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悲しみの城からの脱出

親からの呪縛から自分を解放するためのブログ

被害者意識を育てる共感・寄り添いへの危機感

2025-03-10 18:00:00 | 過去のこと・気付き(家族以外)

前回の記事で、間違った共感・

寄り添いは被害者意識を助長

するだけだという記事を書いた。

(記事は、こちら

でも、こんな意見もあるだろう。

 

本人が気付くかどうかは

貴方に関係ないことでは?

あくまで、自己責任では?

 

たしかに、そんな考え方もある。

だが、そのような人によって、

本当に、共感・寄り添いが必要な

人達が孤立して困ってたとしても、

同じことが言えるだろうか?

それも自己責任とは言い切れないと

碧音は考えている。

 

 

それは、碧音自身、母親を擁護する

ママ友たちに自分のつらい状況を

理解するどころか、疲れ切っているのに

 

お母さん、大変だから

手伝ってあげてね

 

妹さんも病気でつらい思い

たくさんしてるから

我慢することも大事

 

こんなことを言われて、困りごとを

相談できない状況に追い込まれたのだ。

両親と同罪ではないだろうか。

しかも、碧音は、ネグレクトされて

きつかろうがヤングケアラーとしても

頑張っていた。

 

 

なのに、追い打ちをかけられるように

このような言葉かけしかしてもらえない

状況で、碧音は、どうすればよかったのか?

正直に言おう。

 

 

両親や妹への労いの言葉は

迷惑以外の何者でもなかった

 

 

ついでに言うなら、労ってもらう

べきは碧音の方である。

でも、まだ、頑張れと言われる現状。

碧音のケース一つとっても、共感・

寄り添いをする相手が、本当のことを

言ってるかどうかを確認するのは、

非常に大事だと考えているのだ。

なぜなら、被害者意識の強い人は、

 

事実を言っていない

可能性が非常に高い

 

所謂、話を盛ってる可能性が高いのだ。

これが、本当に、共感・寄り添いを

必要としている人に届かない原因の

一つになっている。

碧音からすると、共感・寄り添いを

する前に、必ず、やってほしいことがある。

 

事実確認

 

2人以上いるのであれば、全ての人の

話を聞いた上で、共感・寄り添いが

必要かどうか見極めてもらいたい。

そうでないと、本当に、共感・寄り添いを

必要な人にまで、こんな暴言が

投げつけられることになるのだ。

 

ただ単に、甘えてるだけでしょ

自意識過剰なんじゃない?

被害者意識強すぎ

 

本当の被害者に対して、こんな言葉を

叩きつけるのは、正直、どうかと思う。

問題は、共感・寄り添う人が、

寄り添うべき相手を間違ってることだ。

 

 

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親戚の不幸は試練の時

2025-01-28 18:30:00 | 過去のこと・気付き(家族以外)

先日、親戚に不幸があった。

碧音は、親戚とは疎遠にしている。

碧音の両親と同じく、親戚も、

何でも言うことを聞く子供の頃の

碧音と同じように軽く扱う人が

多いからだ。

 

 

このことに気付くまでに、

何十年もかかった。

そして、今回、初めて、

親戚に反抗することになる。

つまり、参列しないという

意思表示をしたのだ。

 

 

ちなみに、今、親戚で碧音の

連絡先を知っているのは、

実家を継いだ叔父だけである。

妹を含め、それ以外の叔母たちは、

一切、連絡先を教えていない。

妹には一つだけメアドを教えてある。

 

 

電話番号は教えていない。

これだけでも楽になった。

実家を継いだ叔父に教えておけば、

他の家に嫁いだ叔母たちに文句は

言えないだろうと考えたからだ。

つまり、叔父を味方にした。

 

 

だからと言って、仲がいい

わけではない。

叔母たちに比べると、若干、話が

通じる程度の違いしかない。

男尊女卑の考えが強めなのは

全く変わらない。

 

 

そして、今回の修羅場は、

ここから始まる。

今回亡くなった義理の叔父家族は、

かなりの田舎に住んでいる。

葬儀の食事などは、その地域の

女性たちが作るのだ。

 

 

つまり、参列する場合、参列者と

して振舞われるのではなく、

手伝いで使われる立場である。

精神的に不安定になっている

状態で、そんなことができる

とは思えない。

 

 

ただ、叔父の圧がすごいのだ。

恐らく、叔母から碧音が来ない

ことを責められたのかもしれない。

だが、碧音の両親の葬儀の時、

従兄妹たちはお香典を現金書留で

送ってきただけだ。

 

 

それと同じように、うちも、

お香典を送るだけにすると意向を

伝えたが、人手がいるのか、

叔父は食い下がる。

 

