ちっこいチャリ。

折り畳み自転車でゆるく走ってます。

兎にも角にもウサギ年

2011-01-11 01:11:11 | ブロンプトン
2011年1月10日 成人の日。

七草粥を食らって早3日、なかなか正月気分から抜け出せません・・・。
本年は卯年ということで、ピョンピョンと跳躍したい。などと心に決めたつもりでいましたが、
助走でいきなり、けつまづきそうな予感・・・

てことで、本日はグータラ気分を打破すべく、チャリに乗って神社巡りをしてきました。
ウサギみたいにカワイイチャリ、ブロンプトンにて出動です。

・・・

極寒の早朝、太陽とともに行動開始。
時折凍て付く強風が吹き荒れ、身が縮み上がる思いをします。
涙はでるわ鼻水垂れるわで、そりゃあ酷い顔を晒しながら
国道17号 中山道をひたすら北へ向けて驀進。


7時20分、荒川に架かる戸田橋からは、
雪を纏った富士山がオレンジ色に輝いてるのが見えました。

戸田橋を渡り埼玉県入り。
まず目指すは浦和駅の近くに鎮座する神社です。


8時15分、調神社(つきじんじゃ)に到着です。
地元では「つきのみや」という、かっこいい愛称で呼ばれることが多いようです。
また、その社名から「ツキ」に恵まれる神社として信仰されているとのこと。


調神社の御祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)と豊宇気毘売(とようけひめ)
どちらも伊勢神宮で祀られてる神様ですね。
あと、此処には須佐之男命(すさのおのみこと)も一緒に祀られてます。
天照姉さんにあまり迷惑かけないように・・・


社名の「調」を「月」とは同じ読みなので、
月待信仰と結び付き、月の神使とされる兎の石像を狛犬の代わりに置いています。
・・・結局ダジャレじゃん。


手水舎ではウサギがじょろじょろ。


池ではウサギがじゃーじゃー。


御朱印にもウサギキャラ。


ウサギの特大絵馬。
これは年によって変わるのかも・・・

・・・このように此方は、ウサギをかなり全面的に推してます。

それに加えて、今年は言わずと知れた卯年です。
てことでこの神社、例年に比べて初詣客の数がハンパねぇことになってるようです。
俺は朝一の参拝だったからまだ空いていたけど、社務所の開く9時を過ぎると、
どんどん人がやって来ました。
調子に乗って神頼みし過ぎて、神様に「突き」放されることがないようにしないとな。
ん?そりゃ俺の事か?

9時20分、調神社を後にします。
ちょい此処に長居し過ぎたかな・・・。
調神社前の県道を北上し、まずはさいたま新都心駅を目指します。
次にお参りするのは氷川神社です。

・・・


10時丁度。氷川神社表参道の一の鳥居の前にて。
さいたま新都心スーパーアリーナの裏手から北に2kmほど延びる、真っ直ぐな男らしい参道。
氷川神社の御祭神である、須佐之男命の性格を表わしたかのようです。


境内に入り、神橋を渡ると見えてくる朱塗りの楼門。
駅から程近いうえに社格の高い一の宮ということもあり、参拝客が結構多いです。
今日は成人式だし、晴れやかな振袖のお姉ちゃんもお参りに来てるな。


氷川神社の御社殿です。
調神社でも見られた、正月仕様のでっかい賽銭箱がドンッと置かれています。
そりゃぁ神社は今が書き入れ時だからなぁ。

此処は武蔵国の各地、とりわけ埼玉県や東京の北の方に多く見られる、氷川神社の総本社です。
そもそも「大宮」という地名も、この歴史ある神社に由来しています。
そういえば俺、毎年のように地元の氷川さまには初詣に行くけど、総本社に参るのは初めてだな。
今年は最早、初詣ではないけど・・・

この神社の境内には、沢山の摂社・末社があるようです。
全部参拝するには、もっと余裕を持って行動したほうが良さ気ですので、
今日のところは程々にして切り上げます。

氷川神社を後にして、南東に移動。
県道1号 第二産業道路をしばらく進みます。

・・・


次に参拝したのが中山神社。
ご祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、大国主とも呼ばれる須佐之男の子孫です。
こぢんまりとした印象の神社ですが、かつては中氷川神社と呼ばれていた由緒正しい古社です。

先程までの賑やかな神社とは対照的に、人の声はまったくせず
音といえば、時折吹く風に木々がざわめくだけの清々しい空間です。


第二産業道路を南下、芝川に合流しました。
此処から芝川に沿って東に移動です。
そんで、次に参拝する神社が本日最後の目的地となります。

・・・


11時55分、女体神社に・・・にょたいじんじゃ!?

