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シャテール・タイムズ

お江戸深川、下町迷宮の路地に迷い込む
・・小さな猫穴を抜けると僕の美味しい
レストラン「シャテール」が・・・

ボルドーグランクリュワイン テイスティング会②!! 

2008年12月04日 | ワイン&お酒との出会い
続いて赤ワイン

上の写真はドメーヌ・ド・シュヴァリエのスタッフ

二人はご夫婦のようです 素敵な奥様ですね羨ましい・・・・


CHアンジェリスも御夫婦とこと


ちなみにこのご夫婦が一番、上手なワインの持ち方をしてくれました



CHグリュ・オ・ラローズの彼は、どうしたのでしょう

表情が硬い・・・・

インド風Mr.ビーンという感じでしょうか




CHオーバージュ・リベラルの広報責任者

とはとても思えないほど、チャーミング

がしかし、既に結婚しているそうです・・・夢破れました




CHタルボの彼は、凄い決め顔・・・確かに格好良いのは分かりますけど

あくまでもメインはワインなので、もう少しボトルが見えやすく・・とは

さすがに言えませんでしたけどね。







ボルドーグランクリュワイン テイスティング会①!! 

2008年12月03日 | ワイン&お酒との出会い
ホテルオークラ東京で開催された

ボルドーのユニオン主催のテイスティング会に参加してきました!!


会場にはたくさんの人が。

1級シャトーはさすがに来日していませんでしたが、これほどグランクリュが

大集合するテイスティング会はめったにありません。


その殆どを占めるのが赤ワインでしたが

私の好きなバルサック・ソーテルヌ地区の貴腐ワインも若干ありました!!

それぞれシャトーの代表者が来日していたので、自慢のワインを手にとっても

らい記念写真を撮ってきました!!

皆にボトルを持って写真を撮らせてほしいとお願いしたのですが

面白いものですね。皆、ボトルの持ち方が全然違う!!




CHクリマン2005





CHラフォリ・ペイラゲイ2005



CHスデュイロー2005



CHギロー 2005




CHクーテ 2005



今回は全て2005年のワインだったので、赤ワインは味わには早すぎ・・・

何とか楽しめたのが、貴腐ワインでした。

ワインと楽しく付きあうための  Q&A No.5

2008年11月23日 | ワイン&お酒との出会い
いろいろインタビューすると面白いですね。

こんな疑問があるんだ??とびっくりします。

今日の疑問も面白かったですね。

本当に勉強になります。


Q5 シャンパンを飲むと二日酔いがきついんだけど、何でかな??

A5 それは・・・・シャンパンのせいではなく、きっと飲酒量の問題ですね

◆◇◆◇解説◆◇◆◇

二日酔いとは一定の時間内に許容量以上のアルコールを

どれだけ摂取したかにより、その度合いが異なります。

シャンパンは特に、口当たりが良いので、ぐいぐいと飲んでしまいがちですが

一般的にビールの倍以上のアルコール度数なので、ビールと同じ感覚で飲んで

しまったら、それは明らかに飲み過ぎなのです。

また、シャンパンは食前酒といわれますが、本来は料理と一緒に楽しむもの。

日本では食中酒という文化があまりないのもこの原因の一つでしょう。

基本的に、食事と一緒に楽しむ場合、二日酔いにはなりにくいのです。


よって、シャンパン云々ではなく、アルコールの過剰摂取が原因だと思われます。

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ワインと楽しく付きあうための  Q&A No.4

2008年11月14日 | ワイン&お酒との出会い
今日は、赤ワインと白ワインの温度に関する質問です

ビールは冷蔵庫で冷やしますよね~ 基本的には

ではワインは??

赤ワインは室温、白ワインは冷やして・・・・というけれど

Q4 赤ワイン、白ワインを飲む時の適温は??

A 赤ワイン:8℃~20℃  白ワイン:5℃~18℃

◆◇◆◇解説◆◇◆◇

結構適温には幅があると思いませんか??

