「90日、愛する時間」

■脚本：　パク・ヘヨン
■演出：　オ・ジョンロク
■キャスト：　 キム・ハヌル、カン・ジファン、チョン・ヘヨン、ユン・ヒソクなど

■放送：MBC：2006-11-15　～
■原題：90일 사랑항 시간


初回、2回目と視聴に付き合っていた家族から、「幾ら韓国でも、こんなの無しだろう～　ひどい話だ！　ひどすぎる」と凄いブーイングだったのです。

そして「暗すぎる～」

確かにこの時点で、止めておけば良かったかも。　


それにもかかわらず、見てしまいました。　
やはり、『頑張れ、クムスン』のジェヒを引きずってカンジファンが見たかったのと、ヨンハとの 『オンエア』のキムハヌルとあれば・・・
実は、キムハヌルさんは　ちょっと苦手な女優さんです。
このドラマで、めちゃくちゃ、スタイルが良かったです。　

まず、チェジュ島での高校生の思い出からのスタート。　　全員高校生には無理過ぎます。　初恋もいとこ同士ということでの別れ。（韓国はいとこ同士で結婚出来ないのですね）
　　
そして、もう一度、大学生。　　やっと実年齢と近くなって・・・

アメリカに移住して誰にも干渉されずに結婚するなどと言っておいて、
違う女と結婚の理由もちゃんと話さずの別れ！

ストーリーが　ありえないを越えていたのではないかと・・
確かに、最終回、涙を流している私でした。

でも　自分があと3ヶ月の命と分かったその時。
初恋の人に会いたいというのまでは理解できるとしても。
自分の妻、相手の夫を苦しめてまで　一緒に暮らしたいなどと思うでしょうか。

この所が　どうしても、クリアにならないので、　見ていて気持ちが入り込んでいけません。

それにしては、最終回、　死んだ後のジファンが　幽霊となって、残した家族や恋人を見守るシーンは　余りにも良い人過ぎ。

あれで、チャラ！なんて、ならないでしょうが・・・


死がわかったら、恋人の心をかき乱さず、死後に届ける手紙ぐらいがせめてものやって良いこと。

あるいは、自分の死を知らせず　・・・


初恋の人に会いたいという気持ちになる事は　分かったとしても・・・・

妻も子供もいるんですから・・・・・・・・・