 

仕方ないので、うちとは、元々、

必要最低限のお付き合いで、

冠婚葬祭以外で顔を合わせる

こともなかったこと(従兄妹達の

結婚式も両親のみ)、両親のときも

お香典を送っただけの従兄妹達と

同じようにお香典だけ送りますと、

こちらの意向を、改めて、伝えた。

 

 

親戚にすると、初めて、自分たちの

思い通りに、碧音を動かせなかった。

今まで、困った風を装えば、碧音は、

渋々でも手伝っていたからだ。

 

 

それでも、しつこくされたが、

他の従兄妹たちは参列しなかったのに、

なぜ、うちは参列して手伝いに参加

しなければならないのか説明を

求めたが、家族だからの繰り返しだ。

 

 

というか… 碧音は家族ではない

個人からすれば、ただの義理の姪だ。

そこまでの不義理ではないと思うが、

これまでの行動が、このようなことを

招いてしまった。

この年からでも、きちんと境界線を

引かないといけないと感じた一件だ。

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2024年を振り返って思うこと ー 虐待サバイバー視点① ー

2024-12-22 15:00:00 | 過去のこと・気付き(家族以外)

今年も、残り10日となった。

タイトルにあるように、碧音は、

性的虐待を受けて育った。

 

 

今年、一番きつかったのは、

初めは、某アイドル事務所社長の

性的虐待報道と被害者の会の人の

自死報道、共同親権問題で、

DVで逃げた親子が被害を受けた

当時の音声を流す特集報道、

最後は、検事がセクハラを受けた

報道を見てしまったことだった。

 

 

これは、被害者が悪いわけでもない、

報道が悪いわけでもない。

当然、性的虐待をされた碧音が

悪いわけでもない。

責めるべきは、性虐待を日常的に

行った父親である。

 

 

この報道によって、精神的な衝撃

だけでなく、身体的な症状でも、

本当に、悩まされ続けた。

ダメージを喰らっては立て直し、

立て直した頃に、また、別の

報道でダメージを喰らうの

繰り返しだったように思う。

 

 

これが原因で、今年はニュースを

見ることができなくなった。

なので、今年1年、世の中で、

何が起きて、どんな事件が

起きたのか全く知らない。

とにかく、精神的、身体的不調を

安定させることに集中していた

1年だった。

 

 

今は、比較的、落ち着いている。

なので、当時起こったことを

詳しく書いていこうと思う。

(数回に分けていきます)

 

 

まず、某アイドルの事務所社長の

性加害報道と被害者の会の一人の

自死報道について。

報道では、具体的に、何をされたか

詳細は報道されてなかったと思う。

だが、被害者の一人が自死したこと、

その妻へのインタビューを聞き、

あることを思い出したことから、

精神的に不安定になっていく。

 

 

思い出したことを書いていこう。

碧音が高校生の頃、趣味を通じて、

大学生の男性と知り合った。

一人暮らししてる男性の自宅に、

興味のあるものがあり、見せて

あげるよと誘われて自宅に行った。

趣味の話で盛り上がり、ひと段落

した時、ふいに、男性がまじめな

顔で、こう言ったのだ。

 

 

俺さ、この部屋で姉の友人に

襲われたんだ

 

 

それから、その時、どういう状況で

襲われたのか、泣きそうな顔で

話をされたことがある。

彼の話では、相手は姉の友人で

家族に相談できない苦しさ、誰に

相談したらいいか分からない、

しかも、男性が女性に襲われたと

話したところで信じてもらえるのか…

襲ったのは自分ではないかと

責められるのではないか、

そして、何よりも、一人の

人間としてのプライドが

ズタズタに切り裂かれていた。

 

 

話を聞きながら、正直、なぜ、

私?と思っていたが、恐らく、

知り合ったばかりで縁が切れても

問題ない人間だったからかも

しれないし、同じ性被害に遭った

者同士、同じ臭いを感じたの

かもしれない。

 

 

ちなみに、当時、碧音は、自分が

父親からされてたことが性虐待と

全く認識してなかった。

当時、男性は男性らしく強くあれ、

女性は女性らしく… という

価値観が根強く残っていた時代。

なので、人間としてもそうだが、

男性として強くいられなかった

ことも、彼を苦しめていた。

 

 

内容が重いため、ここで、一旦、

締めようと思う。

私が、この記事を書くことに

したのは、性被害に遭った人間が、

 

 

周囲の知らないところで

どんな苦しみを抱え

どんなことを恥と感じ

どんなことで悩み

どんなことが生活に

支障がでるのか

 

 

を知ってもらうためである。

 

 

 

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