なんか新年早々ドキドキするような名前の神社です。
巫女さんが、あんな事やらこんな事やらしてくれるのか!?

・・と、中二的な妄想が炸裂しそうですが、当然そのような場所である筈がないのでご安心を。


正しくは氷川女體神社、難しい「体」で書きます。
御祭神は奇稲田姫(くしなだひめ)です。
ヤマタノオロチに食われそうになっていたところ、放浪していた須佐之男に助けられ、
この後、彼と結婚なされたお方です。

見沼代用水西縁のほとり、小高い丘の上に鎮座する静かな神社。
里山を思わせる鎮守の森は、「ふるさとの森」として県指定されているそうです。

因みに、
先程参拝した大宮氷川神社と中山神社、そして氷川女體神社は一直線状に等間隔で鎮座しており、
この三社を総合して、一つの氷川神社が形成されていた。と、考える説もあるそうです。
地図上で確認してみると・・・
なるほど、確かに殆ど誤差無く並んでます。
そしてその先には信仰の山、浅間山が・・・

なんかちょっとミステリアスなところが、面白いですね。

・・・


12時20分 再び芝川に合流。
このまま脱兎の如く、芝川サイクリングロードを駆け抜けるぜ!

・・・

13時45分 荒川に合流。
荒サイの燃料補給基地こと「レストランさくら」に、久し振りに入店します。


本日のおすすめバーグを注文。
予想を裏切らない美味さ!エビフライも乗ってて豪華!
でも、ご飯の量が足りないぞ。

あ、知らない内に、さくら全面禁煙になってました。
俺は正直嬉しいんだけど、ちょっと喫煙者のこと迫害し過ぎな気もする・・・


よく見たら、ブロのシフトレバーって、ウサギの顔っぽいシルエットだな


2011年1月10日(月)のルート

自宅~戸田橋~調神社~氷川神社~中山神社~氷川女体神社~
見沼通船堀~レストランさくら~鹿浜橋~自宅

走行距離 60.00km 
走行時間 4時間7分
平均速度 14.5km/h
最高速度 29.1km/h
積算距離 3922.2km(ブロンプトン)



今回のネタと、それほど関係ないけど・・・


年賀状のボツ案を元に、イラスト描きました。
卯年なのでバニーガール・・・ではなく、和風な兎娘とでも言っておくか。
晴れ着の柄がチマチマしてて、意外とめんどくさかったというね・・・

背景は、真壁の町で撮ってきた写真を、フォトショにて加工しただけなので
描いたものじゃありません。


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2 コメント

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ようこそ! (yuckey_2003)
2011-01-11 22:53:24
我が町「浦和」へようこそ!
調神社は人がいないだけで、だいぶ雰囲気が違いますね。
もうちょっと落ち着いたら、もう一度行ってみたいです。
ミステリアスな三社も行かれたのですね。
氷川神社や氷川女体神社は何度か行きましたが、
中川神社はまだ行った事がないので、今年こそはと思ってます。
ブロのシフトレバー、さすが目の付け所が違いますね~(^^。
早朝から寒い中お疲れ様でした。
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Unknown (からす)
2011-01-13 00:52:09
yuckeyさん
新年早々、ホームタウンにお邪魔しました。

調神社は警備員さんが多数配備されていたので、
この日も相当混み合うんだろうな・・・と、
容易に想像できました。
朝で良かった^^;

氷川神社と女体神社は一の宮なのに、
なぜ中氷川神社だけが違うんですかね? 
参拝する側からすれば、あまり位は関係ありませんが・・・。

運転してて、ふと「あれ?これウサギじゃね?」と思いましたもので^^;
でもウサギより、yuckeyさんのブロのシフトレバーのほうが、
かっこいいと思います。
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