■演出:パク・キョンリョル
■脚本:マ・ジュヒ
■出演:イ・チャンフン チェ・ウォニョン オ・ユナ イ・ヨンウン オ・シネ ペク・ミニョン イ・ソンヨル
■2011年(全120話)■原題:당신이 잠든 사이
このドラマも ローラーコースタードラマというのかしら?
次から次に事件が起きて。
そのひとつ、二つでも 十分に一つのドラマが展開されるほどの材料でありながら。
視聴者に次から次へと投げかけて行きます。
二組の夫婦が主人公です。
かたや、 病院の栄養士とその亭主
その亭主の昔の恋人はその病院の産婦人科の医者で、 嫁がそこにかかることになり。
双子の出産を控えて・・・ この二組みが出会うことから。
この出産が危険な状態へ。 そして、なんと子供を失うどころか、子宮までも失い、植物人間へ。
その状態の間に、 彼女の亭主とこの医者が それぞれ離婚して結婚しちゃうと まあ、 とても信じられない展開で。
この植物状態だった栄養士の彼女が 医者の元亭主の会社に入社して実力を発揮して
徐々に復讐へと見せていくのですが・・・・
実は、この医者は 学生時代に交通事故で人を死なせており、彼女の代理で刑務所に入っていたのが、この栄養士の元亭主。
そして、この交通事故で死んだ人は 栄養士の行方不明の父親。
この元亭主が肝臓が悪くなり、植物状態の間に離婚した元嫁から肝臓の移植を受ける・・・・ なんて事もありましたね~~
女医は医療事故の責任や この交通事故の責任を認めず、
プライドの高い女性で、 どういう風に展開するのだろう?と 心配していましたが。
最終回。
栄養士の前で謝る事の出来ないこの女医さんが、 法律で裁かれようとします。
自分が妊娠中であることを情状酌量の切り札にせずに。
最後まで立派な人物だった栄養士が 自分で上告を辞めます。 彼女の子供の為にも。
それは、 自分の子供の墓の前で 女医が謝って涙する姿を見ることが出来たからでした・・・
ラストは、一度は別れたこの女医の元亭主との関係が
2年後。 二人が楽しみにしていた双子の縁組ということで男女というより、 父母という関係で結ばれるようです。
途中、途中、 「え~~」と思いながらも、 続きが気になって、見なくてはおれないドラマでした。
まさに、韓国ドラマの典型のひとつ。 激しい。 狭い社会での人間関係のドロドロ。
そして、誰でもが納得する気持ちの良いエンディングへと。
ここまで見ると、もう、最初の方なんて、忘れちゃっているかもしれませんが。
久しぶりに見た女医の元亭主イ・チャンフンは「プロポーズ」などに出ていた男優さんですよね。 あとは「ソドンヨ」
栄養士さんの方は、「フルハウス」 そして、女医さんは、もう悪女の似合うオ・ユナさんです。
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