一言で言うなら大盛り上がり。すさまじかった。個人的にはNHKの比じゃないと思う。
そんな感じで記憶の限りMC中心にお送りしたいと思います。
最初の坂さんMCの後が「冒険者たち」だったのですが、無音の状態が少し長くて皆「?」となったとたんあのイントロ。すごいぞ盛り上がり方が。
ちなみにこの曲とAGESはいまだ最初からリズムがとれません。
坂さん&桜井さんMC
坂「このツアー初めての人(挙手)。関東は結構やっています。川口(あちこちからはーいと挙手)、市川(同)…え?市川きたの?どっちになるんだろう、東から西?西から東?(←どっちが地元かという話)。あとはNHK、あと…ほら、相模大野(いっぱい挙手)!ALFEE初めてって人は(男の人で「初めてー!」)勢いがあっていいですね。すぐに溶け込めると思います。今回、初めての会場があったんですよ。愛媛(客席から「はーい」)え?愛媛だよ?遠いよ?ありがとうございます…愛媛から来た?逆かな?愛媛は半分ぐらいがALFEE初めての人で、面白かったですよ。口あけたまんま。普段は、こっちがこうきたら向こうはこう返す…というツー・スリーの関係ですからね。初めての人も、知らない曲もあるとおもいます。星空のディスタンスやっちゃったからもう知らないとか。春ツアー初めての人は、かなりやっていてスペシャルもありますけど、どれがスペシャルかわかりませんが、周りの反応を見ていただければ。「おおー」となっているのがスペシャルです。さっきの冒険者たちとか。やってはいるんですけど、数はやっていないから」
坂「ALFEE初めての方は、いろんな見方があると思います。最初から全部は難しいから、高見沢さんのファンだったら(両手を顎に持ってくるポーズ)ずっと高見沢さんを見ていてもいいし、桜井さんのファンなら(両手を合わせて拝むポーズ)ずっと拝んでてもいいです。あるいは、ギター好きな人なら、高見沢さん一曲ごとに違うギターだ、羽が生えてる、光ってる、あれは60年ビンテージだ、坂崎さんも変えている、12弦だダブルネックだ、桜井さん、あ、ずっと同じだ。いいんです、ベースは、音のベースですからね。替わっちゃいけないんです。ベースが羽生えたり透明だったりしなくていいんです」
なんかえらい拍手(笑)。で、桜井さん呼び込み。
会場「まさるさーん」
桜「はい、私がまさるさんです」
会場「まさるさまー」
桜「そんな、さまなんてつけていただかなくても」
会場「まさるー」
桜「覚えてろよ。どこの小学校だ」
坂「それ、もっと後のネタ」
桜「それにしても暑いですね。この会場の中なんて、湿度98%」
坂「雨ですね」
桜「皆、平気そうにしているけど、そろそろきているでしょう?私、さっき見てみたら汗びっしょり」
坂「着替えてきた?」
桜「え?いえ。脱いだら風邪ひくしこのまま行きますよ」
ここはまったり
坂「メリハリのメリですからね」
桜「ミュージシャンと思わないで。みんな思ってないでしょうけど。(坂さん)あなた、その姿勢がすでにミュージシャンでないですよ。何のためにギターもってるんですか。漫談ですか」
坂「それではミュージシャンの方をお呼びしましょうかね。高見沢さーん!」
たかみー、舞台袖ではなく、サイド袖から登場
坂「ずっとそこで待っていたの?」
坂「高見沢さんにはあとでいっぱいしゃべっていただきます。ありがたいお話を(たかみー顔の前で違う違うと手を振る)。今年はデビュー35周年で、だからどうしたって話ですけど、いろいろ出ています。つい先日はシングルが出ました。その前には今まで出した40タイトルが出て、その前にはベストアルバムが。犬のアルバムとネコ(訛る)…どこの方言でしょうね。ネコノアルバム(訛る)。えー、次にやる曲は犬猫と関係ないんですが、横浜といえば84年の夏のイベント。そして85年の3Days。その時に出したアルバムから、あなたの歌が聞こえる」
どよめき。桜井さんボーカルの回じゃなかったんだ(笑)。
たかみーMC
高「さすが横浜だね!盛り上がる。意気込みというか、この一曲を逃してなるものかという殺気立った感じが」
あなたの歌が聞こえるについて
高「作った時はあまりにも女々しいって思ったんだけど、周囲のスタッフとかが良いって言って、じゃぁ…という。自分としては思惑が外れた感じ。だから一人で突っ走っちゃいけないんだよね(客席から「えー」的な雰囲気)はい、すみません」
サポメン紹介。タダスケの髪の毛が伸びてきた。
高「(自分の髪の毛さして)目指す?」
ただすけ、とんでもないと手を顔の前でぶんぶん。ずっとしていて、たかみー真似する。マイクスタンドにぶつける。
ALFEEの前身、コンフィデンス。
高「フォークはぶっちゃけ嫌いだった。若い頃って、内に秘めたエネルギーっていうの、どうしていいんだか分からなくて、よく走ってたんだけど。ロックはそういうのにちょうどよかったんだよね。フォークは…。坂崎の家によく泊まりに行ったけど、そこでも走ってたよ。坂崎寝てるのに。ちょっと走ってくるって、人形町をぐるっと」
このツアーでは「YOU GET TO RUN」をやっているのですが、オリジナルを聞くと、ライブでの音の濃さ(?)が凄い。
アンコールはStarShipでした。おおお!
