2021年最初の釣行は、1月16日のナイトゲームでの出撃となりました。






日中の気温は4月中旬並みに暖かかったのですが、東京湾には強風注意報が出るほど風が強い!
当初は日没までシーバスジギングでの数釣りを堪能してから、メバカサに切り替える予定が、強い南西風の影響から18:00の出船となりました。
メンバーはビッグウェーブ鍋島氏、田中氏(まだポセイドンネーム無し)、遠藤&田口の両氏、そして私ガルパー徳田の5名での出撃です。
天気予報では夕方から風も落ち着くとの事でしたが、いやいやそんな甘くはなかった…。予想以上の強風に、南に進む船はTDLのアトラクション状態です。
個人的に、ナイトゲームは実に10年ぶりくらいご無沙汰していたので、かなり期待が大きかったのですが、一抹の不安がよぎります。
ウルトラライトなメバリングでは、強風は最大の敵。1gのジグヘッドなんかだと、どこに飛んで行ったのかすら、良く分かりません。
風裏ポイントの湾奥に行くのか?と思いきや、船は南へと移動して行きます。
そして、着いた場所は東京湾シーバスガイドでは有名な某オイルバース。私もかつて、デーゲームシーバスでは幾度もお世話になった場所。
懐かしいなぁー、と思う間も無く、キャプテンからのゴーサイン!
とにかく、船が揺れる揺れる!
しかも、風おもて…。
吹っ飛ばされないように注意しながら、皆一斉にキャスト〜‼️
…で、皆一斉にヒット〜‼️
無限ヒットシーバスの始まりです❣️

今回は首からGoProもどき(格安大陸製)を下げてヒットシーンを撮ろうとしてたので、写真は無く、動画からのキャプチャーですが、肝心な魚と人が映っておらず、すみませんが、雰囲気だけを感じていただけたら…と。
で、船がグワングワンと揺れるのに踏ん張りながら、ワンキャスト・ツーヒットの入れ食い状態❗️
最初だけランディングしてたものの、みんなそのうち面倒になって空中リリースモードに突入!
私は最初からワームのジグヘッドにしてたので一発で乗せられるのですが、シングルフックの性格上、今度は簡単には外れない。
こう言う時でないと、喰わせのタイミングやらワームのダートアクションの練習が出来ないので、ワームにしていたものの、手返しが悪いのがやや難点。
もっとも、ちゃんとランディングする時は、ワームのほうが手返しは良いですが…。
さて、そんなパラダイス状況の中で、ついに船酔いが発生❗️
移動中、寒いからと皆キャビンの中に座っていたのですが、これが意外にも落とし穴だったみたいです。
デーゲームで暖かい季節なら、キャビンの外で景色見たり、鳥山探したりと、色々忙しいから多少揺れていても気にならないのですが、冬場に暗いキャビン内でじっと座っていると、揺れをまともに感じてしまいます。
私も若干やられそうになりましたが、何とか持ち直したほどでした。
そのため、今回気合を入れて参加してくれた、田中氏がダウン…。
入れ食いタイムにも関わらず、痛恨の戦線離脱となってしまいました😭
ほんと、大変でしたね…😱
大揺れの中、暫くは無限ヒットを堪能していた我々ですが、やがていつものパターンで、次第に飽きてくる…。
「ええ〜っ、あと4時間もずっとこれやってんの⁉︎」なんて思ったりして、逆に不安になるような贅沢な悩み……。
数回の釣行で1本取れるかどうかのオカッパラーからしたら、夢のような状況ですが、ボートシーバスの入れ食いは毎回こんな感じ…。
そこで、キャプテンからの提案があり、メバル&カサゴにターゲットを変更。
ポイントは、同じシーバースにあるストラクチャー周り。
ただし、水深は20〜30mはある沖のシーバースですから、ライトなジグヘッドなんかじゃ勝負になりません。
通常のメバリングなら、もっと湾奥のシャローなストラクチャーを攻めるのですが、今回は東京湾のど真ん中。
60g位のシンカー付けたダウンショットリグなんて、誰も用意していません。
なので、ストラクチャーをタイトに攻めるキャスティングでメバルを狙います。

強風で揺れる船から3g程度のジグヘッドを投げるワケですから、ただでさえコントロールが悪いのに、ドンピシャでストラクチャーに打ち込めません😱
1gのジグヘッドなんて投げたら、強風で5mくらい風下に流されちゃうような条件!
それでも、キャプテンがいい感じで船をコントロールしてくれるのですが、何度もキャスティングミスを繰り返す始末…。
状況がタイトなので、バース橋脚のギリギリに通してレンジをキープしなければならないテクニカルな釣りになってしまいました。
誤爆を繰り返しながら、ついに遠藤氏が良型メバルをゲットー!30cmはゆうに超えるナイスなサイズです❗️
「デカいのいるじゃん❣️」
ってな事で、メバルもいることが判明しました。
これをきっかけにメバルの群れているポイントが絞れ、上手く投げ込めればヒット出来ると言う状況に突入しました。

私はティクトのアジスタ3gのジグヘッドに、いつものガルプのベビーサーディン2incを投げてましたが、やはりヒット率は高いようで、最終的に尺メバル3尾にバイト多数で終わりました。
メバリングとしては数が出せませんでしたが、ヒットした型が全て30cmオーバーの良型でしたから、まずまずです。
ちなみに、色々なジグヘッドを使って来ましたが、ティクトのアジスタは糸を通すアイが大きめなので、目の見えないロウガンズの我々的にはとても扱い易いジグヘッドです。スイミングも安定しているので、かなりオススメです!

さて、他のメンバーも尺メバルをゲットし始めたところで、恒例のライントラブルタイムに突入!
振り返ると…。
あれれ、俺しか投げてないじゃん…。
みたいな状況になっていて、みんな夜の揺れる船上で細いラインの扱いに四苦八苦しています。
私はPEの0.3号(6LB)のやや太いかな〜と思うラインでしたが、もっと細いラインを使っていた人は大変だったようですねー。
私も途中でトラブりましたが、リーダーもスナップも放棄して、直結でやりました。
結局、風が強いとワームを取り替えたりする際にも糸フケがロッドに絡んだりして、被害が拡大しちゃったりするワケです。
沖だとどうしても、外道でシーバスが食って来たりするため、リーダー結んだりしちゃうのですが、キャプテンがあとでアドバイスしてくれたように、ナイロンラインの3〜4LB直結のほうが扱い易いみたいですね。
これは、ライントラブルにハマってしまった方々のご様子…。

たくさん投げるためにも、ライントラブルへの対策が課題ですなー。
私もかつて、ゲーム時間の8割くらい、ずっと糸をほどいていた経験があります😱。
個人的に、直結の場合は、ユニノットが簡単で結束が強いと思います。20年以上もこのノット一筋ですが、今まで外れた事はありませんので…。
さて、そんなわけで釣行は終了。
海が荒れてて大変でしたが、ゲーム内容的にはシーバスの無限ヒットも経験出来て面白い釣行でした。
田中氏は可哀想でしたが…😭
深夜近くに帰宅してから、尺メバル3尾と刺身用に2尾だけキープしたシーバスを捌き、翌日いただきました。
メバル2尾を定番の煮付けにしたのがコレ。

やはりデカいメバルは食べ応えがあって良いですねー👍。
天候はイマイチでしたが、メバリングは本当はこれからがハイシーズン。
4月位まで、まだまだイケます。
また、リベンジしたいものですねー。
参加メンバーの皆さん、大変お疲れさまでした。