。

ヴィトンの財布を孫3人に買って、時計を買って、香水を買ってと言っていたけど、いっぺんでロッテのVIP会員になれる。

羨ましい。 ご主人は奥さんを「こいつは、番台に座っていて金を儲けた」と言ってました。銭湯ってそんなに儲かってないと

思うけど、ここの温泉だけは別格。いつもお客さんがすごい。私が1日100人来るかねぇと言ったら、チング達が200人来ると言っていた。

ご主人は「今度行く時は、うちのも一緒に連れていっておくれよ」と二度も言ってました。

しかし奥さんは、臭くて辛いのが嫌いな人なのに、どこをご案内すればいいでしょうか。

今回いつもシクタンは多いけど、どうもいまいち食事の美味いところに当たらないので、サムギョッサル、チゲ、豚足と徹底的に調べていきました。

チゲもサムギョッサルも大満足だったけど、チョッパルいわゆる豚足のお店は大きくて、大繁盛していたけど、私達日本人女性には合わないです。

もう当分豚肉は食べたくない。量が多すぎるし、酒も飲まずに、あれだけの豚肉は無理。

いわゆる豚足の形ではなく、きれいに巻いてあるけど、とに角量が多いので飽きる。3人とも「もう、ここはいい」と辟易しながら帰りました。

チゲは最高。スンドゥプチゲ定食は4000ウォンで、毎日食べたい。2日間行きましたけど。

画像は「さつまいなもり」です。

 

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シークレットガーデンのロケ地

2011-05-25 21:47:34 | Weblog

シークレットガーデンの世界に入り浸っているので、当分この話は続きます。

キムジュオンが社長のLOELデパートってどこにあるの?と検索したら清涼里に出来た新しいロッテデパートだった。

ぜひ、シークレットガーデンロケ地めぐりをしたい。行きたい場所はロッテデパート、キルライムの屋根部屋の家。

ジュオンの家は「冬のソナタ」のミニョンの別荘で一躍有名になった某化粧品メーカーのものらしい。一日ロケ地めぐりツァーで出てるが、17万5千ウォン

と高い。自分で行く。

この荒唐無稽な魂の入れ替わり物語を受け入れられる人と「馬鹿らしい」と頭から拒否する人と、好き嫌いがはっきり別れる。

私は4回も見てしまい、それでも足りず、また1回目から見始めて、自分の粘着質な性格に今更ながら驚く。

このドラマを見てしまうと、普通の韓ドラが見れなくなる。あまりに普通すぎて物足りなく、間延びした会話に見る気がしないし、勿論何も見て

ない。ラストシーンが物足りないという意見もあるけど、私はラストシーンに感動した。

キムジュオンはキルライムの寝顔を見るのが大好きだ。夢の中で悲しくなるとライムは眉間に皺を寄せる。ジュオンは人差し指で皺を伸ばす。

するとキルライムは穏やかな寝顔になる、その顔を見るのが好きだ。

21歳のキムジュオンは「ごめんよ、ごめん」と呟きながら、泣き疲れて寝てしまった17歳のライムの手に自分の手を重ねて深い眠りに落ちる。

私はこの時、ジュオンは事故の記憶を失ったのだと思った。悲しすぎる、辛すぎる事故の記憶に蓋をしなくては、ジュオンはきっと生きられなか

ったのだろう。

記憶を失ってもキルライムの寝顔の眉間の皺がキムジュオンを揺さぶる。眉間の皺を伸ばさずにはいられない。

最初の天気予報もこの物語の全てを暗示しているし、最後のシーンもドラマを見事に締めくくっている。

画像は踊子草。この後雨が3日続いたので次に見た時は殆ど散っていた。花は一期一会のめぐり会い。

この日のこの花との出会いはこれっきりの出会い。次はない。

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シークレットガーデンの魅力

2011-05-23 23:41:30 | Weblog

シークレットガーデンが何故面白いか、ヒョンビンのキムジュオンのキャラクターが最高に面白い。頭はいいのに馬鹿げた事を平気でいい、皆の失笑をか

う。一見かっこいいが、その実運動神経が鈍い。かっこいいのに癇癪を常におこして幼稚さをさらけだす。

しかしこのドラマは面白いだけではなくて深い。ジュオンが頭が悪いから危険な仕事をしていると言った時、ライムが「それなら、お前が何かあっ

た時、本気で心配してくれる友達がいるのか?」と言われた時、ジュオンは返す言葉がない。

韓国ドラマは富裕層と言っても殆ど財閥、の金持ちと普通の一般人の恋物語が多い。日本のドラマではあんまり見たことがないので韓国人

には富裕層に対する憧れが強いのだろう。私は日本で本当の富裕層にあったことがない。

私もデパートに勤めていたので、そこそこの金持ちは知っている。キムジュオンのデパートが年間に一億ウォンの買い物をする人達のVIP専用のラ

ウンジにキルライムが入って事件が起こった。

でも私が勤めていた地方のデパートでも年間日本円で一千万円の買い物をする人はザラではないが、結構いる。その人達が本当の財閥か

といえばそうでもない。上品な人達かといえば、そうでもない。

キムジュオンの本家はホテルやゴルフ場も持ってるし、ジュオンがキルライムに通帳の残高を聞いた時、「そんなには多くない」と

答えたがジュオンは「本当の金持ちは通帳の残高を知らない、刻々とお金が入ってきているから」と言っていた。

私らから見れば、それがどうしたと言いたいところだ。

ジュオンがキルライムに対して「お宅は教養、学歴、財産その他、自分には関係のない世界に住んでいるので、自分が好きになるはずがない」

といい、オスカーが3ヶ月待って買ったゲーム機を3ヶ月貸せという。3ヶ月遊んで飽きたら手放す」という。

キルライムとの関係もゲームみたいなものだと自分に言い聞かせようとするが、ライムは常にジュオンの側にいて一緒に歩いている。

このドラマの魅力は最初から最後までキムジュオンがライムを絶対に手放さないところなのだ。

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1人でいること

2011-05-22 13:40:37 | Weblog

友達の妹の彼はミャンマー人です。

彼はすごく頭がよく東京工大で建築を勉強して今は証券会社に勤めています。ミャンマーが軍事政権なので医者のご両親はイギリスに逃げま

した。祖国に帰ることができません。彼にも妹にも会ったことがあります。彼は結婚に何の価値も認めていないそうです。

だからもう10年以上同棲しています。

セサル君が「覚悟して来なさい」と言われて、どうしても行けなかったのは、束縛されるのが嫌だったからでしょうか?