で、コント。
ナレーションはよっこいしょういちのほかに、ジャイアントパンダが来日、この珍獣を見るために長蛇の列で「押さないでください(車掌的ないいかた)」もブーム。
桜井さんは新聞読みながら登場。
桜「横井正一さん見つかったんだー。すごいな。オレだったら大変だよ。ひげは伸び放題。髪の毛抜け放題。笑ったな。いいんだ、髪の毛なんかなくっても。オレには天から授かったこの美声があるから。さ、コンテストも近いし田中角栄の日本列島改造読みながら勉強しよう」
本を取りだす。
桜「改造~改造~インド象~改造~改造~改造しちゃうぞ~二重にしちゃうぞ~しわを取ってツルツルにしちゃうぞ~」
つるつる連呼。なぜか最後が「おじいさんごめんね~」でした。坂さん登場。
坂「おい!なにつるつる言ってるんだよ!何それ(新聞)」
桜「あ、これ、すごいんだよ。ジャイアント馬場が凄い人気で」
坂さん、馬場のモノマネ。
坂「違うよ。ジャイアントパンダだよ。馬場(マネージャー)は向こう(ロビー)にいるよ。それよか、コンテストっていったってオペラじゃないんだから。フォークコンテスト」
練習するにしても先生がうるさい。特に昨日赴任してきた先生。
坂「金髪の」
桜「見た目はいいんだよ。顔も髪もきれいなんだけど、中は腐ってるぞ」
一升瓶に指入れて抜けなくなって、まぬけまぬけを連呼していたら白衣のたかみー登場。
高「まぬけまぬけって誰のことだ」
坂「(桜井さん指さして)コイツです」
高「坂崎、お前、先週エロ本没収したけど」
坂「はい、あげました」
高「たいしたことなかったぞ。また何か持ってるな」
坂「今度はすごいですよ」
と、販促コーナー(笑)。たかみーがテレビ画面の枠を持って、桜井さんがトレーディングカードの大きく引き伸ばしたやつを両手で持ち上げる。最初はたかみー。
高「ストップ!(坂さん&桜井さん停止。たかみーボードを指して)オフクロが好きな髪型です。再生!」
次は坂さんのカードだけど、着ぐるみ?またもストップ。なにやってるんですかね。桜井さんは星ディスの頃のメタルな図。なぜか大喝采。ストップ。メタルですね。
コンテストで優勝するには
高「じゃぁ、ジャロやってみろ」
坂&桜「じゃろってなんじゃろー♪」
高「ガロ!ガロの学生街の喫茶店」
三人で歌う。かっこいー!
坂「何で先生も歌ってるんですか」
高「思わずね。でも、キレイだけど、キレイだけじゃだめだな。アクが欲しい」
ということで、泉谷さんとアリスと南こうせつさんの学生街の喫茶店。最後は森進一、まさこです、みつこです、すくわっと2000回。
頭の良さも必要だ。この成績は酷い!
