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行きたいぞ、上海。

大、大、大好きな上海に
しばし涙のお別れをして
娘と二人、日本に帰ってきました。
今後ともよろしくm(__)m

父親に、電話してみた。

2011年10月31日 21時19分49秒 | Weblog

 私の父は、料理人で

と言っても、職人気質(かたぎ)ってわけじゃ無く

どっちかって言うと、商売人さんで、外向きには愛想のいい

そんな人。

 

愛想が良くっても、ホントはイライラしていたり

ホントはとっても気が短かったり

 

そんな父親が、特に中高生の頃は大嫌いで

就職してからは、少しは理解するものの

やっぱり、好きかと聞かれればあまり好きではなかったかもしれない。

 

私が旦那さんと結婚したくなり

旦那さんがお父さんに貰いうけに来ようとした時

お父さん、小さい頃にお母さんと離婚してしまっているから

なんだかお嬢さんを貰いうけると言うよりは

奥さんを取りあげるみたいで、難易度が高いと。。。

 

旦那さんは、今も私のお父さんに対して、そんな気持ちでいてくれるんやろか。

 

お父さんの事、そんな好きじゃ無かったかもしれないけれど

って言うより、何より

家の仕事手伝うの、好きじゃなかったんだけれど

ひょんな事からお父さんにそっくりの孫先生の授業手伝った時

孫先生は他人だから、彼がイライラしてても

生徒さん帰った後、めちゃめちゃ心の中で

忙しすぎて怒ってる感満載でも

何だか嫌な感じは全然しないで

’私が居るでしょ?’って

笑ってあげられた。ううん、心から笑えた。

 

それで、彼が笑顔になれたら’よーし、じゃ、がんばろ~’って。そんな感じ。

 

言葉にはしない、って言うか、こっぱずかしくって出来ないけれど

初めてあんな気の短い料理人の娘で良かったかもしれないと思った。

 

孫先生曰く、料理人に性格の良いやつは居ないらしい。

決められた時間内にいろんな段取りをして行かなければいけないから

みんな気が短くて、性格が悪いと。

 

それなりに、なっとく

 

で、そんなお父さんに、電話してみた。

素直に、どうしていいか分からないと話してみた。

お父さんは、私の考えを聞く前に

’賛成できない’と私と同じ考えを提示した後

お父さんなりの考えを話す。

 

あと

 

父親に、生まれて初めてkaoriの泣き事を聞いたと言われた。

 

もう、生まれてから40年以上たつけれど、確かに

泣き事を言う前に、常に解決策を提示してきた。

 

どうしていいか分からないなんて、泣いた事は無かったね。

 

そこは、さすが父親。

 

だからこそ、本当に辛いんだろうと。

 

 

まじめに、辛い。