もちろん温度によって味わいは変わってきますから、そのワインをどう飲みたいかによって温度も変わってくるのです


ちなみに 赤ワインも白ワインも共通することですが

冷やせば冷やすほど甘みが弱く感じます

逆に


温度が高いほど甘みが強く感じます

また

【白ワイン 適温の範囲内でも】 

温度が低い→甘みが弱くなる→酸味が目立つ=フレッシュに爽やかに飲みたいときお勧め

温度が高い→甘みが強い→酸味が目立たない=まろやかに飲みたいときにお勧め


【赤ワイン 適温の範囲内でも】


温度が低い→甘みが弱くなる→渋味が目立つ=渋みの少ない軽やかな赤ワインはバランスがとれ味が引き締まるので良い

温度が高い→甘みが強い→渋味が目立たない→渋みの強い重厚なワインは、渋みが抑えられバランスがとれる

がしかし

赤ワインも白ワインも冷やしすぎるとまろやかさや、香りを失ってしまいます!!

ですからたとえば少人数で1本のワインを飲む時は、やや冷やしてから飲み始めると、時間の経過とともにグラスの中で温度が上がってくると、ワインの味が自然に変化していくのを楽しめます

逆に多人数で1本のワインを飲むと、温まるのを待つ前に飲み終わってしまうので
あまり冷やさないように注意しましょう!!


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ワインと楽しく付きあうための  Q&A No.3

2008年11月12日 | ワイン&お酒との出会い
今回のテーマは、これからクリスマスシーズンに大活躍するシャンパンです!!

最近は家庭でシャンパンを飲む人も増えているようです。

そうなると自分で栓を開けなくてはいけませんよね。

そんな時の素朴な質問を先日お客さんからもらったので紹介しますね。




Q3 シャンパン抜くときにポン!!と鳴らすのがマナーなの??

Q3 いいえ 音は立てない方がいいですよ

◆◇◆◇解説◆◇◆◇

シャンパンをあけるときはなるべく音は立てない方がいいのです。

圧力でコルクが持ち上がってきますので、そのままにしておくと

いくら布で覆っても ポン!!という音が出てしまいます。

けどその ポン!! がまるで御祝のクラッカーと混同されてしまっているのか

結構シャンパンをあけるときは良い音ならさないと ダメみたに思っている人が

おおいんです。

ダメな理由は煩いからというより

せっかくワインの中に溶け込んだ炭酸を出来るだけ気化さないようにするため。

あのシュワシュワとグラスの底から湧いてくる泡を守るためなんです。


では音を立てないようにするにはどーすれば良いのか??

◆音をたてないポイント

①コルクについてる針金を緩めたら、コルクを回さず、コルクを抑えて瓶をまわす

②コルクが押し出されてくるので、力を入れて押さえながら、コルクを斜めに倒す。

③そうすると少しコルクと瓶の口の間に隙間ができるので、そこから少しずつ炭酸が抜けていく

※炭酸がシューという音を立てて抜けたら、そのまま5秒程度 そのままの傾きでキープ 少し休ませてあげてください



これでシャンパンの開け方はばっちり!!



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ワインと楽しく付きあうための  Q&A No.2

2008年11月06日 | ワイン&お酒との出会い
Q ワインの飲み頃っていつなんですか??

A 個人的な好みが大いに関わってきます

◆◇◆◇解説◆◇◆◇

フルーツの要素が強い若いワインが好きな人もいれば

フルーツらしさが薄まり、若い時とは異なる味わいに変化した熟成したワインが

好きな人もいます。

同じ柿でも、まだ若くて固いのが好きな人もいれば

完熟して柔らかくなったものが好きな人もいますよね。 

ワインもこれと同じです。


ただ、ワインは熟成すると味が複雑になっていき

今まで遭遇したことのないような味わいかもしれません。

なので、慣れない味=嫌いと決めつけないで、何度かトライしてみてください

そうすると、自然に自分の好きな味の幅が広がっていくと思いますよ。

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ワインと楽しく付きあうための  Q&A No.1

2008年11月03日 | ワイン&お酒との出会い
11月に突入しましたね!!

今月は、日本の街中で一年で最もワインを身近に感じる月です。

その理由はボジョレ・ヌーボ !!

ちなみにシャテールでは特別なリクエストがない限り 

ボジョレー・ヌーボーは用意していないので悪しからず。

さてさて、それはそうとして、なかなか日本はワインが文化として根付かないと

云われていますが、最近、お客さんと話をしていると結構自宅で飲んでる方とかは

増えている気がします。

ただ、そんな中でも多くの人が

ワインは難しくてよく分からない

と言うんですよ。確かに、葡萄の種類も生産国もたくさんありますし

頭がこんがらがるのもよくわかります。

しかも、意外とワイン周りの話で分からないことが多い。

それが、特徴とか料理の合わせ方とか専門的なことであれば聞けるかもしれ

ないですけど、単純なことすぎてなかなか聞けない・・・・

そんな声をよく聞きます。

そんなお客さんも、うちの店では結構気軽に色々と聞けるようで

私たちもハッとするような質問をもらったりして勉強になります。

そんなお客さんから 今更恥ずかしくてなかなか聞けないんですけどいいですか?

