Weeds diary

普通のことをおおいに楽しむ・・・幸せ日常生活雑感。

直島~南寺

2009-07-30 23:15:07 | art
護王神社を後に整理券をもらう時に指定されていた時間に南寺に集合。
ボランティアの方からの注意事項の説明を受けていよいよ窓の無い建物へ!

南寺は安藤忠雄の建築で内部には「光を物質として捉える作家」といわれる
ジェームズタレルのインスタレーション「Backside of the moon」を体験できます。
ともかく私はこれほどの闇を経験したことがありませんでした。
昔皇帝に仕えた奴隷が主と共にその墓に生きたまま埋められたという話を聞いた時
漆黒の闇に閉ざされるとはどんなに恐ろしいのだろうと想像したことがありましたが
南寺の闇はその記憶が蘇るほど強烈な闇でした。
目を開いてもつぶっても全く変わらない闇そして・・・
ジェームズタレルさんてすごい 生まれ変わったみたいな不思議な経験!

このあと家プロジェクトに一番最初に選ばれた作家宮島達夫の発光ダイオードの
数字きらめく「角屋」、陶器でできた椿の美しい「碁会所」、千住 博の日本画の描かれた「石橋」をめぐり 最後に宇和島在住の作家 大竹伸郎の「はいしゃ」見物。
とっても 元気になりました!

↓本村地区の路地 おしゃれ。 


潮風にさらされたコカコーラの看板!





直島~家プロジェクト

2009-07-27 23:37:15 | art
瀬戸内の旅3日目は呉を早朝に出発して 岡山県宇野港からフェリーに乗って直島へ。
直島は安藤忠雄の建物で有名なベネッセミュージアムのある島です。
特に有名なのが安藤忠雄設計の建物自体も展示物である「地中美術館」。
アメリカだかイギリスの美術雑誌の「行って見たい世界の美術館ベスト10」
みたいなものに選ばれたそうで海外からの見学者も多いそう。

3年前に長女が多摩美のゼミ旅行で行き大感激していたのが印象深く
その後何人かの友人からも評判を聞き どうしても行ってみたかった場所でした。
推薦人の当の娘と学生時代の友人夫妻と訪れることができて大感激!

10時前に島に上陸 午前中に娘一押しの「家プロジェクト」を見物に本村地区へ。
家プロジェクトは島の廃屋を利用してアーティストが滞在してその場所のための
作品を作るという新しい形の芸術活動です。
単に美術品を展示する村おこしではなく 制作された作品のメンテナンスやガイドを
住人が引き受けかかわりを持ち 訪れた人々も点としての作品だけでなく
その町全体を鑑賞するような気持ちになり より多くを受け取ります。

農協の建物でチケット購入。8台位しかない無料の駐車場も空いてました。
一番人気のジェームスタレルの「南寺」は整理券を発行しているというので
まず11時に「南寺」に着き整理券を受け取りました。
見学は11時45分からで10分前に再集合ということで 待つ間一番近い「護王神社」へ。
途中で通る直島八幡様に参拝!
↑写真は八幡様の参道の階段。
左側の直径1mの大木が神社をお守りしています。
そして↓は八幡様の入口の彫像。
関東の鎌倉あたりでは 仁王様が奉られている山門に
お雛さまで飾る「右大臣左大臣」みたいな方々きれいな彩色です!



「家プロジェクト」最初の作品 杉本博司の「護王神社」。
ガラスの塊で作られた階段に圧倒されました。
これ見ただけで「直島に来て良かった!」と胸がいっぱい!

この神社には地下室があって 右側の木陰の入口から入場できます!
人間一人がやっと通れる細い通路をたどって見られるものは・・・
それはやっぱり体験して頂かないと・・・ネ!

道後温泉

2009-07-26 23:17:48 | おいしいもの
旅2日目は呉港からスーパージェットの船で1時間 四国松山に渡り道後温泉へ。
道後温泉には夏目漱石の小説ぼっちゃんで有名な「道後本館」という明治の建造物の温泉があります。
ここは宮崎駿の「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになった建物だそうですが
屋根のてっぺんに開場を知らせる太鼓の置かれた小さな部屋がくっついていて
窓には赤いガラスがはめられていて なんだか不思議な建物です。


金属製の塀にはシンボルの白鷺がデザインされています。
道後温泉は日本書紀にも登場する日本最古の温泉といわれています。
建物裏には大国主命(オオクニヌシノミコト)が弟の少彦名命(スクナヒコノミコト)が重病の折このお湯で病を直し 元気になった少彦名命がその上で舞を舞ったという石「玉の石」もあります。
道後本館は銭湯のように誰でも料金を払えば入浴したり休憩したりすることができて
「外湯」というのだそうです。

お昼は友人セレクトで「道後館」という建築家黒川紀章デザインのホテルの
「四季」というレストランの会席膳に舌鼓!

