
■原題:너는 내운명
■KBS2008年5月~2009年1月
■出演:ユナ 「9回裏2アウト」「シンデレラマン」
パク・ジェジョン 「アイ・アム・セム」
最終話は40・6%を取ったイルイルドラマです。
その数字が示すように、最終話までストーリーがテンコ盛りで、先が読めませんでした。セビョクとホセという二人の若者の恋愛を軸に・・・
お決まりのお金持ちと貧乏一家という対立に加え、このお金持ちの家でかつてはお手伝いさんと運転手で働いていたという難しい立場を作り上げます。
この貧乏な家の希望の星であったはずの医者になった娘はセビョクを避けようとして交通事故で死に、この彼女の角膜をもらってセビョクが目が見えて希望に輝くあたりからドラマはスタート。
両家の間での恋愛の長男、次男、いとこ、セビョク・・・とそれぞれあって。
やっと結婚できたセビョクとホセだったのですが。 ホセの母が、どうしようもないくらいセビョクが嫌いで・・・ 物語的に、どうすればこの母の氷の心を溶かす事が出来るか?と思っていると・・
こうきましたか?
白血病になり。 骨髄移植しか助かる道は無い。 その適合者はセビョク。 ところが、アメリカからやってきた強烈キャラのセビョクの生みの母も実は白血病で 娘の骨髄があれば助かるかもしれない。
その究極の選択で
生みの母が「私は大丈夫だから、先に姑へ移植して」と娘に言います。
姑は元気になるのですが。 この母は急変して亡くなってしまいます。 お蔭で姑はセビョクを受け入れるようになるのですけど・・・・
養子の問題、臓器提供の問題・・と 視聴者の意識に訴える力もありました。
でも、ホセが強い母親の元で、しっかりしない物だから、随分いらいらしましたが。 たんに、ストーリーの展開上、そういう風になったのか、それとも韓国のオンマはこんなにも息子に対して強く、息子はこんなにも弱いものなのか・・・
セビョク役のユナがだんだん可愛くなってきました。 で、後半のお嫁さんルックは、やっぱり、似合いませんでした。 髪の毛を上げて、似合わない服を着せられているようで。 もちろんドラマの上で必要だったのですが。
市長の奥さんのダンスの先生との恋愛とか、この娘と医者先生との恋愛も、今から思うと、ずっと昔の出来事みたいにも。
長男の嫁の元ダンナとか、絶対許せない奴もいつのまにか善人になって愛すべきキャラとなっているのはイルイルドラマお決まりのパターンですけど、最後まで楽しませてもらいました。
主役の二人の演技はちょっと頼りなく心配にもなったけれど、脇役のベテラン俳優さん達が上手に固めてくれてましたね。
ユナは歌手だから仕方ないのかな?
でもホセはもう一歩!セリフの棒読み、目の落ち着きのなさetc気になりました。
ま、そんな役どころだったんでしょうか?
長男の嫁の娘の父?とか、忘れるところでした。
ああいう悪人ぶっているのが、いつも
棒つきキャンディーをぺろぺろなめているのが、最近、鼻につきます(笑)
ホセ君、役柄なのか、実力なのか・・・ 私も演技が気になりました(衛星劇場では結構力いれていますけど)
ユナの唇かむのとかも・・・
ユナの生母のビックリ眼と化粧も・・・笑えます。
ここでは、市長の妻に演技賞をあげたいかな。