をシリーズ化してちょっとずつQ&A方式で発表していきたいと思います。



Q1 ワインに賞味期限が書いていないんだけど、賞味期限はないの??


A1 ありますが・・・・表示は難しい

◆◇◆◇解説◆◇◆◇

ワインと一概に言っても

①産地
②生産者
③作られた年

などによって、いろんなタイプがあります。
長い期間熟成するものありますし、早く飲んだ方が良いワインもあります。

たとえ①~③が同じ条件のワインでも

保存状況によって大きな違いが出てきてしまいます。

生産者は、一度世に送り出したワインが、どのような保存をされるか分かりません。

よって賞味期限を明記するのは至難の業なわけです。


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ワインの生命力って凄い!!

2008年10月16日 | ワイン&お酒との出会い
写真のワインは、ジョセフ・ドルーアンのシャブリ1976年です。
32年前の白ワイン。しかも只の村名ワイン。
とても白ワインとは思えない黄金色ですよね。このワイン、開けたのは17日前。
開けた時は、まるで水のようになっていたので、そのまま殆ど飲まずに栓をしておきました。

そして17日後・・・・・・どうなっているかを確かめたところ

ほ~驚きの発見です。

白ワインという領域を超え、まるで熟成したシェリーのよう。
これをシェリーですと言われて出されたら、分かりません正直。
まるで水だった白ワインが抜栓後、17日間を経てこう生まれ変わるとは
想像もしていませんでした。

ワインの生命力にただ脱帽です。

皆さんも「ワインはあけたらすぐ飲まないといけない」と思っていませんか?
もちろん、あけてすぐ飲まないと美味しくなくなってしまうワインも実際にあります。只、ワインは生き物です。その生命力は千差万別ですが
もし、お家でワインをボトルであけた時、無理して全部飲み干すのではなく、残ったら栓をして、翌日、翌々日などに飲み比べてみるのも面白いかもしれません。
どんなタイミングが一番美味しいかは飲んでみないとわかりませんからね。

ちなみに私の経験上一番美味しくなるまでに時間がかかったワインは

最長は抜栓してから3週間後

も必要でした。

皆さんも色々、試してみてくださいね!!





1988年の5リットルワインでお祝!!

2008年03月07日 | ワイン&お酒との出会い
本日のお客様はご近所の会社の皆様!!

スタッフがタイで御世話になったKさんの送別会をシャテールで開いてくれました!!

そこで、我々からのお祝ということで

珍しいワインを用意しました!!

1988年のドゥカ・ディ・サラパルータのシチリアワイン!!

しかも5ℓ=約ワイン7本分です!!



このワイナリーは、もともと貴族が、商売目的ではなく、各国からの伯爵や大使などの来賓用に使うワインを造るために設立したのがはじまりです。

シチリアワインの品質を著しく向上させた第一人者として

チリリアワインの父と称されています!!

まず、どこを探してもコレが最後の1本だと思います。

かなり重いので、写真にも写っている空ビンに詰め替えて、サーブしました!!



シチリアのワイン・・・・ということで少し心配していたのですが

開けてみたら香も華やかで、丁度飲み頃!!

飲ませてもらったら、美味しかった!!

Kさんもとっても喜んでくれたので良かったです。


もう中身は無いでけど、空瓶はディスプレイで飾ってあるので、是非お越しの際には見てみてください。

なかなかこんな大きなビンは見る機会もないと思いますよ。




ボロボロのワイン・・・しかし中身は素晴らしい!!

2008年03月05日 | ワイン&お酒との出会い
見てください。このほとんどラベルの残っていない、このワインを!!

一応、フランスはブルゴーニュ地方の赤ワイン

もう少し詳しく説明すると⇒1970年のサントネー というワインです。

このボトルから、その面影を見ることは出来ません。


しか~し中身はいたって健全!!というよりむしろ

想像していたものより遥かに美味しかったのです。

ワインは空けてみないと本当にわからないものだと

改めて思った今日この頃でした。