先付   冬瓜そぼろあん掛け 清流豆腐
吸い物  玉蜀黍すりながし
お造り  鯛 鯵

ガラスのふた付きの器に入った玉蜀黍(トウモロコシ)のスープ 美味!


煮物替り   揚げ茄子の山掛け
焼き物    太刀魚ポテト焼き
揚げ物    大正海老の天婦羅
酢の物    ふかの湯さらし

これに ちりめん山椒のご飯と赤だしの味噌汁に香の物で 満腹!
最後にもう入らないと思いましたがスイカのアイスもペロリと平らげた私 おそろし!

宮島

2009-07-25 23:13:02 | 日常雑感
広島県の呉に住む友人を訪ねて娘と旅に出ました!
大学時代のその友人の結婚式で一度広島を訪れたことはあるのですが
新幹線で4時間もかかること忘れていました!(遠!)
初日は母娘2人で宮島の厳島神社に参拝してから呉に行く計画。
イメージでは厳島神社広島駅のすぐ近くに陸続きor橋で行けるように
思っていました。(島といっても湘南の江ノ島 三浦の城ケ島みたいなかんじ)
今回の旅にあたり調べたら宮島っていうのは地名じゃなくて島の名前。
厳島神社には宮島口というJR駅からフェリーに乗って行くれっきとした島でした!

早朝家を出て やっとこさ昼過ぎに広島到着。
4日分の着替えの入ったトランクは「広島駅のコインロッカーに入れればいいよね」
と思っていましたが 駅のロッカーが全て使用中で早々に挫折!
ガラガラと荷物を引いて在来線に乗り込みました。
20分ほどで宮島口に到着。
ここのコインロッカーには空きがありました。良かった。
宮島に渡ると昔から神の島として崇められていたというだけあって
島全体に霊気溢れる印象でした。

弱い雨がしっとりと地面を濡らし 木々の色を濃く
なんとも落ち着いた柔らかな雰囲気を醸し出しています。
厳島神社には天照大神の3人の姫命(ヒメミコ)が奉られているそうです。
西日本は神話の世界とのつながりが深く 由緒正しい建物が多い!

社殿では十二単を着たお嫁さんを見かけましたが
ここでの結婚式は人気が高いのだそうです。


そしてこんな馬の像がある動物を祭る社もありました!
実物大の白馬にびっくり! だけど可愛い!




クーニャさんの庭

2009-07-13 23:01:46 | お友達
大多喜に住むクーニャさんから先日それはそれは立派な百合の花をいただきました。
白い花びらの中央に濃いピンクのグラデーションが浮かんでなんとも華やかな大輪の百合
王宮に住む皇女のように堂々として気品に満ちた印象でした。

蕾もいっぱいついていて毎日新しい花が咲き 数日間楽しませていただきました。
よほど栄養万点な土で 行き届いた手入れの賜物なのでしょう!
その頃の庭の様子の写真も見せていただきましたが美しくて大感激!

クレマチス・ブッドレア・鉄砲百合などの花が咲き乱れていています。
クーニャさんはのお庭は白の花・紫の花・赤い花とパートごとに色をまとめているので
たぶんいろんな花が咲き乱れてもうるさくならずに統一感が生まれているのだと思います。
珍しい百合もう1種類・・・「ニンフ」という名前だそうです。
ルネサンスの絵画に描かれたニンフのような気高い姿の百合の花ですね!

ボローニャ国際絵本原画展

2009-07-12 23:03:23 | art
娘と板橋区立美術館で7月11日から開催されているイタリア・ボローニャ国際絵本原画展を
見に行きました。(~8/16まで)
ボローニャで毎年開催されている絵本コンクールの入選作品の展覧会で、
子供の本のために制作された作品を5枚1組にすれば 誰でも応募できるので
世界中の新人イラストレーターたちの登竜門となっているそうです。
ボローニャは板橋区と姉妹都市なので 毎年ここで展示されているそうです。

作品は絵本の原画なのでいろいろな種類の作品があり楽しい!
入選者81人には順序はつけられず 中には日本人も18人選ばれていました。
入選者たちの絵本も実際に展示されていて 見ることができ 
また販売しているものもあります。
世界の若く瑞々しい感性の作品に触れることができおもしろかった!
海外の絵本即売コーナー等もあり絵本好きな方にはファンも多いそうで
絵本が大好きな皇后さまも毎年おいでになるそうです。

最寄駅の成増に住む親戚宅にも寄り美味しい昼食をご馳走になり
いっぱいおしゃべりもして 幸せな1日を過ごしました!
Mさん 急な訪問だったのにドライカレーやお豆のサラダの昼食
とってもおいしかったです! ごちそうさま!

