8月の終わりに痛風の発作が起こった。
ヨーロッパから帰国し富士山のライブを終えて帰宅した翌朝
コンクリートブロックを落とされたか、スレッジハンマーで叩かれたかのような痛みで飛び起きた
5~6年前から発作が出るようになって、最初は何かにぶつけたのかと整形外科へ行ったら
「痛風です」と宣告された
痛み止めを飲んでたら3日ほどで治ってしまったのでたいして気にもとめなかった。
発作は大体年に一回くらいで、一番最後に起きたのは昨年の秋だった。
今回の症状は今までの中で一番ひどかったのですぐに内科で診察してもらった
靴は履けないので裸足のままサンダル履き
少し強めの痛み止めと座薬ももらった。
そのおかげで
痛みと腫れは少しづつ引いてきて、日常生活にはほぼ支障を来さなくなってきたのだが・・・
左に比べ右の親指は太く、しかも外反母趾のように曲がってしまった。
その出っ張った部分を触ると3週間経った今でも激痛が走る。
そして指を曲げることがほとんどできなくなった。麻痺して関節が固まってしまったようだ。
自転車のシューズはもともとキツめなので履くことすらできない。仕事でも革靴は無理でサンダルを履いている。
サンダルのspdシューズなら履けるのだが・・・
ペダリングがうまくできなくなった。
親指の痛みをかばうように漕がなければというのが一番の理由だが、それとはべつに
足首がうまく動かせないのだ。
そして膝にも違和感がある。
麻痺が指だけでなく足首にも膝にも起こっているのかも知れない。
今月になって3回ほど自転車に乗ってみたが、サンダルでも山登りをすると指先に痛みが走り休みながらじゃないとスカイラインを上ることができなかった。
平坦は大丈夫かと1000の試走(一部)がてら盛岡まで300キロ走ろうかと思ったのだが松島の先で痛みに耐えられず断念。
土曜日の仕事が終わって夜9時前に寝ずに自宅をスタートした。きっと1000の後半は睡魔との戦いになるはずだからと思い寝ずのスタートにしたのだ。
大河原あたりからずっと雨。岩沼から閖上に向かい県道10号線のなにもない暗い道を走ってたら急につまらなくなった。
海のそばで、震災で亡くなった人達の事を思わずにはいられなかった。
雨で濡れた黒い路面とトラックが撒き散らす水しぶき。
おまけにパンク。泣きっ面に蜂とはこんなことを言うのだろう。
どうしてだろう。PBPで睡魔以上につまらなさでリタイアしてしまったことを思い出した。
それでもなんとか仙台港、多賀城、塩釜と進んだが、深夜3時頃松島駅で休んでたらもう走りたくなくなってしまった。
少し逆風だったのと深夜ということを抜きにしてもペースが上がらないのだ。踏んでるつもりなのにスピードメーターは22kmくらいしか差さない。
おかしいなこの道だったら26~27kmは出るはずなのに・・・
親指を触ってみたら熱を持っていて炎症が起こっていた。足首が思うように回せない。
こんな状態じゃ1000はおろか10月の200の試走だってできるかどうか・・・
130km走って、とうとう足が止まってしまった。
明日また病院に行くのだが、これから治療(再発予防)始まるんだと思う。
帰りにPA-3ヨーグルト買ってこようかな
ちょっと躓かない人は石ころに気がつかないんです。
そういうことがあってきっとみんな強く優しくなれるんですよ。神様からもらった時間です。体も大事にしてくださいね。
でも夢をあきらめずに現実と向かい合ってゆこうって決めました。
有難うございます。