坂「先生、答えが。先生、答え見えてます」
成績簿の中身はクイズの答えだったらしい(笑)。あの問題出さないだろうな、とか言っている間に抜き打ちテスト。
たかみー、「横」と書く。
高「はい、坂崎」
坂「よこ」
ぴんぽんぴんぽん
高「桜井」
桜「よこはま」
ぶっぶー
たかみー、「幅」と書き足す。
高「よこはば」
桜「なんだよそれ。横浜って言ったら盛り上がるのに」
高「次!」
絵を描き始める(数学は?)可愛い馬(首まで)の絵。
高「坂崎、これは何?」
坂「馬」
高「桜井」
桜「…しまうま」
高「ぶっぶー」
たかみー続きを描く。
桜「ちょっと待てよ。何だよそれ。え?うなぎうまって言いたいの?」
ウナギイヌならぬウナギウマ。たかみー、胴体に「ウナギウマ」と書く。
桜「いるなら連れてこいよ!」
続いて○を書く。
高「坂崎」
坂「太陽」
高「桜井」
桜「月」
書き足し。ジト目で桜井さんを指さす子供。
桜「わかるかそんなの!」
未来が分かるボックスを探そう。
先生もコンテストにでる~実は高校生なんだ!
高「ほら、学ラン着れば」
桜「詰襟が中にはいっちゃってる。髪の毛も」
高「出して」
坂さんと桜井さん、二人していいよなーと髪の毛さわりまくり。
坂「頭の上に乗っけたり」
と二人でタカミーの髪の毛を頭に乗せてみる。
高「そんなことやってるから(ボタン)かけまちがえたじゃないか!」
ボックスは昔の歌に反応する。
高「ということで、グループサウンズの桜井」
桜「オレ、GS部じゃないよ」
高「GS部だよ」
桜「GS部だっけ?」
高「で、チアガール部の坂崎」
坂「チアガール?」
高「曲は、ジュリー!!」
ものすごい盛り上がり。勝手にしやがれ。かっこいい!!!坂さんは青いボンボンでチア、何でか桜井さんも赤いボンボンで熱唱。最後に坂さんY字バランスやろうとして失敗。
ボックスがでてくるけど
高「坂崎、疲れてないか」
しばらく疲れていた坂さん。ボックスに入っていた紙には何が書かれていたか。
桜「検査結果。γGpt高め、血圧やばめ、知能低め、髪の毛薄め」
坂「だいたい合ってるけど」
桜「あってねーよ!」
坂「オレのも検査結果。血圧、横浜マリンターワより高い。身長ない。目は小さいが笑ってない。余計な御世話だ」
コンテストは5人で出ましょう。隣の中学校にドラムできるヤツがいる。昭和初め、大正ぐらいの。
たろーちゃん登場。オプションで帽子とバッグ。学ラン以外自前らしいけど見事にそれっぽい。
桜「戦前の学生ってことは徴兵されたの?」
ただすけはオタク。見事におたく。リュックにメガネにぬいぐるみ?笑っていて直視できませんでした。
スイッチ押すぞ。会場との一体感。みんな他人事と思っちゃだめだよ。
横浜名物一斉に!後ろからシュウマイが聞こえたけど
桜「赤れんがだって」
全員で練習。のっけからOKさすが横浜。本番。もう一回聞きたい!ということで計3回。
すいっちぽちっとな。たかみーナレーション。
高「レコードは発売中止、ギャラまで持ち逃げされます。誰のせいでしょう。出前はいつも最後、海苔弁に海苔が入っていない」
ということなのかどういうことなのか
高「74年8月25日発売予定シングルのB面、危険なりんご!」
かつてない会場の盛り上がり方。私が参加した中で一番のどよめきと興奮でした(笑)。もう凄かったですよ。
二回目アンコールはAffectionに続き夢よ急げ。おおお!
たかみーのMCはじーんときましたが、もう記憶が限界でした…ごめんよたかみー毎度毎度。
最後は三人肩組んで、左右正面のおじぎでした。今回は三人一緒に退場。
そんな感じで。終演は21時45分…すぎ?
ただ、いつも「本日の公演はすべて終了しました」とアナウンスが入ったらすぐに手拍子万歳三唱なのですが、今回はほとんど帰る人もおらずアンコール&手拍子。アナウンスが4回か5回繰り返して、ステージは片付けに入ってるのにアンコール。イベントスタッフが拡声器持ち出して、ようやくお手を拝借、でした。
とにもかくにもすさまじいカナケンでした!