別れ 門出

2009-07-12 02:22:53 | 人生

夜景の美しいレストランのテラスで若き同僚のお別れ会。
日々時間に追われ成果を問われる厳しい仕事をこなす職場で
何人の同僚を見送って来たことでしょう!
一緒に働いた仲間が去るのは悲しいことですが
本人が真剣に考えて出した結論なのだと思うと引き止めても無駄!
ならば快く送りたい!
むしろ数年であっても仕事を通してお互いを理解できるチャンスを得たことに感謝!
同じ目標に向かって共に悩み、支えあったことで深い信頼の絆を持てたように
感じるのは私だけのセンタリズムなのかな?
どうですか?Kさん!
この会 終わりがたくて終電までになちゃったのは
みんなあなたとのお別れがいやだったのよね!
最後にとてもいい時間を持てて 良かった!
Kさん お疲れさま! どうもありがとう!



別れ 巣立ち

2009-07-11 23:25:23 | 日常雑感

淡路島に住むパパの受け入れ準備も完了しKちゃんとママ出発です。
旅立ちの朝ばあばとKちゃん記念撮影!
またすぐに会う機会もあるのですが 
2ヶ月以上一緒にいた天使が旅立つのは寂しくて朝からソワソワ!
天使のママも緊張してそわそわ!
「シンカンセンッテ ナニ?」
Kちゃんは みんなのソワソワ関係なしとばかりに 
おっぱい飲んで満足してネンネ!
体重は5.5キロとだいぶ重くなったプクプクKちゃん。

Kちゃん夜には無事 パパの腕の中!
2人の到着を待ち望んでいたパパとても幸せそう!


やんちゃ!

2009-07-09 23:23:32 | Weblog

孫のKちゃん産まれて3ヶ月も経ってないのに!
こんなヤンチャ顔!
きかん気な女の子になりそうな気配です。
母乳だけでこんなにマルマル ふくふくになるなんて
しかもママ お肉は全く食べていないのに!
ママ&ベビーの力って計り知れない!
ぱつぱつに太った腕や足をなでなでして
触覚でコミュニケイションすると
Kは全身で喜びをかえしてくれます!
産まれてきてうれしい!
生きていることがうれしいって!
こんなに小さいのにとても力強いメッセージをくれます。
そう でも全身はまだこんなに小さいの!


なると屋+典 '09七月

2009-07-08 00:50:45 | なると屋+典座
次女が今週いよいよKを連れて旦那さまの待つ淡路島に旅立つことが決まりました。
例により「一番食べたいものは何!」と聞くと「なると屋!」と即答!
鎌倉の「なると屋+典座」丁度月が変わって メニューが新しくなったところで行ってきました。
七月のごはん。

汁椀はかぼちゃと青柚子。実はすっかり裏ごしされていてビシソワズな味噌汁 絶品。
小鉢は冬瓜とモロヘイヤをそれぞれ丁度いい塩梅に火を通して葛をひいただし味で・・・
そしてメイン料理は茄子に蓮根、ズッキーニの薄切りをはさんで海苔で
うすく衣をかけて磯揚げにしています。
その上にほんのりだし味を含ませた生トマトと紫タマネギのスライスが美しい色どりで
高々と盛られています。(残念!私のてっぺんのトマトは落下しました!)
ご飯にも枝豆とトウモロコシと紫蘇が刻んで混ぜられていて
その上 味噌炒めのピーマンまでのっていて かなりのボリューム

次女は 淡路に行ったら イチカワヨウスケさんのお料理はいただけないので
自分で作れるようになりたいと 舌と脳に味を刻み付けるように 
一つ一つ良~く味わっていました!
その間 同行のKちゃんもママを気遣い椅子の上でおとなしく眠っていました。
食事後目の覚めたKちゃん抱っこしてご機嫌な私!