育児怪説ちゃらら版

ちゃら子の日々

タイマーの使い方

2010-04-30 | ちゃら子録
ある夕方。会社で、音を切っていた携帯電話の着信に「自宅」表示がいくつも。ちゃら子からです。留守電には、「5時30分に○○くんと××公園で待ち合わせしてるねん。行っていい?」と。次の留守電も、焦った声で「行ってええやろ?もう時間やねん。○○くん待っとおねん。国語の劇の練習やねん」…

自宅へかけ直しても誰も出ず。結局、オトウさんに電話して「30分だけ」と許可を取って、一人で出かけてしまったのでした…。

そのうち、近所のママさんからメール。「ちゃら子ちゃん、一人で出かけているのを見かけたよ。大丈夫かな?」。非常に焦ってしまいました!家に帰ると、ちょうどご近所ママさんとご機嫌で帰ってくるちゃら子を発見。心配して、一緒にいてくれたのです。感謝…

「こんな時間に一人で出かけちゃだめでしょ!!」(でもオトウさんがいいと言った…)

「××公園に行ってお友達とは会えたの!?」(会えんかったけど、△△ちゃんとかがおったから遊んだ。横断歩道、手ぇあげて渡ったで)

見通しが悪くて信号のない横断歩道です。それを一人で渡るなんて…いつも歩道だけを通って行っている場所なのに。「もう!!!」と怒りが頂点に達した頃、「ピーピーピーピー」。ちゃら子です。「30分だけ」という約束を守るため、キッチンタイマーを持って出かけていたのでした。

怒りモードをあざ笑うかのような脳天気な電子音。時間切れ、ということで、その場は一応収拾。キッチンタイマーに救われた?

意外な使い方を知った出来事でした。

賢い子が育っています?

2010-04-28 | ちゃら子録
「賢い子が育つ家」。そんなテーマの本が結構あります。有名な○○先生監修で、「親子の会話が子どもを賢くする」「親子共有の本棚を置こう」などと書いてあります。そしてもう一つ、「ホワイトボード活用のすすめ」です。家族共有の場に置き、子どもにお絵かきさせる、ほめられて子ども大喜び、みたいな。

それに習ったわけではありませんが、ホームセンターに行ったときに、ちゃら子が欲しがるので、ホワイトボードを買い、好きに使わせています。絵を描いたり、やりたいことを書き出したりして楽しそうに使っていましたが、先日書いた「今週のめあて」にはびっくり。

「パパをやっつける」

泣き顔のオトウさんの顔をかき、隣りには勝利の笑顔でしょうか、自分の顔です。

そして、少しずつオトウさんの顔を消していき…ほんっとに弱そうな情けない顔に…

父と子のありのままの姿を表現した、スバラシイ作品です。ホワイトボードの効果でしょうか!?

「からが割れた」

2010-04-23 | ちゃら子録

子どもの言葉の表現に、「なるほど」と思うことって多いですよね? ある夜のピアノの練習。なかなかできなくて、教えるオトウさんに泣きながら「できん、できん、わからん~!!!」とやっていた翌日。その箇所ができそうな気配に。

すると、「今、からだのからが割れた!」。

しかしまた、ひっかかります。そしたら、「またからがひっついてきた…」。

できたりできなかったり。でも、出来たときは「やったー!!」とガッツポーズ。ピアノの練習なのに、まるで何かと闘っているようなちゃら子ですが、がんばってできた時のうれしい気持ちって、大事ですよね。

ピアノは、音楽が好きな子になってほしい、自分を表現するものを持ってほしい、などの理由で習わせたい、と思いました。別にピアノじゃなくてもいいんです。がんばってもできなかったり、悔しくて泣いたり、そういう気持ちをたくさん経験してほしいなあと思うわけです。

話は変わって、今年度、ちゃら子のクラスの「PTA学級委員」の1人に選ばれてしまいました。適当な投票制なので、出席番号の上から埋まりがちなんですよ。先日、各係を決める会合がありました。ホントは広報がやりたかったけど、「お友達と広報やりたいからあなたは○○をやってもらえる?」と言われ、控えめなワタシは自己主張できずに○○委員に。この世で一番したくない系統の仕事だったので24時間ほど落ち込みましたが、復活しました。

苦手なことにもチャレンジ!できなくてもあきらめるな!って、子どもに言ってますからね。ちゃら子の姿勢を見習って、がんばろっと。


楽なテスト?

