最終回にかけて、あれこれ想像が膨らんでいて。
1・ギルドンとイノクが結ばれて欲しいと思いながら・・・ いや、無理だろう
2.チャンフィとの結婚式は 避けられないだろうか・・・その時は亡くなったおじいちゃんが買ってくれた方のカンザシをつけているだろうか
3・活貧党は最後には壊滅しちゃうんだろうか・・・ いや、もしかして、チャンフィ王側近の’ムクイヌさん’が 活貧党に参加したりするだろうか
4・兄を助けてくれと願い出たギルドンは 裏切られた事を知って自分から王と対決する事になるだろうか
ま、あれこれあったのですが。 どれも悲しい結末を覚悟していました。
チャンフィ王が王座にあれほど執着するとは、思っていなかったのですけど。(ま、そうでないと、王政がひっくり返って、歴史が変わってしまう事になりますよね。 )
上の私の想像を裏切ってくれて、悲しさを忘れて、希望のあるエンディングに作ってくれました。
ギルドンとイノクの結婚式が見れなかったのが、とーーっても残念ですが。 元党首と姉御の結婚式が見れたし。
最後のシーンは 空から降ってくる沢山の火の付いた矢。 これが、悲しいのに、ひどく美しく感じました。
初め、ぶっ飛んでいて、ちょっと付いていけるか?と心配した滑り出しだったのですが。 回を重ねる毎に、登場人物達に感情移入が出来てとても楽しかったです。
人気の秘密はあれこれあると思いますが。
***女性陣
イノク 私は、イノクの人物像がとても新鮮でひきつける物があったと高く評価しています。 策略をめぐらす政治の世界にあって、とてもまっすぐで正しい。 そして、間抜けで頭が悪いと自分でも分かっていて。 そこがまたまた魅力です。 世の中にすれていない彼女があったからこそ、二人の男達もそれぞれに魅力が伝わるわけですし。
ウネ 彼女と対極にあった両班の娘、ウネも、魅力的で、無鉄砲で小悪魔的で自分のやりたい事がしっかりわかっていて。 この女優さんもとても存在感がありました。
姐御 活貧党のこの彼女も美しく魅力的でした。 世の中にすれていないイノクに対して、、世の中のことは全てお見通しだよって、大人の彼女。 お色気も・・
チャンフィを育てた商団の女ボス。 あちこちで見る顔ですが、今回はとてもファッショナブル。 笠の前についたレースのカーテン、真っ赤な唇、鋭い大きな目がとても印象的
***男性陣
ギルドン 色んなドラマの中で出てくる有名人物だったので、まずはビックリ。 ホンギルドンというのは、両班の息子でありながら、正妻の子で無かったので息子とならず、義賊として生きる事になったのですね。
世が世なら。 素晴らしい革命家なのですが。 (いつも身分制度の厳しい時代劇を見ていて、どうして革命が無かったのか・・・不思議だったので。 もう初めっから彼を応援してしまいました)
最初はいいかげんな息子が だんだんと世の中を変えなくてはと・・使命感を感じるようになります。 お説教くさくなくって、上手いメッセージです。
カンジファンのパーマの髪型とか衣装。 棒に両手をかけてゆっくり歩くポーズ。 私の頭の中には、こういうギルドン像が刻み込まれました。
ちなみに 両班の姿も様になっていたと思っています。
チャンフィ 年々、良い味出してきたな・・・と思う成長中の俳優さんの グンソク君。 前髪をたらして顔を半分隠したところから見つめる目。 とても美しかったです。 王の座についてからは、 彼の変える事の出来ない世界との対決。 ギルドンと違って、縛られている物が多い彼。 きっと役作りが難しかったのではないかと思いますけど。
王になって幸せというより、 苦悩の始まりのようでした。
イノクに、「私みたいな間抜けが后になっても大丈夫なの? もし子供が馬鹿でも王になるの?」といわれるシーンがありましたが。 王制の矛盾をうまく突いていたと思いました。
