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ゆるゆるギリシャ神話

ギリシャ神話のブログ。ギリシャ・ローマ神話を自由に解釈してゆるゆるに紹介。※画像・文章の無断使用は固く禁止しております

アポロン(apollo)

2010年02月04日 00時44分21秒 | オリュンポス12神
太陽神アポロンです。
なんでアポロ(Apollo)って書いてアポロンなのか不思議・・・(´・ω・`)

美しくて知的でスポーツ万能みたいな、理想的な青年として描かれるアポロンは、おそらく、少女マンガ的なキャラクター。

で、その割には失恋が多いんだよね。
イケメンなのかイケメンじゃないのか、なんなんだこのひとは、、、
いやイケメンのはずなんだけどね




アポロンはたくさんエピソードがあるけど、こんなお話もアポロンが出てきます。

アポロンと牧神パンが笛の腕くらべをしたとき、ミダス王はパンの勝利を主張しました。
このためアポロンは、王の耳は愚かだ!と憤り、ミダス王の耳をロバの耳に変えてしまいます。
ここから始まるのが『王様の耳はロバの耳』のお話。

さらに、イソップ寓話では、ミダス王はアポロンの悪口を言い、『触れたものがなんでも黄金になる手』になります。
(また別の話ではミダスに黄金の手を与えたのはディオニュソスとされています。)

この黄金の手の人と、ロバの耳の人が同一人物とは大人になるまで知りませんでした。

それにしてもミダス王ったら、ヤンチャだな!

デメテルと冬

2009年02月21日 23時59分34秒 | オリュンポス12神
オリュンポス十二神のひとり、デメテルは、大地母神です


私のイメージでは怖い母親という感じ。


娘のペルセポネが誘拐された時、怒って探し回ったお話のせいかも。

デメテルにまつわる神話のほとんどは、娘の失踪&発見に関するものだそうです。
このエピソードはおもしろいんだょ

かいつまむとこんな感じ。↓


ペルセポネを誘拐したのは冥界の王ハデス。
お嫁さんにするためにさらったんだYO

愛娘がさらわれて、デメテルが嘆き、大地は完全に枯れ果てました

どうにか機嫌をなおしてもらわないと困る!!( ̄□ ̄;)
人間も神もマジでこまーる!

というわけで、ゼウスがデメテルの元へ使いを送りました

ペルセポネは冥界の柘榴を4粒食べてしまったため、地上に帰ることができず
(※冥界の食べ物を食べると地上に帰れないという掟がある。)
結局、1年の三分の一(4ヶ月)の間だけ、ハデスの元で暮らすことになります。


その4ヶ月間、冬が来て、穀物が実らなくなるのはこのためです
そう、デメテルがキレてるから。




ねぇ。


なんてよくできたお話なの!って思ったよあたしは。

ヘスティア(Hestia

2009年02月20日 23時02分29秒 | オリュンポス12神
ヘスティアはオリュンポス十二神の一人で、かまどを守護する女神です。

ラテン名ではウェスタ、英語名でヴェスタ。
どっちも聞きなれない感じだし
こんなに主要な神なのに、彼女のエピソードは特に無し!


強いて言えば、
アポロンとポセイドンから求婚されたけど、
処女神である彼女はどちらも断ったっていうことくらいじゃないかな


ともかく、性格が温和だというのは、ギリシャ神話的に珍しいことだょ!



オリュンポス十二神

2009年02月19日 23時58分38秒 | オリュンポス12神
オリュンポス十二神・・・って誰と誰と誰と誰?

ってふと思ってね。

ゼウス、ヘラ、アテナあたりは確実に入ってる感じがあるけど
でも他は若干あいまいじゃない?!

ポセイドンでしょ、ハデスでしょ・・・
ん?ハデスは入ってないのかな??


こういうときは、グーグルさんに聞いてみよう(・∀・)
というわけで、調べてみたら下記の通りでした。

ゼウス(神々の王)
ヘラ(ゼウスの妻、結婚や子供を守護する)
ポセイドン(海の王)
アプロディテ(愛と美)
アテナ(知恵や戦の女神)
アポロン(芸術・光明・予言・医療の神)
アルテミス(弓術・狩猟)
アレス(軍神)
ヘルメス(伝令・商業・泥棒・旅行の守護神。)
ヘパイトス(鍛冶)
デメテル(農耕・大地の女神)
ヘスティア(かまどの神)

・・・というラインナップでした!


お酒の神ディオニュソスを入れる場合もあり。
その時はヘスティアが省かれるとか。
でも基本的にはこの十二神がオリュンポス十二神といわれています。

ちなみに、冥界の王ハデスとその妻ペルセポネは、12神には含まれないけれど、
オリュンポス十二神と同格の神なんだよ