せっかくのいい天気、久しぶりに休みらしい休みがとれたので、多摩湖まで歩いてみることにしました。東京西部に住んでいて実は行ったことのない場所で(となりの狭山湖には子どものころ親に連れて行ってもらったらしいです)地図で見て「なんだこのギザギザした湖は!」と気になってしょうがなかった数年来?の熟成しきったささやかな計画が実現しました。
西武新宿線の小平駅をスタート。歩くのは多摩湖自転車道。新緑のこの季節は気持ち良いです。これまで寒い日が多かったせいか一斉に歩いたりサイクリングを楽しんでおられます。やはり東京都内なので細かく道路をよこぎったり踏切で足止めされたりしますが、左右にそびえたつマンション群を気にすることなくマイペースで進めます。
1時間ほど歩き、最後の難関?のS字坂を上がると見えました多摩湖!こんなにきれいだったんだ!
多摩湖東岸、対岸に見える白いのは西武ドーム
もともと東京の貯水池として作られた人造湖(正式名は村山貯水池)だそうなのですが、水がめファンとしてもうれしい景色です。と、どこからともなくケーナの音色…?
緑の中に分け入るのも申し訳ないのでそのまま進みます。湖の一番東側から南岸沿いにくねくねとゆっくり歩き、30分ほどで多摩湖の真ん中の橋に到着。
橋というよりここでいったん堤防で区切られていて東側が下貯水池、西側が上貯水池になっているんですね。と、どこからともなくテナーサックスの音色…?みんな楽器やりたいんだなあ。静寂を求めて歩いてきましたが、こういう音風景は個人的に大好きです。
2時間以上歩き続けることすら久しぶりだったのでリフレッシュ。西武ドームは今日は試合もなく平日の昼間。人のいない球場前でひとりビール飲んでいる俺って…でもたまにはいいもんです。