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うさぎと日々の暮らしについて

大久野島

2007-03-03 | weblog
竹原市忠海の沖合いに大久野島という島がある。
毒ガス・・・という言葉でわかる方もいらっしゃるかな。
この島はうさぎの多く住む島でも有名
夏はキャンプをする人が多く、その時だけは途中まで車を乗り入れてもOK。
でも島の入り口付近まで。
島内に国民休暇村があり、港からの送迎バスだけが島を走る。
のんびりのどかな瀬戸内の島。

我が家も昔は、ここで毎年キャンプをしていた。
主人の会社の後輩夫婦たち数組と大勢でわいわい楽しかった。
釣りをしたり、バーベキューをしたりしていた。
段々みんな歳を重ね、テントで寝るのがつらくなり(?)
いつしかキャンプはやめてしまった。
我が家はキャンプを始める前から、2人でよく遊びに行っていた。
キャンプをしなくなってからも、うさぎたちの様子を見に行く。
今日は久しぶりに行ってみた。
行くときはいつもうさぎたちにペレットや野菜、果物を持っていく。

今日は途中でペレットを買って行った。
ずいぶん数は減ったような気はするが、それでもあちこちから出てきて
エサをねだる姿は本当にかわいい
うさぎを見つけては立ち止まり、ペレットをやってまた歩いて・・・
の繰り返し。
ただ、うさぎのえさを狙って、カラスが飛んでいる。
そのため、うさぎが怪我をしてしまうこともある。
もちろん、うさぎ同士の喧嘩もあって、怪我をしているうさぎもいる。

国民休暇村のフロントでもペレットを小分けにして売っていた。
子供たちがみんな買ってもらい、あちこちでうさぎたちに与えていた。
私や主人が手にペレットを載せ、うさぎたちが手から食べる姿を見て
子供たちが「すご~い」と喜んでくれた。
そうやってうさぎに触れることができると、子供たちもとても楽しそう
動物をかわいがる気持ちがよくわかって、私もとてもうれしい。

そうやって、数時間島を散策しながら、ペレットを配って歩き、
夕方島を後にした。
港にもたくさんのうさぎがいて、ガサッと音がするとみんな走ってくる。
帰りに気になったのは、ネザーらしき丸顔・耳が短い・小さなうさぎがいたこと。
野生なので撫でたりできる子は少ないが、そのネザーらしき子も無理だった。
中には普通の大きなうさぎだけど、いっぱい撫でさせてくれる子もいた。
しかし、あのネザーらしき子は、あの島で生まれたんだろうか?
どこかから連れてきて置き去りにしてないことを切に願う・・・