去る5月12日夜、27年間ご指導を受けてきた、敬愛すべき墨画の翠水先生が食道癌の治療痕の悪化で、亡くなられました。未だ、これから墨画人生をどうすべきか、模索中ですが、1ヶ月ぶりに絵を描いてみました。
私がこの絵を描いた理由の一つは、.ブラジル・リオデジャネイロのコルコバードの丘にある巨大なキリストの像が、なぜか翠水先生の仙人風の姿と重なったからです!
巨大なキリスト像が手をひろげ、神の祝福を祈るコルコバードの丘からのリオの絶景が見渡せる岩山、シュガーローフを描いてみたかったのです。
リオデジャネイロは、ブラジル南東部に位置するリオデジャネイロ州の州都。人口は600万人を超え、サンパウロに次ぐブラジル第二の都市。グアナバラ湾は世界三大美港のひとつ、リオのカーニバルは世界三大カーニバルのひとつに数えられるなど、見どころ満載の国内最大の観光都市です。美しい海岸線、そびえ立つ巨大な岩山の緑が融合した絶景など、都市周辺の美しい文化的景観は「リオデジャネイロ:山と海の間のカリオッカの景観」として、2012年に世界遺産に登録されています。