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「さらば...」
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愛するアーセナルFCからついに愛するセスクが去る日が来たか。
おそらく、このブログで最初で最後のフットボール・ネタ。
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思えば、デニス”アイスマン”ベルカンプのアーセナル移籍とともにグナーズの端くれとなった阿呆烏。 アーセン・ヴェンゲルの監督就任とともに美しくスリリングなアタッキング・フットボールは2000-2005に花を咲かせます。 そして'05-'06シーズンのCL決勝進出を見届け、ベルカンプはレジェンドとしてハイバリーを去ります。 しかし、新しいアーセナルの象徴であるエミレーツ・スタジアムには、阿呆烏の目を釘づけにする若きクラックが誕生していたのです。
U17での活躍(MVP、得点王)で、スカウトの目にとまり、ヴェンゲルの”フレンチな”口説きと、デビッド・デイン副会長(当時)の剛腕により、バルサのカンテラから強奪された16才のフランセスク・ファブレガス。 降り立ったハイバリーのピッチには、おそらく史上最も完璧なMFパトリック・ヴィエイラが君臨していました。 その偉大なるヴィエイラから背番号”4”とキャプテン・マークを引き継ぎ、こんどは、カンテラ時代の憧れであるジョゼップ・グアルデイオラ監督から現役時代の”4”の後継者として”ホーム”に呼び戻されたのですからドラマティックというか、なんというか。
チャビ・エルナンデスの後継者として、最高の1ピースを手に入れ、貪欲に...さらに貪欲に史上最強チームを進化させようとひた走る”ペップ”バルサと、自身の哲学にガンジガラメとなり、弱体化する一方のチームを「最高のスカッド」と嘯き続ける”ヴェンゲル”アーセナル...ああ、不憫じゃ。 あと1年は応援する! たぶん、グダグダ・サッカーを見せつけられ、未練なく「さらばヴェンゲル」といえるはず。
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