ちぃログ

"ちぃ"の日常と2羽の文鳥が登場するブログのseason1です♪ 続きは、season2へ。

“ちぃちゃん”へのお手紙

2008-10-06 04:23:04 | お☆様の部屋
ちぃちゃんへ

我が家に来てたった13日目、生後約1ヶ月の命だった"ちぃちゃん"。

手の中にすっぽりと収まってしまう程の、
その小さな身体で一心に餌をねだる姿。
こんなに小さな身体の、どこからそんな声が出るのか不思議に思うくらい、
大きな大きな声で、元気よく鳴いていたね。
ごはんをあげている時、日を追う毎に色々な物に興味を示すようになって、
あっちにヨチヨチ、こっちにヨチヨチ、かと思うといきなり猛ダッシュで走って来たり。
"ちぃちゃん"の世界が、少しずつ広がって行くのを見るのは、とても楽しかった。

何故あの時に・・・。
どうしてもっと早くに・・・。
全うさせてあげられなかった小さな命。

頑張れと言った私に答えるかのように、命の灯をともし続けてくれた。
ごはんを食べる事もできなくなっていたけど、
わずか14gに落ちたその身体で、それでも必死に戦ってくれた。
だから、最後まで諦めたくはなかった。

電球の球が「ふっ」と切れるかの様に、静かに燃え尽きた、小さな小さな命。
頑張れなんて、言わなければ良かった。
ごめんね、ちぃちゃん・・・

何が出来たんだろう?
何をしなければいけなかったんだろう?
失ってから初めて知る、大きな掛替えのない命。



ちぃちゃん。
ちぃちゃんがいなくなってとても寂しいけど、ひとつお知らせがあります。

もうすぐ、また新しい命をお迎えします。
未だに憶い出すと涙が出て来るけど、でも少しだけ、後悔や寂しさを、
一緒に過ごせた日々の楽しさに、代える事ができるようになって来たから。

ちぃちゃんとは一緒に過ごせなかった日々を、その子達と送ることとなるでしょう。
そしていつかまた、楽しかった日々を想い出に代えて過ごす日がやって来るでしょう。

ちぃちゃん、私のところに来てくれてありがとう。
いつか私がみんなと逢えるその日まで、想い出の中で遊ぼうね。





SELF-PITY
                 By:D. H. Lawrence

I never saw a wild thing
sorry for itself.
A small bird will drop frozen dead from a bough
without ever having felt sorry for itself.

自己憐憫
私は、自分自身を哀れむ野生の生き物を見たことはない
小鳥は、凍え死に大枝から落ちても
決して自分自身を哀れとは思わない



※この写真を載せることは、とても悩みました。
 賛否はあるとは思います。ですが、このブログを開設した目的の1つである
「ちぃちゃんを忘れたくない」と言う思いから載せる事にしました。
*画像は一部加工しています。