2010-04-16 | ちゃら子録
朝、7時半ごろには学校へ行く準備を完了し、出発するまでの数分、ちゃら子は本を読んだり少しだけ勉強チックなことをするのを目標にしています。簡単な計算ドリルなどをやれば頭が目覚めていいだろうな、と。

朝からギャーギャー言い合いたくないので、ぱっと見でできない算数の文章題や賢い脳を作るパズル問題というのは、避けたいのが本音。問題の意味すらも「わからん」連発になり、親も付き合う余裕はないので…

しかしある朝、ちゃら子が選んだのは、ちょっと難しげな算数文章題ドリル。

「この『ハイラクテスト』をやる。これがいい!!」と言い張りました。正しくは「ハイクラステスト」。しかし、親の薦めは聞かないので放っておきました。

するとすぐに、「やっぱ、これむずかしいわ。らくちゃうな」だって。「らくなテスト」だと思って選んだようです。


そこで優しく提案しました。「簡単な計算ドリルにしとけば~? 難しいのは夜やったらいいじゃん」と。

するとちゃら子、「むずかしいもんは夜やってもむずかしいねんで!!」。

…確かに!

年の数え方

2010-04-14 | ちゃら子録
いわゆる「ママ友」の間で微妙な話題と言えば、やはり、「年齢」でしょうか。同年代かどうかは、よく見ていたテレビ番組や若い頃の流行などが話題になれば何となく「同じくらいかな」とか、「うわ、若そう…」という判断材料になるわけです。

あるお友達のお宅で結婚式写真が飾られており、メークやドレスの雰囲気がモロ同時代。「年、近そうだね~」と気軽に話しかけたら、「キャー、年をばらしたらコロすわよ」と笑顔で言われ、これまた複雑な思いがしたものです。だって、それほどスゴイ年だってことでしょ??

ある日、ちゃら子に聞きました。「ママと○○ちゃんのママはどっちが若いと思う?」と。すると、なるほど~な答えが返ってきました。

「ママの方が若いで。だって、○○ちゃんはちゃら子より年上なんやから、○○ちゃんのママも年いっとおはずやろ?だからちゃら子のママの方が若いねん」


いいね~、この考え方。「名回答」です!

2年生の気持ち

2010-04-02 | ちゃら子録
新年度。ちゃら子は2年生です。春休みなので毎日、学童へ通っています。春休みの宿題って緊迫感ないと思いませんか?「出さなくていいんじゃない?」なんて言っているお母さんがいましたが、いくらなんでもそれはないですよね。

学童には1時間程度勉強できるものを持っていくことになっています。国語の宿題を一つ持って行ったのですが、「ちゃんとできた?」と聞くと、「全然」と当然のように答えが返ってきました。何だと~!と思いつつ理由を聞くと…

「はずかしかってん。きょうから新しい1年生がおったからな、はずかしくて、できひんかってん」

あはは、なんか分かる気もする。「去年の今ごろ、ちゃら子たちが入って、2年生の子は恥ずかしかったんだろうね」と言うと、それは違うらしい。

「きょねんは、2年生、めっちゃエラそうやったで」

ほんと? 1年生にはそう見えるのかな? はずかしくて勉強できなかったと話すちゃら子ですが、新1年生からしたら、勉強もせずにいるその態度がエラそうに見えるのかもしれないですね~