拘束されるのを無意識のうちに避けたのでしょうか?20代の頃の恋愛って自己中心的で好きだとか愛しているとか言ったところで、

結局自分のことしか考えてない、自分が居心地良かったり、自分が相手を独り占めしたかったり。

でも30代も半ばになると自分の性格もある程度わかってくるし、相手のことも思いやるようになると、かえって結婚にたいして臆病になる

のかな?

結婚という形態に縛られなくてもいいじゃない?自由に生きよう。そういうことなのかな?

まぁ、自由を謳歌して気ままに暮らしてきても、人は老いる。1人で生きるのが寂しくなった時、結婚してもいいし、同棲してもいいし。

温泉に行って、おばさん達に「2.3日来なかったね」と言われた。

「山に行ってたし、彼に会いに行っていた」と言って、シサイのショップで買った木の実のブレスレットを見せて「彼は私を抱いてくれるし、帰る時

演奏が終わって手を振ったら、彼も手を振ってくれるし、お茶もする」と言ったら目をパチクリさせていた。

 

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シークレットガーデン

2011-05-19 23:03:02 | Weblog

久しぶりに韓ドラに夢中になった。

爆笑して泣いて映像の美しさにウットリして、シギョンやTimやヒョンビンの歌声にもウットリ。

韓国人カメラマンのこだわりの画面作りに感心した。

韓国の秋から冬の景色の美しさにヒョンビンとハジウォンの二人が絶妙に絡み合い、テレビなのに映画のような心理描写があちこちにあり、何度

みても見飽きない。

またヒョンビンが久しぶりにかっこいい。

ハジウォンはそんなに美人でもないが、他にどんな女優がこの役を出来るかなと思ったけど、ハジウォン以外には考えられない。ヒョンビンもハジウォ

ンが相手役だったからこそ、あそこまでかっこいいSEOの役が出来ただろう。

ヒョンビン演ずるキャラクターのキムジュオンが最高。変身するのも面白いが、キムジュオンそのままも相当面白い。

ハジウォン演ずるキルライムが「21歳のキムジュオンも好きだ」と言ったけど、私も大好き。

辛すぎる記憶を失っても、閉所恐怖症で死にそうな目にあっても、あの時のあの少女に出会うために13年の月日は必要だったのだ。

最後までキムジュオンのオンマが2人を許さなかったのもいい。一回見たくらいでは各所にばらまかれた伏線を理解できない。

とにかくこんなに面白いドラマを作るなんて、やっぱり韓国ドラマはすごい。

壮大な嘘の中に真実があるのは「仁」と一緒です。

5月10.11.12と大雨が降ったので、満開になることもなく、山芍薬の大群落は静かに幕を閉じました。

登山者のため息が山の斜面中に広がっていました。

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お久しぶりです。お元気でしたか?

2011-05-18 21:30:27 | Weblog

すごくおひさしぶりです。震災以後ブログを続ける意欲がなくなりました。

ブログをやめたら気が楽になったし、居心地がいいのでそのままにしておきました。

結局私はいつも突き詰めて考えることが苦手なので、逃げていたのです。17年前愛犬が死んだ時も3ヶ月もゲームを何時間もしてました。

痴呆になり、近くの神社の池で死んでいた犬の事を直視するには辛すぎたので忘れたふりをしていたと思います。

一ヶ月に一回、近くのお寺さんからお参りにきていただいています。先祖供養を何十年もしているのです。

その時、死んでいった人達のことを一人ひとり、一匹、一匹思い出しています。「ありがとう」と「ごめんよ」を繰り返しながら。

今度の原発で死んでいった牛たちのことも入るでしょう。私は金輪際牛肉を食べまいと決めました。

余りにも人間の身勝手さに牛達にどう言えば許してもらえるでしょうか?

今日、小倉駅で「シサイ」の演奏がありました。久しぶりにセサル君に会ってとても幸せでした。

あの子は34歳になりました。私があの子を下関で見てから14年が経ちました。

私はあの子の幸せをいつも祈っています。あの子が何処で、どんな風に生きていても 幸せなら私も幸せです。

不幸なら私も不幸です。

半年前に紹介してくれた彼女とは別れたと言ってました。エクアドルにも連れて行き、親に紹介したし、日本の彼女の親からも認められて

いたのに、今年3月日本に来る時、「覚悟してきなさい」と彼女から言われて「行くことが出来なかった」と言ってました。

土壇場で逃げてしまったのです。何故か。人の人生を引き受けることの恐れから逃げたのでしょうか?

「絶対、自分の結婚式にはエクアドルに来てくださいね」と言っていたけど、「私があまり年をとり過ぎる前にしてね」と言っておきました。

画像は豊前市、犬が岳のしゃくなげです。原生林の石楠花の山です。山の花にはいつも感動します。肥料も何も人の手が入らないのに

咲く時がくれば咲くし、咲かない時もあるし、老木になって倒れる時もあります。

 

 

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