ウネの父 俗物代表の彼ですけど。 笑わせどころがいつも上手いです。 出世の本を出したり。 新しい王の前で、最後尾についていたり。
活貧党の仲間 彼らが飛びぬけて明るく陽気で
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パンチャン(メインの他に、あれこれ出てくるおかず)が沢山で美味しいのが 韓国のご飯の特徴だと思いますが。 これは最近ドラマでも感じている事。
韓国ドラマの面白さ、迫力、エネルギーは この主人公達の周りに描かれる登場人物達の味わいによって決まるのではないだろうかと。 ご飯と一緒。 あれこれ魅力的なので、全部で楽しいのだと。
このホンギルドンはストーリーも、キャスティングも映像もよく出来ていたと思っています。 あ、そうそう、キャラによって異なるテーマメロディーもとても良かったです。
そして、何より良かったのは、主人公の恋愛が可愛く描かれていたので、ニコニコしながら、うっとりと見せてもらえた事かな。
「完全攻略マニュアル」でジファン自身も「撮影がとても寒かった」と言っていましたが、映像で見る人物達の吐く息がとても白くて大量で、それを見る度にどんなに寒いのだろうと思って見ていたことでした。
ストーリーを思い出しながら・・・ 快刀 ホンギルドン FAN'S MV
21話まで視聴の記事・・・ここ 12話まで視聴の記事・・・ここ 8話まで視聴の記事・・・ここ ホンギルドン完全攻略マニュアル視聴の記事・・・ここ
ドラマのHP・・・ここ
最後の最後、韓ドラお得意の何か教訓めいた物を言いたい部分、あれに関しては、私はいらないかなあ・・・
ラストの現代の駅の階段のホームレス状態の男。 2回繰り返して確認しました。 男の子をつれてホンギルドンの話しをしながら全国を回っていた そう、ホンギルドン本人を鍛えていたあの和尚さんの現代の姿(笑)でした。
もっと色んな登場人物が散りばめられているかと思ったのですけど。 彼だけでしたね。
ホンギルドンは あの伝説の姿のまま・・・
最後のあの矢の後、全員が死んだのですよね。はっきりと言ってくれたのだと思ったのですけど。 見せてくれなくって救われました。
あいまいにするよりは、けじめをつけてくれて・・・私的には、納得しました。
あの春の美しさ。 次の世界への生の芽吹き。 きっと彼の魂や思いは受け継がれたのだと。
今から思い出しても、イノクとギルドンの台詞、表情が可愛くって。 あの前をはだけた王様にも最後は感情移入できましたし。
そんなあれこれとは関係なく、外野の一般ピープルの存在も妙に納得。
政治の世界を皮肉っていながら、
純な気持ちをたっぷりと見せてくれて、
私にしたら、もう十分な作品です。
ついに終わってしまいましたね。
すごく好きだったので寂しい。二度目だけどやはり面白かったです。
色々と想像してしまいますよね。
悲しいラストを覚悟してたんですね。
うーん、あのラストで評価が下がった人もいたようです。
でも、私はあの沢山の火矢が、悲しく残酷なのだけどキレイだとも。
もうちょっと、曖昧で希望を持たせてほしいラストでした。
あれじゃ、ほんとに全滅したとしか思えないし(涙)
私もこのドラマ、マヌケなイノクが一番可愛くて、ドラマの味を出していたかと。
ギルドンとイノクの明るい恋が、面白くも切なくもあり。
ウネが 冷静で賢いのが、最後まで残酷だったので驚きでした。
でも、かわいそうなウネでもありました。
もう、ホンギルドン!のイメージは、カン・ジファンの 棒を両手にかけて~歩く姿しか、想像できません。
チャンフィも最後には結局、自分の世界を守ることを選択でしたね。
チス(ムク犬)が、活貧党に入ると予想~とは、びっくり。
夢の世界であり、現実には不可能でした。
最後の階段のシーン、あれはヘミョン和尚役の俳優さんに見えたのですけど。