冬晴の雲間流るる月の舟

風強く凜として立つ冬のバラ

洗面所の窓からみえる二輪の濃いピンクのバラ。懸命に木枯らしに立っているようにです。〓

冬晴の雲間流るる月白し

朝の青空に白い下弦の月が流れてる。白い雲の合間に動いているように。

初霰スキップして登校子

まだ眠いまだまだ眠い小春かな

こんな状態で、うとうとしてしまいました。風邪を引きました。皆さんも注意して下さい。〓

木枯やジャズの流れる台所

ジャズ、シャンソが良いですね。

少女らの足にしぐるる祭りかな

午前中、小学校の文化祭でした。〓

暮れなずむ信号待ちの鰯雲

「の」に推敲

窓にさす光のひくく冬はじめ

推敲

百舌鳴くや陣取る子らの二人あり

推敲と添削 良くなりました。〓

月の風呂ものみえぬもの囲みけり

昼から見えている月、夜には西に傾いています。露天風呂に入っていると、目に見えないものに季節を感じます〓

百舌鳴くや陣取り遊ふ子らの声

百舌鳴くや陣取り遊ふ子の声

百舌は今頃は、縄張りを取るために鳴くそうです。「百舌の高鳴き」と言われるのはこの頃です。〓